試食販売バイトの評判まとめ！しゃべりっぱなしで辛いって本当？

副業を探しているアラサー世代におすすめの仕事にはどのようなものがあるでしょうか。
働きやすい仕事として挙げられるのが、試食販売です。スーパーなどで試食販売員を見かけることは多いですが、一体どのような仕事で給料はどのくらいもらえるのでしょうか。試食販売の仕事の内容やメリット・デメリット、そして副業に向いているかどうかについて紹介していきます。

試食販売バイトの良い評判まとめ！メリット・楽な点は？

コンスタントに働かなくてもいい・人間関係のわずらわしさがないので楽

試食販売のバイトは、スーパーと直接契約ではなく、基本、試食販売専門の派遣会社に登録して仕事を紹介してもらいます。仕事当日は直接指示された店舗に行き、店頭で新商品やおすすめ品を来店するお客さんに声を掛けて試食してもらうのが仕事です。ホットプレートを使って簡単な調理をすることもあります。

試食販売バイトは自分の都合の良い日を事前にシフトの希望で提出するので、決まった曜日にコンスタントに働く必要がありません。

また毎回いろいろな商業施設に出向くので、従業員同士の人間関係にわずらわされることなく自分のペースで働くことができます。またおすすめする商品の販売ノルマがないことが多く、お客さんの方も声を掛けると喜んで試食をしてくれることが多いので、比較的初心者でも取り組みやすい仕事です。

現金がすぐ手に入るのがメリット

試食販売のバイトは不定期なことが多いので、多くの試食販売派遣会社が日払い・週払いのアルバイト代の支払いに対応しています。急いで現金が必要な時は沢山仕事を入れて、すぐに給料を手にすることができるので急な出費がある人にとっては助かります。

また、試食販売を行う場所はスーパーやショッピングモール、商店街などが多いです。ほとんどが屋内なので空調が効いており、天候に左右せずに快適に働けます。ただし、仕事によっては野外のイベントでの試食販売など屋外での仕事もあります。その場合は寒さ対策、暑さ対策をしっかりしてください。

試食販売バイトの悪い評判まとめ！デメリット・きつい点は？

アレルギーの確認に注意が必要・毎回職場が違う

不特定多数のお客さんに試食を進めるには注意することがあります。アレルギーのある人にアレルゲンの含まれる食材を説明なしに勧めてしまうと体調不良や発作を引き起こしてしまうおそれがあります。丁寧にアレルギーに関する説明をしながら試食をすすめる必要があります。

中にはひたすらつまみ食いをする人や、使った爪楊枝を捨てずに戻す人などもいます。エチケットを守ってくれない人には上司を通すなどして注意する必要がありますが、下手な出方をするとトラブルの元になるので気を付けましょう。

また毎回派遣先のお店が違うので、仕事に行くたびにお店へ向かうルートや従業員出入り口や施設など確認事項が多いのがデメリットです。食品を扱うため髪の毛を束ねたり爪の長さやネイルの色など身だしなみに関する規定もあるので注意が必要です。

声をずっと出していなければいけない・体調が悪くなっても休めない

試食販売のアルバイトはそばを通るお客さんに積極的に声をかけて試食や商品をおすすめします。慣れないと声を出すのが恥ずかしく感じることもあります。またシフトの間中ずっと声を出しているので、翌日声が枯れてしまうことがあるのがデメリットです。

試食販売のアルバイトは基本１か所につき、１人の人員が派遣されます。体調不良にみまわれても急に仕事をキャンセルしにくいので、他の仕事以上に体調管理に神経を使います。

試食販売の場合はスーパーの冷房で体が冷えてしまう点に気を付けなければいけません。特に女性は冷え性になりやすいので、会社の許可を得た上でカーディガンなど羽織れる物を持っていれば安心です。

また、試食は立った姿勢で行うので、8時間勤務であれば休憩時間以外は立ち仕事になります。ずっと立っていると足がむくむほか、腰痛が生じることもあるので注意が必要です。立ち仕事は初めはきつく感じる人もいますが、だんだんと体が慣れてきます。

試食販売のバイトの仕事内容

まずは試食販売員を派遣する会社に登録しよう

試食販売の仕事がしたい場合は、まず人材を派遣している会社に行って登録作業を行います。名前や住所や最寄りの駅などプロフィールを埋めて、身分証明書などを提出すれば、委託業務ができる状態になります。

仕事の一覧を見ながらスケジュール調整

会社には、何日にどこの店舗でどのような試食販売の仕事があるのか、仕事の一覧があります。それを見て、自分の住まいや仕事内容と照らし合わせながら、空いている日の仕事を抑えていきます。仕事選びは先着順になることが多いので、行きやすい場所の仕事を早めに抑えておくと良いです。

