2分間に1組が離婚…専業主婦が仕事を見つけるための秘訣

様々な理由で離婚をする夫婦がいますが、専業主婦だった場合離婚後に仕事を見つけて生活していくことは簡単なことではありません。

ここでは、専業主婦が離婚前に仕事を見つける方法専業主婦が離婚後に就職しやすい職業についてまとめています。
また、離婚した専業主婦の就職までの難しさと、専業主婦が離婚後に稼がなければならない金額母子家庭への支援制度についても解説しています。

万全の準備を整えて、離婚前に再就職しましょう。

専業主婦が離婚。子なしでも仕事探しは大変なのか?

40代、50代、子なしの専業主婦でも離婚後の仕事探しは大変

専業主婦である期間はブランク

子どもがいなくても、専業主婦の間は仕事していない期間なので、職歴としては無職期間でブランクです。ブランクが長くなれば、それだけ社会復帰・再就職は厳しくなります

40代、50代で子育てが終了していたとしても、子どもがいなくても、離婚後の仕事探しの大変さは同じです。

離婚は就職の理由にならない

専業主婦が夫と死別した場合は仕事する理由としては問題ないですが、「離婚したから仕事を探している」「離婚したから就職したい」というのは志望理由としては印象がよくないです。

専業主婦としては当然の理由に思えるかもしれませんが、企業には関係ありません。志望理由や応募理由にはならないと認識してください。

離婚後の再就職活動はマイナスイメージ

採用側としては、離婚は突発的な出来事ではなく、双方の同意で実行すると認識しています。
企業のビジネス感覚では、子どもがいる場合は特に、離婚予定があるなら事前に仕事を探しておくのが計画的だと考えます。
就職したい理由に『離婚したから』というのは、場当たり的で無計画というマイナスイメージになるのでおすすめできません。

離婚する前にできること

離婚する前にできることを探して準備しておくのは、子供がいてもいなくても一緒です。
離婚後の住まい、子どもの学校や保育園・学童保育・預け先収入を得る手段としての仕事、できるだけ離婚後の生活を具体的にイメージして、問題はクリアにしておきましょう。

離婚後にアパートを借りようと思っている場合、安定した収入が無ければ賃貸契約が結べないことも多々あります。不動産屋で収入証明や就業証明を求められたというケースもありますので、定期的な収入の道を確保しておくことがおすすめです。

離婚してからの仕事探しは大変

独身での仕事探しとは違い、子どもがいる状態での仕事探しは応募企業に求める要望が格段に増えます。

例えば
・働きやすいホワイト企業であること
・土日祝日は休みたい
・勤務時間帯について、早すぎても遅すぎても困る
・社会保険に加入したい
・安定した正社員雇用
・自宅から近いこと など

仕事に対して希望条件を上げはじめれば、本当にキリがありません。
専業主婦で職歴にブランクがあり、特別なスキルも無い場合は、ただでさえ応募できる求人も少ないのです。条件が多くなればなるほど、競争率も高くハードルが上がり、採用される確率は低く、再就職は厳しくなります。

仕事は離婚前に手に入れる

離婚前に、専業主婦からワーキンクマザーに転身

離婚を決意したら (あるいは迷っているなら) 、すぐに再就職のために動くべきです。離婚してから仕事開始ではなく、仕事を始めるのも離婚前の方がおすすめです。
まずは、夫を言いくるめて専業主婦からワーキングマザーに転身しておきましょう。家計の足しと言い訳しつつ、こっそり貯金しておくのもアリです。
離婚前にワーママになっていれば、離婚後に転職することになっても、企業からは専業主婦からよりは即戦力として考えられます。

離婚前は夫も保護者

企業側は、突発的に休む可能性の高い人を採用することはありません。離婚したばかりの専業主婦は、本人が新しい生活に慣れるのに時間がかかります。子どもが体調を崩すことも多々ありますし、離婚と仕事のダブルでの新生活はストレスや負担も大きいです。
企業にとっては、ダブルリスクですから離婚直後のシングルマザーは敬遠されます。

