既に応募したい企業・求人が決まっているとき、転職サイトからの応募と企業ホームページなどからの直接応募、どっちが受かりやすいと思いますか

直接応募した方が熱意を認められるんじゃないか?と勘違いしている人も多いのはないでしょうか。実は、直接応募は企業側にとっては熱意が伝わるどころか、手間だと思われてしまいます。
ここでは、転職サイト経由の応募をすべき理由を解説します。
さらに、おすすめの転職サイト優良求人を見つける方法を紹介します。

企業への直接応募で熱意が伝わるというのは本当か?

実際は企業の管理が大変になるだけ

応募情報は手間とリスクのカタマリ

実は、求職者の管理というものは、企業にとってとても煩雑。求職者の情報(氏名、年齢、住所など)を入力、作成し、それを適切に管理していく必要があるため、非常に手間がかかるのです。

ただでさえ煩雑なのに、個人情報保護法制定以降は、内定者以外の情報を全て適切に処分しないとコンプライアンス違反、ひいては情報漏洩という形で企業側にも甚大なダメージを負ってしまうリスクもあります。企業にとって、応募情報は適切な人材を発掘できる反面、大部分は手間とリスクのカタマリでしかありません。

多くの企業は、この手間とリスクを負うよりも、転職サービスに一任したほうがよいと考えています。転職サービスに一任すると確かに費用はかかるのですが、企業が見ているのはコストだけではない、ということです。

応募が多いと、企業側の採用活動にも支障が出る

手紙などを送られてきた場合も厄介です。早く担当部署や人事担当などで書類選考の結論を出さないといけませんが、一方で保管場所、個人情報保護などの管理が難しいため、書類の保管・伝達も非常に手間になります。

メールや手紙は書き手の応募者が、ある意味好き勝手にいろんなことを書いて企業に送られてきます。企業にとって不必要な情報も書かれているので、読むのに時間をとられたりします。

企業が自社のホームページに掲載するなどした場合でその結果応募が多くなった場合、一人ひとりの採用活動にじっくり時間をかけられないことになります。
したがって、電話・メール・手紙で直接応募してきた場合は企業とその担当者はかなりの時間が取られてしまいます

企業は転職サイトからの整理された情報を管理するだけのほうが楽

一方、企業に届く応募情報が希望者本人からではなく、転職サイトから届くとしたらどうでしょうか。転職サイトから届く情報は全て、転職サイト側で決められたフォーマットで求職者の氏名、学歴、職歴、キャリアなどを確認できるようになります。ですから企業側はいちいち、応募者ごとに異なるフォーマットを読み替えて情報整理する手間が無くなります

また、応募情報は企業に届く時点ですでに電子化されているため、求職者の氏名、年齢、住所などのレジュメを整理したいときは転職サイトからコピーするだけ。入力作業をしなくてもよいことになります。

情報量という観点でも、応募者のレジュメを企業側に渡す転職サイトは、企業側に渡す情報を整理し、ムダな情報を省き見たい情報だけを渡してくれます。このことから企業側も、転職サイトから届く応募情報をみるのに余計な時間がかからないのです。

転職活動で企業へ直接応募する方法

企業サイトの採用情報の応募フォーム

企業のホームページで、求人の応募ができる入力フォームが用意されていることがあります。
この場合、企業としては人材募集を自前で行う姿勢は明らかなので、応募した内容は企業側も見るでしょう。但し、入力フォームは転職サイトのレジュメ入力機能よりも洗練されていないことが多いです。洗練されていないと、レジュメの内容、特に強みの部分が正確に企業側に届けられない可能性がある等、応募者側にとっても不利です。

やはり沢山の応募者や沢山の企業を相手に経験を積んできた転職サイトのレジュメ登録機能は、企業の人事担当者が必要に応じて自作する応募機能よりも数段良く考えられているといえます。

