今は別の仕事に就いているけれど、オフィスワークの中で収入高めの不動産業界の事務の仕事が気になる・・・。未経験者には普通の事務の仕事と違いがあるかどうか、不動産業界特有の雰囲気があるかどうか気になります。

不動産事務の仕事内容や、未経験から不動産事務への転職の方法についてまとめましたので、参考にしてみてください。

不動産事務の仕事内容・年収・将来性は?

仕事内容は会社の規模によって変わる

ひと口に不動産事務といっても、勤める会社の業態や規模によって仕事内容が大きく変わってきます。不動産会社には、建築・販売・賃貸・管理などの業態があります。会社の規模が大きくなると業務内容の幅が狭くなり、小規模の会社ではまかされる仕事の範囲が広くなる傾向があります。男女比でみると女性の比率が多い職種です。

不動産独自の仕事が発生

一般事務ではあまり発生しない不動産事務独自の仕事に、契約書作成接客業務手付金などの金銭管理があります。社内経費処理や総務業務、営業事務など一般事務でこなしていたスキルが活かせる業務もあります。

デスクワーク中心

不動産事務は、基本的には事務所での座り仕事がメインになります。会社の規模によっては、物件の案内など外回りの仕事を事務担当者がおこなうことがあります。

高めの年収で平日定休が多い

不動産事務の特徴ですが、年収は一般事務よりやや高めに設定されています。また不動産事務の水曜日が休みの企業が多い点も大きな特徴です。来客が増える土日が休めないことが多いので、土日休みを希望している人は事前に確認が必要です。

また不動産業界には業態により繁忙期があり、特に2~3月は残業が増える企業が多いです。ただし不動産営業にくらべると、事務は勤務時間が守られており、通常は定時で帰宅できる企業もたくさんあります。

不動産業界独特の雰囲気がある

不動産業界の中で特に販売は、営業部の社員には大きなノルマを課せられているケースが多いです。事務職にはノルマは発生しませんが、競争の多い社内特有の緊張感がある働いている人の出入りが他の業界より多いなど、社内環境に影響が出ることがあります。

キャリアアップや転職がしやすい

不動産業界は常に一定の需要がある業界なので、将来性に問題はありません。ただし景気に左右されやすい業界なので、会社の業績によって年ごとに賞与などの金額が安定しないことがあります。一度不動産事務を経験すると経験者とみなされるので、業界内でステップアップの転職がしやすくなります。

未経験から不動産事務に転職する方法

パソコンスキルがあれば充分

未経験から不動産事務に転職することは十分に可能です。ワード・エクセルといったパソコンのスキルがあれば充分ですが、宅建と呼ばれる宅地建物取引士の資格を持っていると、不動産業界の就職はかなり優遇され、資格手当が出る企業もたくさんあります。その他簿記の資格を持っていると、さらに転職に有利になります。

ミドルでも未経験転職が可能

不動産事務では転職者の年齢制限がゆるやかで、ミドル層の転職者も多いのが特徴です。ですが未経験からの転職者は40歳くらいまでと区切りを設けている企業が多いです。40歳以上の年齢で未経験転職するには、採用のハードルがあがりますので、不動産や保険に関する知識や経理のスキルや資格など、不動産業界で使えるセールスポイントを強化しておく必要があります。

接客経験が強みになる

不動産事務では一般事務にくらべて、店頭や電話での接客の機会が多めです。アルバイトでも販売やサービス業で接客の経験があればアピールしましょう。

不動産事務に転職するための志望動機

なぜ不動産業界を選んだのか

不動産事務に転職する際、志望動機では、一般事務ではなくなぜ「不動産」事務を選んだのかを採用担当者に説明します。

不動産事務は一般事務よりも接客の機会が多いので、事務スキルにプラスしてホスピタリティが要求される仕事です。人と接することに喜びを見いだせるタイプであることや、営業事務であれば誰かをサポートすることが得意としていることをうまくアピールすると採用されやすくなります。

なぜその企業を選んだのか

数ある不動産会社からなぜその企業を選んだのかを明確にします。そのためには業界研究を深めて応募する企業の特色について理解しておくことが不可欠です。

競合他社の名前を出してはいけない

不動産業界は横のつながりが強いのと同時に、業界内での競争が非常に激しいという特徴があります。家族の中に別の不動産会社で働いている人がいる場合は、そのことを採用の過程で話さない方が有利となります。不動産業界で家族が働いているというのは、身内に競合他社で働く人がいるということになるため、敬遠されることが多いのが実情です。

