「会社の飲み会はサービス労働だから、行く義務はなし!でも、上司にその通りに言うわけにもいかないし、何と言って断ればいいのか。」、「会社の飲み会が苦痛なのに、いつも断れなくて結局、毎回参加する羽目に。上手な断り方を教えて欲しい。」、「飲み会自体は我慢できるけど、お酒が飲めないことを理解してもらえないのが辛い。」

ここでは、会社の飲み会を断りたい人のために、角を立てずに上手に飲み会を断る方法を紹介します。

NGな断り方と、会社の飲み会に参加しないといけないときの上手な楽しみ方も紹介するので、参考にしてください。

どうしても参加したくない!みんなが飲み会に行きたくない理由

周囲の盛り上がりについていけない

大人しい人の場合、他の人たちがわいわい騒いでいるのについていけず、取り残されてしまうため、飲み会の席は居辛いと感じる人もいます。

また、最近はセクハラや泥酔など、「羽目を外し過ぎる人がいるのが嫌」という意見も増えています。

飲み会のタバコ臭い空気が苦手

飲み会の会場となるお店は、分煙になっていないことも多いです。そのため、タバコ臭い空気が苦手という理由で飲み会を嫌がるもいます。

気管支が弱いなど、健康上の理由でどうしてもタバコの臭いがダメな人もいるでしょう。

飲み会にお金を使いたくない

昔は、飲み会に参加することも出世の手段と考えられていました。しかし、出世を望まない人が増えた現代では、「会社の飲み会はサービス労働だから、お金と時間のムダ。強制参加させるのはパワハラ」と考える人も多くなっています。

さらに、昔は「お酒が好きだから」という理由で積極的に参加する人も少なくありませんでしたが、最近はお酒自体を好まない人も増えています。

行っても得をすることがない

「お酒は好きじゃないし、出世も望んでいない」という人からは、「行っても何の得にもならないから行きたくない」という意見もよく聞きます。

特に、あまり雰囲気がよくない職場の場合は、飲み会もハラスメントや愚痴に付き合い続けることになってしまうので、得にならないどころか苦痛でしかありません。

お酒が弱い

好き嫌いとは別に、体質自体がお酒に弱い人もいます。お酒が飲めない人に理解がない飲み会だと、飲めない人は苦痛に感じてしまいます。

実際、「チューハイなら少しは飲めるけど、乾杯のビールが飲めないからディスられる」、「本当に1滴で悪酔いするほど弱いのに、ウーロン茶ばかり飲んでいると付き合いが悪いと言われる」といった話もよく耳にします。

気が合う人がいない、1人で孤立してしまう

「職場の飲み会は気が合う人がいなくて孤立するから嫌」という人もいます。飲み会自体が嫌いなわけではなく、友達同士など、気の合う仲間との飲み会なら参加できるタイプの人です。

このケースの場合は、「悪口や噂話ばかりなのが嫌」など、他の理由と複合型の人も多いです。

気をつけて!その断り方嫌われます。相手を不快にしない上手な断り方とは?