求人が出されていなくても応募するには

どうしても行きたい企業なら、募集がかかっていなくても応募してみるという手はあります。
この手を使いその企業に採用された方は、確かにゼロではありません。但し、確率論的には極めて低い採用率といえます。

ネット上に、「採用募集をしていない企業に直接自分を売り込んで採用してもらった」的なアピールをする記事やブログを見かけますが、これは相当に特異な例と思いましょう。

メールで応募

メールで自分のアピールや思いの丈を沢山つづったメールを企業に直接送るのはどうでしょうか。残念ながら、このようなメールは企業側で真剣に見られません。理由はやはり、フォーマットや字の量が人によってまちまちで、いちいち読み替えるのが大変だからです。

電話番号を調べて電話する

自分で企業の電話を調べて、突撃アピールをする!という意気込みは分からないでもありませんが、オススメはしません。
法人営業をしたことのある人なら分かりますが、特にコネもないのにいきなり部長級の人に電話で取り次いでもらえるケースというのは実はそうそうありません

電話を取り次いでもらうためのテクニックだけで1冊の本が書けてしまうほどですから、その領域にない人がいきなり突撃アピール!というのは挫折するだけなのでやめておきましょう。

住所を調べて手紙を出す

電話よりも確実性があるのは手紙です。企業の住所は簡単に調べられますから、その住所に向けて自己アピールの手紙を書きます。宛先はなるべく人事部長宛にした手紙がよいでしょう。

求人を募集していないときに応募されても迷惑になる

採用自体をしていない企業にも直接応募してアピールをするという方法は、ベンチャー企業などの一部の企業であれば可能性はなくはないですが、ほとんどの場合は受け付けてもらえません
大手企業や優良企業になればなるほど、中途採用はポジションに空きが出た場合や、新規事業を起こしている時くらいしか行いません

人材が間に合ってる時にいきなり直接応募をされても、企業にとっては迷惑なだけでお呼びでないので、求人が出ていない企業への直接応募は控えるのが無難です。

転職するなら、直接応募より転職サイトを利用したほうがよいワケ

同業種でもっと条件の良い企業を見つけられる可能性がある

転職サービスを利用しない転職活動は、どうしても情報が不足しがちになります。他にも同じような条件の会社があるのか調べがつかず、応募に至らないことが起きます。

また、企業の詳細情報など、企業ホームページ以外から自分で調査しなければならないので手間が非常にかかる上、応募したとしても企業がどの基準で書類選考するのか分かりません。そんな状況で書類選考を通過させるには、自分で細かくまとめたレジュメの提出が必要となるため、応募書類を作成する時間も多く必要です。

転職サイトでは豊富な求人から職種・業界別に探せる

一口に職種や業界といっても、営業、経営、事務、販売、医療、保育、IT、WEB、公共 など様々な分野が存在しています。希望の業種・職種で絞り込み、簡単にたくさんの求人を探せるのが転職サイトの強みいつでもどこでも自分の好きな時間に求人を検索できるのも利点です。

また、職種・業界といった切り口ではなく、例えば年収アップしたい人は年収別にも求人検索できるなど、さまざまな条件での検索が転職サイトでは行えます

応募フォーマットがあるので効率的にエントリーシートを作成

転職サイトのフォーマットを使い、氏名、性別、住所などのほかに保有資格、自己PR、質問などを入力すると、その情報は整理されて企業に応募されます。このため、ある程度の情報、希望条件などは面接前に企業に伝えることができるのです。
企業は自作の履歴書や職務経歴書を送られても、それぞれフォーマットが違ううえに企業にとって重要なポイントがどこに書かれているのか確認するのに労力を使います。さらに、応募者も自身のことを企業に上手にアピールできていないフォーマットである可能性も高いです。
その点で見ても、企業と求職者にとって利用しやすいフォーマットになっている転職サイトのエントリーシートを使わない手はありません