未経験から不動産事務に転職、失敗しない転職先の選び方

選んではいけない求人の見分け方

不動産業界への転職で一番気をつけたいのは、まちがってブラック企業に捕まらないことです。拘束時間が異常に長い、社内でパワハラが横行しているなどの企業は、営業職だけでなく、事務職であっても労働環境が悪いので、応募前に企業を慎重に見極める必要があります。

不動産事務ブラック求人の特徴

常に募集をかけている

求人サイトをみるといつも募集がかかっている企業はブラック企業の可能性が高めです。ブラック企業は労働環境が悪く、雇った人がすぐやめてしまうため、求人票には実態と異なる魅力的な条件を出していたりするケースも多く、だまされないように注意が必要です。

事務員に営業の仕事を求める

求人の仕事内容の幅が広すぎる場合は、営業職の募集に人が集まらないため、事務員が営業の仕事をこなしている可能性があります。応募先が求めるスキルに普通免許など事務と関係ないスキルがある場合は、面接で確認を忘れないようにします。

企業に対する消費者の口コミが悪い

転職者の口コミサイトだけでなく、応募を考えている企業の名前で利用者の口コミを調べてみます。いい加減・強引な営業をしている企業は業績が良くないことが多く、社員の待遇が悪く、社内の雰囲気も居心地のいいものではありません。仕事の面でも顧客からのクレーム対応が多く、社員はストレスがたまりがちになります。利用者の評判が悪い不動産企業は応募を避けましょう。

おすすめ不動産事務ホワイト求人の特徴

土日が休み

大手の不動産会社や、管理業務をおこなう会社は、不動産会社には珍しく土日きっちりやすめる企業があります。不動産業界では貴重な求人案件ですので、家族や友達との時間を大切にしたい人におすすめです。

紹介予定派遣が狙い目

待遇が恵まれており、一度務めた人がなかなか辞めたがらないホワイト求人の正社員の募集はかなり少ないのが現状です。正社員待遇で良い条件の求人がない場合は、正社員雇用が約束されている紹介予定派遣で探すと、大手や優良企業のよい求人がみつかりやすくなります。正社員になれるまでの期間や条件をきっちり確認して応募してみましょう

未経験OKかつ条件の良い不動産事務の求人を見つける方法

自力では見つからない好条件の求人

ハローワークや求人サイトでは、未経験者でも応募できる優良求人を見つけるのは難しい作業です。未経験から不動産事務を目指す場合は、転職エージェントに登録することで、いい条件の非公開求人を紹介してもらうことができます。転職エージェントでは、キャリアコンサルタントに転職活動をサポートしてもらえるので、不利になりがちな未経験転職も上手に進めていくことができます。

プロのアドバイスでミスマッチを予防

さらにエージェントを使うと、応募前に担当者から転職先の雰囲気や離職率などの内部情報を得ることができるので、ブラック企業を避け、転職後のミスマッチを防ぐことができます。会社によって業務の範囲が大きくかわる不動産事務の場合、どんな内容の仕事をするのか細かく確認できるというメリットもあります。

リクルートエージェント

リクルートエージェントでは登録すると担当のキャリアアドバイザーと面談を行います。そこで今後の自分のキャリアをみつめ、未経験の業界への転職でも、自分では気づかなかったセールスポイントを教えてもらえるので、転職活動を前向きに進めていくことができます。面談後は、希望する条件に合った求人を紹介してもらえるので、職探しの手間を省くことができます。また応募先にそった応募書類の作成の仕方や、面接対策をサポートしてもらえるので、働きながらでも、不動産事務への転職を成功させることができます。

まとめ

不動産事務の仕事は、一般事務にくらべて収入がよい求人が多い仕事です。必須のスキル・資格は特にありませんので未経験からの転職も充分可能です。その一方で不動産業界の中にはブラック企業が多く正社員の待遇の良い不動産事務の求人数は数が少ないというデメリットがあります。

未経験から不動産営業に転職するときは、なぜ不動産業界なのかなぜその企業なのかを志望動機で明確にし、事務のスキルだけでなく接客スキルをアピールします。

応募前に企業の内情をつかむために転職エージェントに登録して、よい条件で働けて自分のキャリアアップをかなえられるホワイト企業を見つけましょう。