華やかで洗練されたイメージのある広告代理店に勤務してきたけど、激務続きなどが原因で辞めたい!と考えていませんか?
広告代理店から転職するにしても、スキルやキャリアを活かしてどのような仕事に転職できるのかが分からず、実際に転職活動に移るのが難しいという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、広告代理店からのおすすめの転職先異業種転職で年収を下げない求人の選び方を紹介します。

広告代理店を辞めたい理由は?

利益死守のための時間外労働が多すぎる

広告代理店ではスポンサー企業から依頼を受けて広告を制作しても、メディアへ流す過程で売上の20~30%くらいしか会社に残らないため、より多くの案件を獲得し量をこなさなければいけません。

利益を死守するためにも、多くの案件をこなす必要がありますが、1つの案件につき多くのデータを集め、資料を作成しなければならず、必然的に時間外労働が多くなってしまいます。

一時期大手総合広告代理店では過労死と認められる事案が発生したこともあり、残業時間をセーブしている代理店が多い中、利益を下げるわけにはいかないため、自宅で残業したり、タイムカードを切ってから残業している社員もいるのです。

他職種との衝突が辛い

広告代理店では、社内でも営業職、クリエイティブ職、マーケティング職などにわかれており、それぞれの専門性を発揮しながら働いています。
そのため、クリエイティブ職が営業職のとってきた案件にケチをつけたり、営業職がマーケティング職のデータ不足にケチをつけたりと、他職種との衝突も多いのです。

特にせっかくクリエイティブ職が制作したものが競合プレで採用されないことが続けば、社内の雰囲気は格段に悪くなります。

それぞれが納得のいく広告をつくりたいという思いが根底にあるとはいえ、あまりにも確執が根深くなると人間関係が悪化し、こんなことなら転職したい!と考える人も多いでしょう。

インターネット広告以外は斜陽でノルマ達成できない

雑誌の売り上げが伸び悩み、古くから親しまれてきた雑誌が次々と休刊、廃刊となる中、雑誌を媒体としている広告代理店は青色吐息です。
若者の新聞離れ、テレビ離れも進行していることから、紙媒体以外でも広告は斜陽産業になりつつあります。

上記のようなことは周知の事実なのに、経営者からすれば売上をこれ以上落とすわけにはいかないという思いから、営業担当にはがむしゃらに電話攻撃、アポなし訪問をするように命令されます。

インターネット広告業界は成長産業なのに、未だに紙媒体にこだわり続ける代理店では、社員の士気も高まらず、転職意欲だけが高まることになってしまうのです。

クライアントからのセクハラ・パワハラが辛い

広告代理店の中でも一部では体育会系のノリが強いところもあり、上層部やクライアントからのセクハラ・パワハラが横行している企業もまだ残っています。
体育会系の代理店では、上下関係に厳しく、入社年数や年齢に応じて社内でもかなり気を遣います。

営業部では、いかにして案件を獲得するかというノルマがある代理店も多く、ハラスメントに耐えながら必死の思いで案件獲得に努めている人も多いのです。
接待も多く、お酒の席ではクライアントからの言動もより激しいものになるため、精神的にも身体的にも辛さを感じている間に辞めたい!と強く感じる人も多いでしょう。

広告業界は女性にとっても働きにくい仕事ワースト4にランクイン

企業リサーチサイトのVorkers(ヴォーカーズ)の調べによると、女性が働きやすい業界(残業の少なさ、法令順守意識、風通しのよさ、有給取得率の高さ、社員の相互尊重の5項目から算出)のランキングで、広告業界はワースト4にランクインしています。

理由としては、以下のようなことが挙げられています。
退社時間が深夜0時を越えるくらい残業が多い
・四六時中キャッチコピーのアイディアを考えているので、オンとオフのメリハリがない
・メディア側が理詰めで折り合いがつかずストレスがたまる

女性にとっては、深夜0時を越える残業が続けば肌の調子や体調を崩す原因にもなり、友人たちとアフター5を楽しむ余裕もないことが働きにくく、辞めたいと感じる理由のようです。

華やかさとは裏腹!広告代理店の離職の実態

中小総合広告代理店・専門広告代理店の勤続年数は、大手の半分

広告業界および広告代理店は働きにくいというデータがある一方で、大手総合広告代理店である電通や博報堂では、平均勤務年数は12~15年と短いとはいえません。
むしろ、ベンチャー企業に比べれば、勤務年数が長い方です。この背景には、大手ならではの給与体系と充実した福利厚生があります。

しかし、中小総合広告代理店や、専門広告代理店ではそもそも年収も異なり、仕事の大きなモチベーションである収入面でもかなりの差があります。
それでも仕事量に差がない企業もあることから、中小の代理店では大手に比べて勤務年数が6~7年と、半分ほど短くなってしまうのです。

