会社役員といえば、会社経営の一角を担う職責を持つ取締役や監査役のイメージが強いのではないでしょうか。地位も名誉もあり、待遇がよく社会的にも優遇されているという印象があります。しかし、現在会社役員として働いている人も、様々な理由から「辞めたい」、「転職したい」と考えている人は少なくありません。キャリアアップのため、今の会社が嫌になったため、など理由は様々だと思いますが、せっかくなら役員として培った経験を活かした転職をして、年収アップもつかみ取りたいものです。

こちらでは、会社役員を辞めるときの注意点や、年収を下げないための転職先の選び方会社役員を辞めたい人が有利に転職できるおすすめの転職先はどこなのかなど、会社役員から転職したい人に役立つ情報をまとめてみました。会社役員からの転職を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

会社役員を辞めたい理由は?

経営者との方針の違い、報酬面や人間関係など辞めたい理由は様々

会社役員を辞めたい理由で多いのが、経営者との方針の違いでうまくいかなくなり、役員を辞める、というケースです。また、決められた役員報酬が払われていない、もしくは低すぎて不満、といった金銭面で折り合いがつかず辞めたい、というケースもあります。また、役員同士の派閥争いや経営者との人間関係に嫌気が差して辞めたい、というケースもあります。

労基法で守られていない点に注意して退職を考えること

会社役員は株主総会の決議によって「解任」されることもあります。ただし、正当な理由なしに解任された場合は、損害賠償請求により任期満了までの役員報酬をもらう権利はあります。また、会社役員は労働者ではないため、雇用保険の適用はない点も要注意です。

会社役員は、株主総会の決議によって任命され、あくまでも会社との委任契約に基づき就いている役職です。辞任届を出せば、法律的には問題なく自分の意志で辞めることができますが、辞任手続きの際、登記申請を行う必要があります。そして、役員を解任をすると、役員解任の旨が登記簿に記載されることになります。登記簿に載るということは公になるということなので、会社としてリスクを負うことになります。

会社役員から異業種に転職、おすすめの転職先は?

役員から転職するなら、同等の役員クラスの職種がおすすめ

人間関係や経営者との方針の違いなどが退職理由の場合は、転職先の候補としている企業の経営者の考えなど、内情をよく調べておくことが大切です。
役員から転職するのにおすすめなのは、同等の役員クラスの職種です。たとえば、前職よりも企業規模の小さいベンチャー企業や中小企業への転職なら、役員クラスでも一段階上の役職に就けることもあり、年収もアップする可能性もあります。
ただし、同業種など競合他社への転職は、前職での秘密保持契約などの関係もあるため注意が必要です。社会人としてのモラルを通した上で、総合的に判断して転職先を決めることが必要です。

辞めたいと思ったら、まずは転職サイトで求人をストックしておこう

転職に成功するかどうかは、良い求人に出会えるかどうかで決まります。良い求人に出会えるかどうかは運とタイミング次第なので、常日頃から求人サイトをチェックしておく必要があります。あらかじめ転職サイトに希望条件を登録しておけば、条件にマッチする求人が出たらすぐにお知らせしてくれますので、良い求人に出会える確率が上がりますし、取りこぼしも防げます。転職したいと思ったら、まずは転職サイトで網を張っておくのがおすすめです。

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会社役員から転職、年収を下げないためにはキャリアにマッチした求人選びが重要

会社役員は、一般的に社員よりも年収が高いことが多く、転職を考える場合に一番気になるのが、年収を最低限キープできるかどうかということです。
現在の年収を維持したまま転職するためには、キャリアと求人のマッチングが最重要ポイントです。
役員としてこれまでに培ってきた経験やスキルと、転職先が求める条件がマッチしてないと、単なる未経験転職と見なされてしまうリスクもあります。そうなると、年収が大幅にダウンする人もいるため、自分をいかに高く売り込むか、ということが重要で、計画的な行動が必要になります。

良質な役員の求人を自力で探すには限界がある、転職エージェントを積極的に活用

転職支援サービスの一つに、転職エージェントがあります。これは、求人紹介をはじめ、面接対策や応募書類添削など、具体的なサポートを専任のキャリアコンサルタントが行ってくれるサービスです。求人サイトなどで自力で求人を探すよりも、転職エージェントのキャリアカウンセリングを受けて、自分のキャリアにマッチする求人を紹介してもらう方が安全ですし、効率的です。

最近は、ノウハウやスキルを持った即戦力となる人材を求める会社が増えているので、役員クラスの求人も見つかります。ただし、そのような求人は登録者だけの非公開案件となっているケースが多いので、登録すれば良質な求人に出会える可能性が広がります。

役員や経営幹部の求人に特化した転職エージェントがおすすめ

転職エージェントは、総合的なもの、業種や職種を絞ったものなど、それぞれに特色がありますが、経営幹部や役員といったエグゼクティブ層に特化して支援を行う転職エージェントもあります。専門の転職エージェントには、ノウハウがあります。それらを活用することで、役員として培ってきたキャリアやスキルを活かせる求人に出会える可能性が高まります。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートグループに属する転職エージェント、リクルートエージェントは、業界No.1の転職成功実績と取扱求人数を誇り、転職活動をはじめるなら、まずは登録しておきたいエージェントです。転職市場の動向や、情報収集のためにも役立ちます。
非公開案件が約80%と豊富なので、登録することでより良質の案件に出会える可能性があります。リクルートエージェントは、その知名度と信から、独占求人も多数扱っているので、
役員の経験を活かせる良質な求人とのマッチングにも期待できます。

リクルートエージェント公式サイト

まとめ

役員を退職したい理由は企業によるもの、個人によるもの、さまざまです。

会社経営者との方針の違い
人間関係の問題
待遇など金銭面での問題
キャリアアップや年収アップのため

などが多いですが、会社役員からの転職で、それまでのスキルやキャリアを活かした求人選びができないと、未経験転職と同等に扱われ、待遇が極端に悪くなってしまうリスクもあります。そのため、会社役員からの転職は、そのスキルやキャリアを活かせる求人選びが重要です。おすすめの転職先としては、

同等の役員クラスの職種
ベンチャー企業

です。転職エージェントなど、経験豊富なキャリアコンサルタントのサポートを受けて、キャリアを活かせる良質な求人を見つけてください。