新型コロナウィルスの影響を受けて景気悪化は避けられない状況で、2021年度の民間企業の採用予定に変化が生じてきました。

先行き不安なコロナ禍では、転職先候補として注目度が上がるのが、安定の公務員です。恐らく来年・再来年度の公務員の倍率は、急上昇すると思われます。将来公務員へ就職や転職を考えている方は、早めの公務員対策を検討してください。

公務員の転職市場

民間企業の場合、新型コロナウィルス不況によりリストラや給料削減など様々なリスクを伴う危険性がありますが、公務員は景気に左右されないため、そういったリスクが極めて低く、福利厚生も充実している等、長期的に働きやすい環境として人気の高い職業です。このため、民間企業から公務員への転職を希望する人も少なくありません。

ただ、公務員になるためには、公務員試験をはじめ、小論文、面接、グループディスカッションなど様々な試験を突破する必要があります。また、以前に比べ大分倍率も高くなってきているため、そのハードルの高さに躊躇してしまう人も多いでしょう。

転職希望者にとって公務員は非常に有利な転職先です。例えば、民間企業から他の民間企業へ転職する場合、今まで培ってきた豊富な業務経験や資格の有無など、かなりレベルの高いスキル・能力を求められることも多々あります。また、民間企業の場合、新卒採用と中途採用は別枠なので、狭き門を転職者同士で争い内定を勝ち取らなければなりません。

一方、公務員の場合、基本的に新卒であることは有利にはなりません。むしろ、近年では即戦力が期待できる転職者を積極的に採用する傾向が高まっているため、転職者にとって公務員への転職は非常に有利であり、今がチャンスとも言えます。

公務員への転職成功のポイント|公務員試験合格に向けた勉強方法は?

公務員への転職成功のポイントは、公務員試験独特の体制を理解した上で、事前の試験対策の勉強が必須です。そこで今回は、これから公務員への転職を検討している方に向け、公務員試験合格に向けた勉強方法について以下に紹介します。

まず、公務員には大きく分けて「国家公務員」と「地方公務員」があり、それぞれの公務員試験を受けることになります。また、公務員試験には職種や学歴によって採用試験の区分が異なり、それぞれ受験資格(年齢制限など)があるので注意が必要です。また、年齢制限に関しては、年度によって変更される可能性があるので、必ず募集事項で確認する必要があります。

公務員試験に合格するための勉強ポイント

公務員試験に合格するために必要な勉強方法は主に以下の3つの方法です。

  1. 資格試験の予備校に通う
  2. 通信講座を受ける
  3. 独学で勉強する

3つの方法の内、1人で計画を立て、自分のペースでコツコツと勉強が進められる人は、(3)の独学が向いています。独学のメリットは自分のペースで勉強でき、最も学費が抑えられる点です。

一方、1人で計画を立てて勉強を進めるのが苦手な方は、(1)の予備校などのスクールに通うことをおすすめします。スクールのメリットは、試験勉強を基礎から教えてもらえる他、試験に関する詳細情報も提供してもらえることです。他の方法に比べ、最も学費が高い上、必ずしも合格できるという訳ではありませんが、時間とお金に余裕のある人にはおすすめです。

(2)の通信講座は、働きながら自分のペースで勉強をすすめたい人に向いています。メリットは、スクールより学費が抑えられるけれど、一定レベル以上の試験勉強ができる点です。

因みに、対象の職種が国家公務員一般職、地方上級職の場合、それぞれにかかる学費の目安は以下の通りです。

  • 予備校 40万円程度
  • 通信講座 8万円程度
  • 独学 5万円程度(模擬試験や参考書代)

以上、公務員試験は試験範囲が広い上、科目数も多いため、自分に合った勉強法で効率よく進めていくことが大切です。是非、ご自身のタイプに合った勉強方法、もしくは併用することでより効率的・計画的に勉強をすすめてください。

※新型コロナウイルスの影響で、試験日程・内容が変更になる場合があります。公務員採用試験日程等をよく確認してください。
https://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo.html

公務員への転職|求人の探し方

公務員への転職成功率を高めるために、いかに質のよい求職情報をより多く収集できるかが大きなポイントとなります。公務員の求人数自体、決して多くありませんが、公務員への転職を目指す方におすすめしたいのが下記の転職サイト・エージェントを活用した方法です。

公務員転職におすすめ転職サイト・エージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

日本最大級の転職エージェントで、求人数No.1、転職成功実績No.1の最大手リクルートエージェントです。拠点も全国主要都市に19箇所あり、地方の求人も豊富です。対応できる業種・職種が幅広く、質の高い求人を数多く保有しています。非公開求人だけで20万件以上保有しています。公務員あるいは公務員同等の求人は、非公開求人として扱われているケースが多いので、まずは無料登録をしておくことをおすすめします。

転職先で活躍できることを目標に、またその後のキャリア形成も考えてのサポートしているので、転職後の退職率がわずか4%以下は特筆すべき点です。転職サポートの流れもスピーディーなので、今すぐ転職したい人も頼りになります。土日の相談が可能なのも有難いですね。

リクルートエージェントへ無料登録

利用者数、求人数が圧倒的に多い転職サイト リクナビNEXT

リクナビNEXT

リクナビネクストは、リクルートグループが2001年から運営する国内最大級の転職希望者の8割が利用する転職情報サイトです。求人の量・質ともに非常に充実しており、AI 技術を駆使したマッチングの仕組みから転職決定数も堂々の1位を誇る国内トップクラスの転職サイトです。

「公務員・団体職員・転職」で公務員の求人を探せるので、公務員の転職活動の際、まず登録しておきたい転職サイトです。希望条件を登録しておけば求人開始と同時にメールで届くので、公務員求人を見逃すこともありません。まずはリクナビNEXTで求人をストックしていくのが良い求人に出会う第一歩です。

リクナビNEXTへ無料登録

公務員プラス

国内最大級の公務員からの転職や起業情報や役所内でキャリアアップを図りたい方向けの総合情報サイトです。会員限定のセミナー、交流会などの情報交換の場が提供されています。また、将来的に現役公務員のQ&Aコーナーや悩み相談コンテンツ、その他公務員の生の声を聞けるコンテンツが充実しています。

他にも「辞める? 辞めない? 脱公務員しちゃいますか!?」などの全国で唯一の脱公務員コンサルタントとして公務員関係の記事を配信しているブログもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?公務員試験の合格もけっして容易なことではありませんが、是非ご自身に合った方法で、しっかりと試験の事前対策をされることをおすすめします。

また、上記のような公務員の転職に強い転職サイト・エージェントを併用することで、転職成功率がぐっと高まるので、是非それぞれのメリットを大いに活用してみてください。