若い人に人気のWEBデザイナーですが、ハードな毎日に疲れた「もう辞めたい」と思うこともありますよね。
クライアントに振り回され、作って修正、作って修正、繰り返し作業ばかりです。
万年肩こり、眼精疲労、不健康な生活で、心身ともにボロボロ・・・
Webデザイン会社、制作会社から逃げたい人も少なくありません。
クリエイターやWebデザイナーという肩書に縛られない、デザイナーを辞めて別の仕事をするという手もあります。

Webデザイナーからの転職、どんな選択肢があるのでしょうか?
スキルやキャリアを生かした転職先Webデザイナーからのキャリアチェンジにおすすめの転職先について、情報をまとめました。

WEBデザイナーを辞めたい、その理由は?

過酷な労働に体力がもたない

Webに限らず広告業界やクリエイティブ制作現場は、基本的に残業が多い仕事で、徹夜も多々あります。
辛い肩凝り、眼精疲労からの頭痛、クリエイターにつきもの胃痛、腱鞘炎体調不良のオンパレードです。若いうちは平気でも年齢とともに身体にガタがきて、限界オーバーで倒れる人も少なくありません。
残業や休日出勤が当たりまえという風土の企業も、未だに多く存在している業界です。

給与が上がらない

Webデザイン業界は発展途上なのもあり、同じ業界のエンジニアと比べると年収が低い傾向もあります。技術的敷居が低いのもあり、最近は学生や主婦がクラウドサービスを利用して、低単価で請負うケースも多くなりました。
需要が増えていますが、中小の制作会社も増えていてWebページ制作の単価も下がっています。制作会社も受注のために単価を下げざるを得ないため、キャリアを積んでもWebデザイナーの給料は上がりにくくなっています。
労働時間の割に低賃金というのが、モチベーションの下がる原因です。

顧客に振り回される

デザイン職はクリエイターとはいえアーティストではなく、顧客ニーズを反映するのが仕事です。お客さまあっての仕事なので、とにかくクライアント重視の業務になります。
クライアントからの無茶な仕様変更など、デザインに理解のない顧客の対応は、本当に大変です。意味不明なダメだし続きでウンザリしたり、さんざん修正したのに元の方がよかったと言われるなど、タチの悪いクライアントに振り回されるのも、辞めたい理由です。
Webデザイナーとは、精神的にタフでなければやっていけない職種です。

自分のやりたいデザインができない

Webデザインの業務はクライアントありきなので、自分の好き勝手にデザインすることはできません。
ヒット作を連発する大人気のデザイナーなら自由度も若干ありますが、WebプロデューサーやWebディレクターの指示通り、上司から言われた仕事しかやらせてもらえないのが普通です。クリエイティブな仕事と思っていたのに、デザインを自分で創造する場面がないと感じてしまうことも多いです。
デザイナーは芸術家ではないと分かっていても、ふと空しさを感じます。

キャリアアップしたら直接デザインできない

順調にキャリアアップしWEBディレクター以上に昇進すると、顧客管理、スケジュール管理が主な仕事になります。年収が上がり、責任が増え、サイト全体のプロデュースはできるようになっても、マネジメント業務がメインになってきます。
デザイン仕事が好きな場合、自分でデザインすることができなくなりフラストレーションになる、現場仕事に戻りたいと思うケースもあります。

デザインが得意でない

今更のような理由ですが、実はデザインが好きじゃなかった、得意じゃなかった・・・と、気づく人もいます。
好きだ、得意だと思っていたけど、実際に制作会社に入ると周囲には『デザイン馬鹿』のような勉強家や天才も居たりします。レベルの違いや実力差を痛感して辛くなるケースもあれば、流行や時代変化とともについて行けなくなるケースもあります。自分好みのデザインはヒットしない、ウケないという厳しい現実は、受け入れがたいものです。
センスだけでなく、問題解決のためのデザインや使いやすい機能的デザインをすることが苦手というケースもあります。

時代に追いつかない

じっくり取り組む工業デザインとは違い、インターネットの技術革新スピードと進化はすさまじいものです。求められるデザインや技術は常に変化していて、スクールで勉強した程度のスキルでは即戦力になりません。PCやスマホ、タブレットのスペックも上がり、webデザインで表現できることもガンガン増えています。
めまぐるしく新しい技術が日々誕生する業界では、コーディングも進化し続けています。
スピーディな対応ができない、勉強が間に合わないと、Webデザイナーとして生き残るのは厳しくなります。

WEBデザイナーのスキルを生かせる転職先は?

WEB・ITスキルを生かして異業種に転職

フロントエンドエンジニアに転職

デザインだけでなくHTML・CSSのコーディング技術など、WEB製作が直接できるスキルを活かす転職も可能です。見た目だけなく使い勝手のよいコンテンツ作り、ユーザー利便性のためのデザインスキルを自ら実装できる人材は重宝されます。
大手企業や自社サービス運営企業へのホワイト転職も可能です。

Webディレクター、Webプロデューサーに転職

キャリアを積み年齢が上がると、現場デザイナー職より上流ポジションに転職する人が増えます。制作会社もピンキリで大手広告代理店などWEB製作知識が生かせるディレクターやプロデューサー職も可能です。クライアント折衝や管理業務が増えマネジメントメインになりますが、キャリアアップとともに年収アップできます。

Webマーケティング

コーディングスキルやSEO対策の経験が生かせる職種として、Webマーケティング職への転職もできます。データ分析、アクセス解析など、数字を扱うこと長けているなら、マーケティングに特化した方向性もありますし、更に提案もできるコンサルタント職を視野に入れることも可能です。