当日は直行直帰で働く

仕事当日は、会社には出勤せずに決められた店舗に直接行きます。初めて行く場所の場合は迷うことも想定して、遅刻しないように早めに出発しましょう。仕事が完了したら、自宅に帰れます。基本的に直行直帰の仕事になります。

指示通りに試食を作り販売する

当日店舗では、売り場の店長の指示に従います。試食商品はどのように作れば美味しく食べてもらえるかを考えて、テキパキと試食を作りましょう。慣れるまではどれくらいの量を一度に作れば良いのかなど悩むことも出てきます。経験がものを言うので、試行錯誤しながらとにかく仕事を進めていくことが大事です。

材料費は立て替えておく

この仕事では、紙コップや紙皿、爪楊枝などなどが必要です。さらに、例えばドレッシングを販売する場合はドレッシングをかける野菜類も用意しなければなりません。こうした道具や材料などは、自分でお金を立て替えて購入しておきます。会社によっては材料費の限度額が決められている所も見られます。買い過ぎには注意しながら必要な物を揃えて、試食を盛り付けて仕事開始です。

業務完了日報を書いてファックスや郵送で会社に送る

勤務時間が終われば、売れた商品数・値段・材料に使った物と経費・客の反応などを日報に書きます。商品が売れる度に「正」の字でメモをしておけば、後で日報を記入するときに分かりやすいです。きちんと間違いなく日報を埋めることが、真面目に働いた証拠にもなります。業務日報はファックスか郵送で会社に送り、会社側がチェックして問題がなければ給料が支払われます。

試食販売のバイトの給料（平均時給・月収）

日給制

試食販売のバイトの給料は、日給制であることが多いです。だいたい7～8時間勤務の1日仕事で、空いた日にシフト希望を出します。仕事完了して会社に行ってすぐに給料をもらえる所も中にはありますが、ほとんどが後日振り込みになります。日給の相場は10000円前後です。残業があるケースは少ない仕事です。

交通費支給額は会社によって異なる

試食を行う店舗まで直行直帰で行くことになりますが、その際の交通費においては全額支給される会社もあれば決められた額までしか出ない所もあります。全額支給されない場合は、自宅から近い店舗の仕事を探して希望シフトを出さなければ、交通費を一部自己負担しなくてはなりません。働きたい場所を選べる仕事なので、できるだけ自宅近くの店舗にすることで交通費も損せずに済みます。

試食販売のバイトの年齢層

学生からアラフィフまで幅広い年齢層

試食販売のバイトは、元気な学生が行っているほか、ベテランの50代くらいの女性の姿もよく見られます。立ち仕事さえ可能であれば、年齢は関係なく幅広い世代が行える仕事です。

特に年齢制限はなし

試食販売をするにあたって、特に年齢制限を出している会社は少ないです。ただし、加熱が必要な凝った調理の試食の場合はベテラン主婦世代の人に任せるなど、仕事によって年齢条件を定めている会社もあります。

試食販売のバイトに採用されるコツ

清潔感のある身だしなみが大切

試食販売のバイトは、食品を扱うので清潔感が何より重要です。髪の毛がボサボサだったり爪が伸びていたりすると面接の際に不利になります。採用されるためには、何より身だしなみを綺麗に整えて挑むことを徹底したいものです。

会社によってはネイル禁止や長い髪は束ねるなどの決まりがあることも多いです。面接時も派手過ぎるメイクや服装は控えましょう。

接客経験があれば有利になることも

スーパーなどで試食を勧める際に、接客経験があれば役に立ちます。バイトに就いてから研修で接客マナーや言葉遣いなどを学べる会社もありますが、ほかの仕事で接客業やサービス業をしたことがあれば面接では優遇されます。接客業の経験がなくとも、面接時にハキハキと丁寧な対応ができて正しい敬語が使える人であれば採用されやすいです。

面接はさわやかな笑顔で

試食販売は子供からお年寄りまでいろいろな人を相手に話します。そのときに不愛想では試食もしてもらいにくいです。笑顔で勧めるからこそ、みんなが寄ってきて美味しく食べて購入してもらえるのです。試食販売は笑顔が大切な仕事とも言えます。面接もさわやかな笑顔で受け応えをしたいものです。

料理好きをアピール

試食で提供する食品の中には、肉を炒めたり野菜を切ったりと調理する必要が出てくる場合もあります。美味しそうに盛り付けることも大切ですし、料理が好きな人は採用してもらいやすいです。面接の際には、料理が得意なこともアピールしましょう。

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まとめ

試食販売の仕事は、立ち仕事で体が冷えるなどの苦労はあっても、冷え対策をしたり足に負担のかからない靴を履いたりすれば問題ありません。人と接する仕事がしたいなら、いろいろな人と関わり合えて楽しく働けます。直行直帰でスケジュールも立てやすく、副業にも向いている仕事です。女性だけでなく男性も、料理が好きな人は挑戦してみると良いでしょう。