離職率80%のブラックな広告代理店もある

大手の総合広告代理店では、十分満足できる給与体系があるからまだ溜飲を下げられるという人も多いでしょう。
でも、従業員数20名程度の中小広告代理店では、満足な給与もなく、月の残業時間80時間はあたりまえ土日返上で120時間の残業をこなした人もいます。

このようなブラック代理店に入社してしまった場合、入社1年以内の離職率が80%と、ほぼ新人が残らない状況になってしまいます。
中小広告代理店ほど、社長のワンマン経営になりがちであり、「社長である自分は残業しても健康なのだから、従業員ごときが休むな!」と檄をとばされます。
こうなると、有給消化は夢のまた夢、精神的にも身体的にも百害あって一利なしのブラック代理店を離職するという選択をする人しかいなくなってしまうのです。

広告代理店から異業種に転職、おすすめの転職先は?

メーカーの営業職

残業が多い、会社に寝泊まりすることもあるという広告代理店の時間外労働の多さというデメリットを解消できる転職先が、メーカーの営業職です。
広告代理店で営業を担当してきた人は、メーカーの残業の少なさに、今まで何だったんだろう…と愕然とするかもしれません。

メーカーはBtoBの中でも自社製造・自社開発していることから、企業が決めた労働時間が遵守されることが多いのです。
クライアントの都合に合わせて…などの残業もなく、カレンダー通りの休みをとらせるメーカーも多いことから、オンとオフの切り替えもできて、働きやすさを感じることができます。

外資系企業のマーケティング職

広告代理店でマーケティング職に就いていた人の中でも、英語力に自信のある人は、外資系企業のマーケティング職に転職するという方法もあります。
広告代理店では、時間外労働も多く、体育会系のノリが辛く、思っていたよりも収入が上がらずに悩んでいた人も多いでしょう。

外資系企業では、上下関係がフラットに近く、実力主義のところがほとんどです。
また、「残業する人=時間内で仕事を終わらせることができない効率の悪い人」という評価を下されやすく、周りに気を遣って残業していた人も、自分の持ち分が終われば遠慮なく退勤することができます。

さらに外資系企業では、昇給のチャンスはあまりないものの、初任給が日系企業の水準よりも高く、広告代理店に勤務していた時よりも年収アップする人も多いのです。

テレビ局の放送部ディレクター

広告代理店のクリエイティブ職として勤務してきた人の中でも、CMプランナー、ディレクターとして活躍してきた場合は、テレビ業界に転職するという選択肢があります。
テレビ局の放送部では、AD(アシスタント・ディレクター)、ディレクター、プロデューサーという仕事もあり、企画力やディレクションスキルを活かすこともできます。

テレビ業界では、中途採用の場合、新しい視野を取り入れるために他業種・他職種からの採用を積極的に行っていることから、クリエイティブ職としてのスキルを活かしつつ、他業界で活躍することができます。

辞めたいと思ったら、まずは転職サイトで求人をストックしておこう

転職に成功するかどうかは、良い求人に出会えるかどうかで決まります。良い求人に出会えるかどうかは運とタイミング次第なので、常日頃から求人サイトをチェックしておく必要があります。あらかじめ転職サイトに希望条件を登録しておけば、条件にマッチする求人が出たらすぐにお知らせしてくれますので、良い求人に出会える確率が上がりますし、取りこぼしも防げます。転職したいと思ったら、まずは転職サイトで網を張っておくのがおすすめです。

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広告代理店から異業種転職、年収を下げない求人の選び方

現在の年収を維持したまま異業種転職するためには、キャリアと求人のマッチングが最重要課題です。
今までの広告代理店勤務での経験やスキルと、転職先が求める条件がマッチしてないと、単なる未経験転職と見なされ、年収が大幅にダウンする人もいます。

したがって求人サイトなどで自力で探すよりも、転職エージェントのキャリアカウンセリングを受けて、自分のキャリアにマッチする求人を紹介してもらう方が安全なのです。

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リクルートエージェントは、転職成功率NO.1の転職エージェントです。
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具体的には、面接力向上セミナーなど、無料セミナーも充実しており、転職希望者に有利な選考や年収交渉ができます。

さらに全国各地に拠点を構えており、土日対応も可能のため、地方在住の人や、今も広告代理店に勤務していて、転職活動する時間がなかなかとれない人でも活用することができます。

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まとめ

広告代理店から、今の悩みを解決しつつ、スキルやキャリアを活かすためには、求人とのマッチングを行った上で、以下のような転職先をおすすめします。

・土日休みで残業も少なめのメーカー営業職
・英語力に自信があるなら外資系企業のマーケティング職で上下関係なく働ける
・企画力やディレクションスキルが活かせるテレビ局の放送部

広告代理店は激務であり、転職応募先である他企業の営業時間帯にはまだ仕事の真っ最中であることも多く、仕事と転職活動を並行するのは困難です。
このような場合は転職エージェントを活用し、求人の紹介の他にも給与交渉、面接日程交渉を代行してもらい、効率的に転職活動を行いましょう。