相手を不快にしてしまう断り方

忙しいので

ぶっきらぼうに「忙しいので」という断り方だと、事情が分からない上に、現代はほとんど全員が忙しいので、「飲み会に来たくないということだな」と思われて嫌われます。

忙しいという理由で飲み会を断りたい場合は、「家族の介護で忙しい」など、なぜ忙しいのかも伝えた方が納得してもらいやすいです。

行けたら行きます

本当に予定が分からず、行けるようなら行こうと思っている場合は、「行けたら行きます」と答えても問題ありません。

ですが、行く気がなくて、はっきり断るのが面倒だからという理由で言うのは止めましょう

行く気がないのに「行けたら行きます」と言うのを何度も繰り返していると、本当は来る気がないことが相手にも分かってしまいます

これは相手に対してとても失礼なことなので、嫌われます。

即座に断る

スケジュールの確認もせずに、即答で断るのも嫌われます。行きたくないのが丸分かりだからです。

ただ行きたくないだけであっても、「予定を確認して、なるべく行けるように調整してみます」と言って、正式な断りは少しあとに入れましょう

どのみち行かないのであればムダなことと思うかもしれませんが、このステップを踏むことで、「自分の誘いに誠実に対応してくれている」と感じてもらえます。

ただし、当日急に誘われた場合に限っては、「今日は予定があるので申し訳ありません」とその場で断ってもよいです。

当日の予定なら把握できていても自然ですし、相手も他の予定がある可能性を想定した上で誘っているからです。

相手を不快にしない上手な断り方

体調不良

相手を不快にさせずに飲み会を断るには、体調不良を理由にするとよいです。風邪や虫歯など、みんなが経験するような一般的な病気であれば、理解してもらいやすいです。

ただし、仮病で大げさな病名を挙げてしまうとバレやすいので、軽めで普遍的な病気にしておくのがコツです。

先約がある

習い事や別の飲み会など、先約があることを理由に断るのもよい方法です。習い事を理由にするなら、今の仕事に直結する内容のものや、体力作りに役立つものだとさらによいでしょう。

別の飲み会があることにする場合は、「めったに合えない友人が来るので」など、どうしてもその日でないといけない事情を言い添えると納得してもらいやすいです。

場所などの設定も考えておくとよいです。詳しく突っ込まれたときに、自然に答えられるからです。

家族や恋人との予定

「親が寝込んでいるので、早く帰って世話をしないといけない」など、家族をダシに断る方法もあります。

恋人とデートの約束がある」という口実も、たまになら使ってもよいでしょう。ただし、恋人を理由に断るのは、あまり頻繁だと「仕事の付き合いより恋人が優先なのか」と思われてしまうので注意が必要です。

「最近忙しくて、ずっと恋人を放置してしまっているので」というニュアンスにしておくと、納得してもらいやすいです。

子どもの事情

小学生くらいまでの子どもがいる人の場合は、子どもの事情も理由にできます。「朝から熱を出している」、「勉強を教える約束をしている」などが使えるでしょう。

ドクターストップ

飲み会というよりも、お酒を飲むことを断りたい人の場合は、ドクターストップを理由にするのが確実です。

単に飲めない体質だからという理由だと、「ちょっとなら大丈夫でしょ」「1杯くらい付き合いなよ」ということになりがちですが、ドクターストップだと言えば、それ以上はすすめられません。

仮病の場合は、特定の疾患名を出してしまうとあとでバレやすいので、「肝臓の数値が悪くて」ということにしておくのがよいでしょう。

ライフラインの故障で修理業者が訪問予定

「その日はエアコンの修理業者が来ることになっている」など、ライフラインの修理業者との約束を理由に断るのも有効です。

「修理は別の日にできないの?」と切り返された場合は、「混んでいる業者のようで、その日を逃すと次はいつ来てもらえるか分からない」と答えましょう。

断る際は一言つけ加えることが大事

本心では誘われたくないと思っていたとしても、断る前に「誘っていただいてありがとうございます」と感謝の枕詞をつけると印象アップに繋がります。

これは「嘘」を吐いているのではなく、あなたを誘おうと思ってくれた相手に対する「礼儀」を通すことです。

さらに、「参加できなくて残念です」、「また誘ってください」と言えれば完璧です。

飲み会を断ることが続いているようなら、「せっかく誘っていただいているのに、いつも参加できなくて申し訳ありません」とつけ加えるのもよいでしょう。

それでも、どうしても飲み会に参加しないといけないときの楽しみ方とは?