UI/UXデザイナー

WEBデザイナーはUIのデザインも行うので、その知識を生かせるデザイナー職です。
ユーザーインターフェイス・UI(サービスや製品との接点・見た目)とUX(サービスや製品を使う体験)をデザインするのは、意外に難しくスペシャルなスキルになります。

PC教室・WEB制作教室の講師

デザイン業務から足を洗い、残業の少ないスクール講師業という手もあります。
基本的なPCスキルを活用する、グラフィックソフトの使い方やWeb制作のための知識や技術を教える、IT講師としてデザイナー養成講座を担当することもあります。
リタイヤ後の高齢者やPC初心者に指導するなど、幅広い受講生がいるケースもあります。

デザインスキルを生かして異業種に転職

Webデザインのスキルを活用して、グラフィックデザイナーなどに転身することもあります。デザインスキルにプラスαのスキルや経験で、異業種にチャレンジも可能です。
広告はWebだけに限りませんし、大規模プロジェクトでは多様なコンテンツが連動するケースも多く、自分のスキルや知見、人脈を広げてきた人もいるでしょう。
Web専門に特化している人材より、各種のコンテンツを総合デザイン、トータルプロデュースできるスキルは強みになります。

辞めたいと思ったら、まずは転職サイトで求人をストックしておこう

転職に成功するかどうかは、良い求人に出会えるかどうかで決まります。良い求人に出会えるかどうかは運とタイミング次第なので、常日頃から求人サイトをチェックしておく必要があります。あらかじめ転職サイトに希望条件を登録しておけば、条件にマッチする求人が出たらすぐにお知らせしてくれますので、良い求人に出会える確率が上がりますし、取りこぼしも防げます。転職したいと思ったら、まずは転職サイトで網を張っておくのがおすすめです。

リクナビNEXT

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転職希望者の8割が利用する求人数No.1の転職サイト。希望条件を登録しておけば求人開始と同時にメールで届くので、優良求人を見逃すこともありません。会員登録することで履歴書や職務経歴書のテンプレートもダウンロードでき、作成したレジュメは保存できるので、応募の度に作成する必要がなくなります。転職したいと思ったら、まずはリクナビNEXTで求人をストックしていくのが良い求人に出会う第一歩です。

リクナビNEXT公式サイト

Webデザイナーの異業種転職に役立つエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

転職するなら登録必須と言われている、国内最大手の超巨大な総合転職エージェントです。
さまざまな求人案件を大量に扱っていますが、転職支援実績の2位がIT・Web系です。
幅広い大量な求人案件を保有していますので、ITやWebに強い専門の転職エージェントと併用利用がおすすめです。

リクルートエージェント公式サイト

type転職エージェント

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東京を中心とした首都圏メインの転職エージェントで、IT業界に強みを持っています。
Webデザイナーからの転職なら、自分の保有スキルやキャリアをカウンセリングでしっかり棚卸ししてみましょう。
スキルを活用した転職先の紹介が期待でき、親身な転職サポートにも定評があります。

type転職エージェント公式サイト

レバテックキャリア

レバテックキャリア

IT・Web業界に特化した転職エージェントで、クリエイティブな求人も多く、ゲーム関連の求人に特に強みがあります。ITベンチャー企業や有名企業などもクライアントとして名を連ねており、Webデザイナー、Webエンジニア向け求人も多数あります。

レバテックキャリア公式サイト

WEBデザイナーとして働く場所を変えるという手段も

Webサイト制作会社

いろいろな商品、WEB製作全体に携われるのが、Web制作会社の醍醐味です。
スピード感を持って案件に取り組み、多忙でリリースを見届ける前に次のプロジェクトに転々とするケースも多いです。若いうちはガンガン働いてスキルを磨き、経験値を上げ人脈をつくって独立し、フリーランスを目指す人もいます。
ただし制作会社も大小いろいろ労働環境も社風もさまざまなので、働く先を変える手も有効です。

自社サービスの事業会社

自社でWebサービスを運営している企業への転職なら、制作会社のように納期がタイトでなく余裕があります。
デザインが実装されリリース後の反響、PVや売上などにまでじっくり関われます。
データ解析しながら、よりよいサイトにするためにデザインを落とし込む、結果を確認できるのが魅力です。自社サイトの成長を実感できるのが嬉しいですね。

フリーランスのWEBデザイナーになる

使われるデザイナーではなく、自分のやりたい仕事だけを選びたい人向けです。
フリーの身分は不安定ですが、Webサイト制作の需要は多いので、頑張れば頑張った分だけ年収アップの可能性もあります。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス

登録したフリーランス・個人事業主のエンジニア、デザイナーに、Web系を中心とした案件情報を提供しています。スキルに合わせたプロジェクト案件の派遣・参画やについて、プロのコーディネィターがしっかり相談に乗ってくれます。
特に関東圏を中心とした勤務地の案件が豊富で、無料の個別相談会も実施しています。

レバテックフリーランス公式サイト

まとめ

Webデザイナーが、Web業界から離れる場合はスキルや経験が活用しづらく、キャリアチェンジは厳しくなります。
デザイナーとしてのさまざまなスキルを上手に生かして、自分にマッチする転職先見つけましょう。
WebやITスキルを活用して、フロントエンジニア職、Webディレクター職もWebマーケティング職、UIデザイナーやPCスクール講師という手もあります。

職種では無く、働く場所を変えるのもアリです。
・Webサイト制作会社
・自社サービスの事業会社
・フリーランス

転職を成功させるには、まずは保有しているスキルや適性を、キャリアカウンセリングで明確にしましょう。
第三者の視点からチェックしてもらうことが、自分の市場価値を把握するには一番です。
転職のプロである転職エージェント、キャリアコンサルタントを上手に利用してください。