本や雑誌が売れない時代となり、出版社の数も減り、本屋の閉店や倒産も増えている時代です。雑誌などの編集者もリストラにあって、転職先を模索している人も少なく無いのが現状です。

編集というスキルは改めて考えてみると、意外と特殊な技能かもしれません。紙媒体の編集者は、みなどこへ転職しているのでしょう?ネットコンテンツやweb媒体の編集などに、たくさんの人材が流れていると聞きますが、本当なのでしょうか?

編集者の転職理由

かなり前から活字離れが叫ばれ、出版業界は斜陽産業だと言われてきました。以前は新聞や雑誌などから得ていた情報も、今では紙媒体よりもインターネットでの検索、電子媒体での情報収集に変化してきました。

辞典や辞書も電子化され、学校の教科書でさえ、タブレット端末に移行しようかと言われている時代、出版社や取次店の倒産、書店の閉業や閉店も相次いでいます。花形の人気職業であった編集者も、否応なくリストラや転職せざるを得ない状況になりつつあります。

既存の出版物での売り上げだけでは、広告収入も得られなくなってきましたので、各出版社は既存の出版事業からの脱却と、クロスメディア強化の道を模索して、ビジネスモデルをシフトしています。新しいビジネスモデルに柔軟に対応できる人材は別として、従来の編集者感覚やプライドが捨てられない人には、厳しい時代です。

従来の読者であった人々、情報の受け手であった人たちが、今や自ら情報発信者となる時代です。SNSなどで積極的に情報を発信しシェアしていく、つながろうとする、虚実入り乱れた世界となりつつあります。

こんな混沌の情報が溢れる時代だからこそ、編集者のスキルを有効に活用できる新たなシーンもあります。

編集者の転職先としてのwebコンテンツディレクター

紙媒体での編集の基礎知識やスキルは、もちろんwebでも十分に活用できます。コンテンツを読者にわかりやすく伝えるという編集者の仕事は、紙でもwebでも変わりません。見出しのつけ方、誤字や漢字表記、言葉の正しい使い方や選択、プロのライターでもミスは多々あります。

誰もが情報発信できる時代だからこそ、第三者の目でチェックされ、推敲・校正された記事は貴重です。

誤字脱字の多い記事を平気で掲載しているメディアは、いい加減な印象を与えてしまいますし、ずさんな記事は信ぴょう性に欠けます。気軽にスマホやタブレットで眺めるコンテンツだからこそ、目につきやすく、わかりやすく、より多くの人に正しく伝えられる技術を求めて、編集者のスキルを役立てようという傾向が強まっています。

webコンテンツの企画から、ライターへのアサイン、依頼・作成・チェック校正、公開まで流れは出版物と変わりません。大きく異なるのはスピード感や、時代の流れに敏感に反応する嗅覚やセンスかもしれません。

ベテランの紙媒体の編集者にも、webでのコツを習得したり、自ら開発したりしてwebマガジンやインターネットなどのメディアで活躍している人が大勢います。

Web編集者(コンテンツディレクター) 求人例として

  • ECサイト企画制作職
  • webマガジン企画・編集職
  • 無料マンガアプリ会社の編集職

大切なのは、変なこだわりやプライドを捨てて新しいメディアに対応できる柔軟性です。テクノロジーの進化は、メディア業界の根本を一変させていますし、まだ現在進行中の嵐のさなかですから、しなやかに乗りこなしていく必要があります。

編集者が他業界で活用できるスキル

最近は女性ファッション雑誌に、豪華な付録がついて売れているケースもあるように、広告やグッズなどの企画に長けている編集者も少なくありません。ブランドとのコラボ企画で付録を活用して、雑誌コンテンツをリアルな物品、通販とシンクロさせているケースもあります。

商品企画やデザイン、素材選択から工場での製造管理まで担当している編集者は、ブランドメーカー社員に匹敵するスキルです。マーケティングや宣伝、販促やPRのスキルや、進行管理やマネジメントなどでのディレクター的なスキルを持っている人もいます。

編集者から転職成功例として

  • 広告制作ディレクション職
  • 商業施設やファッションビルに強いマーケティング会社の編集ライター職
  • 女性ファッションカタログに強みを持つ編集プロダクション
  • 企業広報活動のプランニング及び企画制作、PR会社

PR会社に転職して、編集能力を活用した広報スキルを身につけ、マスコミとの関係構築を中心としたメディアプロモーターなども転職可能です。広報やPRなどは、メディア経験者が優遇されやすい傾向があり、企画やライティング、ディレクションなど、編集者の持っているスキルが生かせる仕事です。企画からプロモーションまでこなせるようになれば、怖いものなしでしょう。

編集者の転職活動まとめ

紙媒体の編集者の転職先としては、やはりweb媒体が多いですが、企画から公開まで一貫して対応できるような、ディレクション能力が大切です。異業種への半歩ずらした転職でも、編集で培ったスキルが活用できる場面はあります。職人気質な編集技術よりも、ITとの親和性や企画力を強くアピールできれば転職成功への道も開けます。

まずはキャリアカウンセリングで、転職先の選択肢を広げてみることがおすすめです。優秀な編集者の能力で活躍できる場所は、転職エージェントが知っています。

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