飲み会に参加しても愚痴を言わない

会社の飲み会となると、たまには顔を出さないといけないときもあるでしょう。会社の飲み会に参加するときは、愚痴を言わないのが鉄則です。

愚痴は連鎖するので、1人が言い出すと愚痴大会になってしまい、全体の雰囲気が悪くなります。特にお酒の席は気が緩むこともあって、愚痴が連鎖しやすいです。

気が乗らなかったとしても、飲み会の間は皆で楽しく過ごすことを心がけましょう。

他の人が愚痴を言い出したときも、「それは大変ですね。ところで…」と一旦、相手の話を受け止めた上で、早めに別の話題にすり替えてしまうのがベストです。

飲みの席の愚痴は、話を聞こうとすると長引いて雰囲気が悪くなるので要注意です。

積極的に話しかける

つまらないからといって、ふてくされた態度で座っているのは禁物です。会社の飲み会はムダなように見えますが、職場の人と親睦を深めやすいので、会社の飲み会を上手に活用すれば仕事もやりやすくなります。

どのみち参加しなければならないのであれば、近くの席の人に積極的に話しかけてみましょう

よく知らない人など、何を話せばよいか分からない相手の場合は、相手を褒めるところから始めてみると打ち解けやすいです。

洋服や持ち物などなら、よく知らない人でも褒められます。

その際、「そのネクタイ、いいですね」と漠然と褒めるのではなく、「ネクタイの柄」「洋服の色」など、具体的なポイントを挙げて褒めると説得力・好感度が増します。

最初から飲み会に参加して場になじむ

飲み会が苦手な人ほど、最初から参加するのがおすすめです。残業などで途中から顔を出すと、他の人ができ上がってしまっていて、余計に入り込みにくくなるからです。

お酒が飲める人の場合は、早めにほろ酔いになるペースで飲むとよいでしょう。お酒が入っていれば、リラックスして楽しみやすいです。

周りが大人しい人ばかりで座っているなどでつまらないようなら、トイレに立ったついでにさり気なく他の席に移動して、別の人と話してみましょう。

おしぼりで作れるペンギンなどを覚えておいてその場で作るのも、話のネタになるので便利です。

食べることに集中する

お酒が飲めない人は「飲めないけど、食べるのは頑張れます」と宣言して、食べる係を担当してしまうのもよい方法です。

お酒が一切飲めなくても、食事や会話を楽しんでいれば、それで飲み会の場になじめます。料理は話のネタにも使えるでしょう。

食べることに集中する方法は、間が持たなくなったときや、どう頑張っても飲み会がつまらないときにも使えます。

つまらなそうにしたり、スマホをいじるなど飲み会と関係のないことをするのが一番よくないので、飲み会の場にあるもの・人で上手く楽しむことが大切です。

率先して幹事を買って出る

飲み会に行きたくない立場の人には意外かもしれませんが、敢えて幹事をさせてもらうのもおすすめです。

幹事は会場の手配から当日の会計の計算まで、やることが多いので面倒ですが、マネジメント力とコミュニケーション力を鍛えられます

幹事なら嫌でも参加メンバーに話しかけることになるので、飲み会でいつもぽつんと孤立してしまう人には特におすすめです。

飲み会に行きたくない人の気持ちが分かる強みを活かして、飲めない人が楽しめる配慮もできるので、適任な可能性もあります。

スイーツが充実している居酒屋を選ぶ・簡単なゲームを用意するなど、飲み会に不満がある人ならではの工夫をしてみるのもよいでしょう。

まとめ

会社の飲み会に行きたくない人は、誘われることも負担に感じるあまり、つい感じの悪い断り方になりがちです。

忙しいので
行けたら行きます
即座に断る

これらの断り方は角が立って、仕事がやりにくくなるので控えましょう。相手を不快にさせずに上手に断るには、以下の口実を使うのがおすすめです。

体調不良
先約がある
家族や恋人との予定
子どもの事情
ドクターストップ
ライフラインの故障で修理業者が訪問予定

また、断る際に一言つけ加えることも大事です。誘ってくれたことに対する感謝の気持ちを伝え、「行きたいけれどどうしても行けない。また誘って欲しい」というニュアンスで断ると、角が立ちません。

会社の飲み会は、どうしても参加しなければならないときもありますが、その場合も記事を参考に、上手に工夫して楽しんでくださいね。