履歴書・職務経歴書のフォーマットが充実しているリクナビNEXT

リクナビNEXT

転職者の約8割が利用しているとされるリクナビNEXTは文字通り転職サイトの超大手リクナビNEXTだけの限定求人が85%も存在しており、求人の発掘能力は飛びぬけています。加えて、転職サイトへの登録は入力する人の負荷を極力減らすよう考慮されたフォームになっており、5分だけでカンタンに出来てしまうというスグレモノ。ぜひ一度体験してみてほしいです。

リクナビNEXT公式サイト

大手や優良企業の求人が多いdoda

doda

プロフェッショナルに強いdodaは、求人情報の質・量ともに超一流の規模を誇ります。業種・業態のほか、年収600万円以上とか、年間休日120日以上とったこだわり条件での検索機能も充実。加えて、ITエンジニアや金融業界とった各業種毎に専門サイトを立ち上げており、使い勝手の良さが評判です。年収査定や合格診断、レジュメビルダーなどのツール群も用意されているので、一度は使ってみたいですね。

doda公式サイト

ブラック求人を回避してより良い条件の求人を見つけるには

転職サイト利用時に気をつけたいこと

掲載されているモデル年収は本当の金額でないと思ったほうがよい

個人応募に比べ多くのメリットがある転職サイトですが、注意事項もあります。
まず、掲載されているモデル年収は本当の金額でないと思ったほうがよいです。社内で一番成功した人間をモデルとして見立てているケースが多半で、モデル年収とは入社後にモデル年収を稼げるような活躍を期待するという企業側の期待値を指しています。

長期間掲載の求人、何度も掲載される求人には注意

このような求人は、比較的長く転職サイトを見ていると段々と見えてきます。掲載期間・募集期間がやたら長い上、期間が終了したと思ったらまた再掲されるといったことを繰り返しているのです。
そういった企業は採用に至らないか、離職率が高い企業である可能性が高いです。転職サイトには、ブラック企業(誰でもいいからお金をかけずに採用したい企業)の求人があることには注意が必要です。

求人の見極めは転職エージェントのフィルタリングを利用

転職サイト、企業への直接応募以外に転職エージェントを利用して転職活動をするのも良いです。担当者が付いて転職活動の手伝い(求人紹介、書類作成支援、面接対策、年収交渉)をしてくれるのが特徴で、直接応募の場合も転職エージェントに教わった知識(面接のしかた、書類の書きかたなど)を活かして就職活動できるようになれます。

非公開求人が業界最多のリクルートエージェント

リクルートエージェント

転職成功実績№1を誇る、非公開求人を20万件抱えたエージェントサービスといえば「リクルートエージェント」です。業界最大級の非公開求人と、各業界に精通したキャリアアドバイザーによる、転職希望者に合った求人紹介を受けられるといったメリットがあります。面接対策や提出書類の添削など、さまざまな機能も提供して全て無料の、大手転職エージェントサービスです。

リクルートエージェント公式サイト

転職サポートが充実しているtype転職エージェント

type転職エージェント

転職者の71%を年収アップに導いているエージェントサービスが、「type転職エージェント」です。転職のプロが指南するアドバイスには、自分のスキルを正しく評価してもらうためのコツや、企業に刺さる効果的な強みのアピール方法を、転職市場に精通した領域別の専任アドバイザーが助言することで、多くの転職を年収アップに繋げています。
よい転職をしたければ、type転職エージェントは欠かせません。

type転職エージェント公式サイト

まとめ

転職サイト経由のエントリーよりも直接応募の方が採用確率が高いという噂があります。しかし、提出書類などを全て自作してそれでも企業に着実に届く保証がない直接応募は、不確実で企業にとっても迷惑でしかないのが実情です。

直接応募よりも、求職者情報を適切な形で企業に届けることのできる転職サイトを利用する方が有利です。
ただし、転職サイトではブラック企業の求人があることもあるので、求人を見極めるために転職エージェントの利用も効果的です。