別れる夫であっても離婚前は保護者なので、企業側にとっては母親一人だけで子どもを育てているというよりはリスクが少なく、印象もよいです。
入社後の離婚は仕方ないということで、できるだけ離婚前に入社しておきたいですね。

離婚前に資格取得する

長期的に離婚計画を練るなら、資格をとっておくと就職に有利です。
誰でも取得できるような簡単な資格では無く、看護学校・調理師学校・美容師専門学校など『師・士業』などの資格職がおすすめです。
資格や免許の名義(姓)は離婚後に書き換えればよいので、離婚前に勉強して取得を目指しましょう。

専業主婦が離婚したらいくら稼がないといけないの?

生活費はいくらかかる?

子供有り 子供無し
実家暮らし 平均14~18万
※実家でもある程度の額を実家に渡している人が多い
平均12~15万
※税金や年金など社会保険料、医療保険、生命保険料も含まれてくる
独立 平均18万~25万
家賃が6万程度として約3倍の給与は必要と言われている
平均20万程度

離婚後実家に戻ることができたとしても、平均12万円から18万円必要で、実家にもどれない場合はさらに必要な金額が上がり、子どもがいる場合は平均25万円程度の生活費が必要になります。
地方の場合は都会と比べると家賃も物価も安いですが、給与レベルも低く求人案件も少ないです。子どもが成長するに伴い手はかからなくなりますが、今度は教育費など必要な費用も増えてきます

母子家庭への支援制度

支援制度名 内容
児童扶養手当 ひとり親家庭への手当
児童手当 子供の年齢により月額5,000~15000円の手当
医療費助成制度 ひとり親家庭への医療費助成
住宅手当 一部自治体のみ
税金や健康保険税の免除 住民税や年金、保険料の軽減措置など
保育料の免除や減額 自治体により異なる
自立支援訓練給付金 教育訓練受講終了後に経費の20%給付
貸付制度 無利子貸付
粗大ごみの手数料減免 自治体により異なる
JR等の定期購入時に割引 通勤定期30%割引

他にも割引、減額、免除などありますので、賢く調べて利用するべきです。
地方自治体によって利用できる制度や援助もいろいろですが、ほとんどが申告制なので情報を集めましょう。すべて利用したとしても、子供を抱えての生活は実際には大変です。

年金の分割制度

40代・50代になると老後も気になってきますが、夫が会社員で扶養に入っていた専業主婦が離婚した場合、相手の合意不要で年金を50%もらえることになりました。
結婚していた期間のみに対しての年金額ですが、婚姻期間が1ヵ月でも対象になります。
専業主婦での婚姻期間が長ければ、分割される年金も多くなります。

専業主婦が離婚後に就く現実的な仕事

具体的な職種(現実的にみんな何の仕事に就いたのか)

職種 選んだ理由 月額給与
生命保険のセールスレディー 職歴・国籍・年齢が問われないから 平均15万
無資格からのヘルパー 資格も取れる、採用されやすいから 平均17万
コールセンター 最低限のPCスキルがあればできるから 平均15万
水商売 収入が良いから 平均30万

出典:http://girlschannel.net/topics/205824/

保険業界

生命保険のセールスレディーは、営業力のある女性にはおすすめですが向かない人も多いです。近年ではファイナンシャルプランナー資格を取得してキャリアアップするよう、義務付けている保険会社もあります。
社交的で数字に強く勉強が得意なら、バリバリ稼ぐシングルマザーもいます。

介護業界

介護職は万年人手不足ですし、かなりハードですが、介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)資格があれば正社員での就職も容易です。
介護職は体力さえあれば50代でも採用されますし、離婚経験者やシングルマザーも多いので事情説明も話が早いです。
例えば、離婚前の賃貸アパート契約に就業証明が必要な女性に、入社前なので就業証明は無理ですが、雇用条件契約書(入社予定日・旧姓記載)を発行して不動産屋に雇用を保証した例もあり、理解や融通がききやすいです。

