未経験者がプラグラマーに転職するには

研修制度があり、キチンと教育してくれる会社を選びが必須!IT系に強い転職エージェントを活用しよう

プログラミングの世界に興味を持ちつつも、未経験からのスタートに不安を感じる方は少なくありません。

プログラマーとしてのキャリアを積むためには特定のスキルや知識が必要ですが、IT業界は絶えず変化し新しい技術が次々と生まれているため、学ぶべき内容は多岐に渡ります。

しかし、一方で技術者不足の現状が未経験者にもチャンスを与えています。

この記事では、未経験からプログラマーになるために必要な基本的なスキル・効果的な学習方法・転職時のポイントについて詳しく解説します。

プログラミングに関する基礎知識はもちろんのこと、実際に仕事をする上で求められる技術的能力やコミュニケーションスキルにも触れ、総合的なスキルアップを目指し、未経験者がプログラマーとして採用されるための実践的なアプローチ方法も紹介します。

転職市場におけるプログラマー求人の選び方やブラック企業を避けるためのコツも紹介し、安心してキャリアチェンジを図るためのヒントを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • プログラマーとSEの違い
  • プログラマーの種類
  • 必要なスキルと資格
  • 求人を選ぶポイント
  • おすすめの求人の特徴
  • 未経験者が採用されるコツ

WEB・ITエンジニアにおすすめの転職サイト10選!転職エージェントと比較して紹介

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職種
ITエンジニア
公開求人数
19,030件
対応地域
東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・福岡
おすすめ年代
20代から40代

目次

プログラマーの仕事内容は?SEとはどう違うの?

プログラマーはシステム開発の下流を担当

プログラムを組み、テストを繰り返す地道な仕事

プログラマーの仕事は、システム開発の流れの中で川下に位置します。
仕様に基づいて実際にプログラムを組み、テストを繰り返し、バグを洗い出して修正するのが、メイン業務です。コツコツと細かい作業を続けていく根気と、不具合をつぶしていく忍耐力の必要な仕事です。
プログラムの不具合だけでなく、仕様書のミスも洗い出して仕上げる場合もあり、指示されたことだけをこなせればOKではありません。
SEとの業務の境目が曖昧なケースも多々あります。

プログラマーの年収は平均400万程度

プログラマーは若い人が多く、平均的に20代から30才前後で、あまり高年齢で現役プログラマーという人は多くありません。そのため平均年収400万円くらいで、SE職の平均年収500万程度と比較すると少し低めです。
実力次第の側面も強く、スキルやキャリアで高年収のスペシャリスト、カリスマ的プログラマーも存在します。

SEは上流工程を担当

SE職は、システム開発の基本設計・プログラム設計と仕様書作成を担当し、プログラマーの上位に位置します。平均年収500万円程度ですが、プログラミングまで担当するSEもいますし、逆に上流工程まで担当するプログラマーもいます。
企業によってはPGもすべてSEと呼ぶケースもあり、プロジェクトによって分業もさまさまで、実際に境界線はあってないようなものです。

プログラマーの種類にもいろいろな分野がある

パッケージソフト開発

パッケージソフトとはPCにインストールして使うプログラムで、市販されているタイプです。ウィルスセキュリティソフト、表計算ソフト、市販の会計ソフト、年賀状作成ソフトなどをイメージすると分かりやすいでしょう。

Web系

ネット上で利用するサービスや、ブラウザを使って利用するプログラムを開発します。
Web上のゲームや占いサービスなどのエンターテインメント系や、データベース系の開発もあります。インターネット発展とともに、人材不足で未経験者も積極的に募集しています。

通信系

ルーターやモデムなどのネットワーク機器、テレビ会議やIP電話を使ったシステムなど、通信関連の開発です。ネットワークでのデータ送受信に関連した部分がメインで、C・C++やJavaなどが使用されます。組み込み系・制御系の知識も必要です。