女性の多い職場

現実的に専業主婦が離婚後に就業した職種は、女性が多く結構ハードな業界ばかりです。
コールセンターも女だらけでドロドロしたオフィスも多いですし、非正規雇用も多く不安定で収入も低いのが一般的です。水商売は言わずもがな・・・ですね。
再就職しやすい業界や業種は、人手不足やブラック率の高い業界とも言えるでしょう。

専業主婦が離婚前に仕事を見つける方法

ハロワに相談がおすすめできない理由

求人案件の質が悪い

ハローワークは公的機関なので、企業が無料で求人を掲載できます。つまり、求人に経費をかけられない零細企業や人材育成に余裕の無いブラック企業が多いです。
釣り広告のようなカラ求人で応募者を集め、実際はまったく内容が違っていたりする詐欺まがい求人も紛れています。

担当者次第の側面もある

ハローワーク職員は公務員なのでいわゆるお役所な側面もあり、担当によって対応に差が出てきます。結局は、自分自身が動かないと何も決まらないし、就業にも至りません。
ただ職業訓練の相談や斡旋は無料なので、割り切って使える部分だけ利用しましょう。

離婚までに効率のいい就職をしたいなら

転職エージェントのキャリアカウンセリングを受ける

離婚する前に就業しておくためには、早い段階から積極的に準備に動くべきです。
まずは、自分の市場価値やキャリアの棚卸しのため、転職エージェントでキャリアカウンセリングを受けましょう。
ブランクが長い、スキルに乏しい専業主婦なら、未経験職種の多い転職エージェントを選ぶことがおすすめです。転職エージェントの登録は無料で、WEBから登録可能です。

転職サイトも活用する

計画を練るためにネットで情報収集するなら、幅広い業界に求人を持つ転職サイトにも登録しておきましょう。転職サイトも利用無料ですし、多種多様な企業の求人情報を見ることで情報を網羅できます。
さまざまな転職のためのコンテンツがありますので、心の準備をするにも最適です。
仕事を探すモチベーションのためにも、転職成功の体験談やお役立ちコラムなどは参考になります。

転職エージェントと転職サイトを併用

転職エージェントのキャリアコンサルタントには、離婚予定という事情は正直に伝えても構いません。希望条件や事情を汲んだ求人案件を紹介して貰うことも可能です。
転職エージェントをメインに利用して、転職サイトのコンテンツを情報収集用としてサブ的に利用するのがおすすめです。
情報収集で転職したい業界や企業の傾向・対策を学び、実践として応募書の書き方や面接対策をコンサルタントからレクチャーを受ける、など併用のメリットは大きく、内定確保の確率も上がります。

仕事探しの相談に最適な女性にやさしい転職エージェント&転職サイト

リクルートエージェント

リクルートエージェント

全ての業種に幅広いコネクションを持っているので、大手から外資企業まで紹介される求人数が多いです。また、業界最大手だからこそ企業からの信頼も厚く、転職希望者に有利な選考や年収交渉をすることができます
さらに、各業界に精通したアドバイザーが多数在籍しているので、自分の条件に合う求人も紹介してもらえます

リクルートエージェント公式サイト

女の転職@type

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女性の転職に特化した転職サイトで、女性を積極的に採用する企業の求人や女性のライフイベントに配慮した求人も多くあります。結婚、出産、子育て、離婚、シングルマザーなどなど、女性向けコラムも人気です。
転職市場、再就職の実態について情報収集してみましょう。

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まとめ

専業主婦が離婚した後で仕事を探すのは、職務履歴の空白期間が長いので難易度が高いです。子どもがいる場合は、希望条件も多くなり応募できる求人自体も少なくなります。

専業主婦が離婚を機に仕事を求めるなら、「高望みしない」「子どもを預ける体制を整える」「必要最低限の生活費を把握する」ことがポイントです。

転職エージェントと転職サイトのサービスを併用することで、計画的に準備・活動することができるので、離婚前に再就職して離婚後の生活に備えましょう。