ゲーム系

ゲーム機器のためのゲームソフトだけでなく、PCゲームやオンラインゲーム、スマホのゲームアプリなどもあります。メジャーなゲーム会社ではチームで大規模な開発をしますが、小さな会社では1人や数人でゲーム開発するケースもあります。
企画開発から関わり、開発作業からテスト、運用まで担当することも可能です。

オープン系

Unix・LinuxやWindowsなど複数のコンピューターを使ってシステムを構築します。
クライアント・サーバシステムの構築など、ブラウザ利用してシステムを組む場合もあり、Web系知識が必要な部分も多々あります。

組み込み系、制御系

家電製品やデジカメなど、機械に組み込むプログラムを製品ごとに細かくカスタマイズして組み込むための開発をします。家電メーカーや各種の製品向けだけでなく、大規模な工場の機械を動かすためのプログラムもあります。

汎用系

銀行の金融システムなど、企業の基幹システムの開発で、大量のデータ処理を伴い、高い安全性・信頼性が必要な業務に使われるシステムです。
閉じた世界のための独自システムを構築し、敢えて互換性を無くした仕様で開発することもあります。独自システムのため銀行のシステム統合でトラブルになるケースも多々あり、金融専門のスペシャリストは貴重です。

未経験だけどプログラマーになりたい!どんなスキルと資格が必要?

プログラミングの基本知識

プログラムを組むためには、プログラム言語の基本知識は必要です。
一般的にはHTML、Java、C言語など、まず基本を学ぶことは大切です。
義務教育段階からのプログラミング授業でもC言語が使われていますし、押さえておいて悪くはありません。

仕様書を理解し、プログラム化する能力

SEが作成した仕様書に基づいて、プログラムの形に変換するスキルが必要です。
仕様書の内容が理解できなればダメですし、設計図を読み解き正しく動くようにするには、課題の本質を突き詰めて問題を解決しなければなりません。
課題を解決するための筋道をキッチリ立てて、最短ルート・最善の方法を見つける論理的思考能力は必須です。

コミュニケーション能力

プログラマーはSEと連携してシステム開発をしますし、プロジェクトには多くのメンバーが関わり、一人だけで完結する業務ではありません。
チームワークも必要ですし、将来的にはチームリーダーやPMを目指すためにも、コミュニケーションスキルは大切です。

プログラマーに転職するのに有利な資格

未経験であれば。国家資格であるIT業界への登竜門として「基本情報処理技術者」は欲しいところです。独学でも取得できるレベルの初級くらいは、学んでおきましょう。

プログラミングの勉強方法

書籍や学習サイトで独学も可能ですが、プログラミングスクールへ通うのも手っ取り早いです。ハローワークの職業訓練でもプログラミングコースはありますし、就職支援プログラムを活用するのも手です。

プログラマーに未経験で転職!求人を選ぶときのポイントは?

こんな求人は避けた方がいい

離職率が高い、社員の平均年齢が20代

社員の平均年齢が若すぎる企業は、会社自体が若いという場合もありますが、社員の定着率が悪い場合もあります。離職率の高い職場は、社員の満足度が低く不満の多い労働環境で、辞める人が多いという証拠です。

仕事がハードで過酷な環境である、低賃金や将来性が見込めないなど、ブラック系の可能性もあります。いくらIT系ベンチャーであっても、平均年齢は30代くらいが無難です。

未経験なのに給料が高い

学歴職歴不問、未経験OKのプログラマー求人はありがたいですが、未経験で高給提示の場合は要注意です。未経験者に高い給料を出すのは、何か理由があると疑ってかかった方が無難でしょう。実は残業だらけで徹夜続きでも、すべてコミで残業代が出ない給与体系かもしれません。

年俸制や裁量労働制の場合は、ベテランの有能なプログラマーならサクッとこなせて自己管理可能な業務でも、初心者にはムチャクチャ時間がかかる場合も多々あります。未経験者に高給を払うという求人は、まず怪しいと思ってください。

未経験でプログラマーに転職したい人にはこんな求人がおすすめ

研修制度がある

ろくな教育や研修もないままに、客先へ常駐派遣されて放置されるような会社に転職してしまうと、最悪です。未経験者なら、入社後にキチンと研修制度があり指導して貰えることがポイントになります。

スキルアップのシステムがある

未経験からのスタートであっても、プログラマーとしてのスキルが身についた後、さらにスキルアップもできる職場がよいでしょう。
プログラムスキルを習得しても、そのままずっとプログラマーとして使われるだけでは将来性がありません。自分の努力や意欲も大切ですが、プログラマーからSEへ、PLやPMを目指せるようなスキルアップ制度の仕組みがある企業がおすすめです。

福利厚生充実、土日休み

中小零細SIerでは、ろくに休日もとれないようなブラック現場も少なくありません。
休みがないとリフレッシュもできないし、自分のスキルアップのための勉強もできません。
福利厚生がしっかりしていて、労働環境もホワイトで、土日は休める会社がよいですね。

中小企業より大企業

企業規模によって社員のベース給与は異なりますので、年収や福利厚生には大きく差がでます。同じプログラマーという職種でも中小企業よりも大企業の方が福利厚生も充実していますし、将来的な年収も圧倒的に違います。大企業はシステム開発の元請けである場合も多く、下請けとは立場が異なるというのも現実です。

20代、30代の未経験がプログラマーに採用されるためのコツ

20代はポテンシャル採用を狙う

未経験なら圧倒的に若い方が有利で、ポテンシャルでの採用もあります。
学習意欲を志望動機で強くアピールするのが、内定確保への近道でしょう。健康面や体力、コミュニケーション能力などチームの一員としてがんばる覚悟を示すのも有効です。

30代は現在の自分の価値をアピール

30代になると未経験からのプログラマー転職は少し厳しくなってきますが、30代前半ならまだ間に合うかもしれません。
今までの仕事の実績や専門業界の知識、マネジメント経験などをアピールしましょう。
プログラマーになりたいなら勉強するだけでなく、実際にプログラムを組んでアプリやゲーム作って披露するくらいの根性と熱心さが必要です。

未経験からの転職はサポート必須

未経験者が一度ブラックIT企業に入ってしまうと、抜け出すことは大変なので、求人選びは本当に重要です。業界や企業研究は未経験者には困難ですから、専門家を頼りましょう。
ブラックではない求人案件選びや、応募書類の作成方法、志望動機や自己PR、面接対策など、転職エージェントのサポートを受けることがおすすめです。
キャリアコンサルタントと一緒に転職活動することで、未経験でも転職成功率を上げることができます

ITエンジニア未経験者専門の転職エージェント FEnet未経験

未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジに特化した転職エージェントでIT業界には特に強みがあり大手から中小ベンチャー企業まで幅広い求人案件を保有しています。
クライアント企業との太いコネクションもあり、独自案件も持っています。
未経験者でもポテンシャルがあると判断されれば、担当コンサルタントが人事に直接売り込んでくれたりもします。IT業界の実情にも精通していますので、未経験からのプログラマー転職なら一度相談して損はありません。

※既卒、フリーター、未経験OKで全ての求人が正社員です。
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まとめ

プログラマーを目指すなら、IT専門の転職アドバイザーに相談するのが一番です。
人手不足のIT業界には未経験歓迎の求人も多々ありますが、求人選びは慎重にしましょう。
未経験者可で高収入を提示している求人は、ブラックの可能性も高くハイリスク求人です。
怪しい釣り求人かもしれませんので、綿密な企業調査が必要です。

未経験でも研修制度があり、キチンと教育してくれる会社を選びましょう。
プログラマーからスタートして上流へキャリアアップできるような職場、福利厚生も充実して休日取得できる会社、できれば中小企業より大手がおすすめです

求人選びで失敗したくないなら転職の専門家に、IT転職ならITのプロを選ぶのが間違いありません。
IT業界に強い転職エージェントを活用して、転職活動することがおすすめです。