転職活動中であることが勤務先にばれないか、気になる人も多いですよね。万が一上司や同僚にばれると、退職までに非常に気まずい思いをすることになりかねません。

ここでは、転職サイトの利用が勤務先にばれてしまう理由と、ばれないようにする方法について解説します。
また、転職エージェントを利用することで勤務先にばれる可能性が低くなる理由と、おすすめの転職エージェントも紹介します。

目次

転職サイトに登録していることが会社や人事にバレる理由は?

ブロック設定漏れ

各転職サイトを扱っている企業は、個人情報の管理には十分気を付けています。それでも自社にバレるというのは、転職サイト上で公開している情報を特定の会社に対して非公開(ブロック設定)にしていないことが考えられます。

勤務先はもちろん、取引先などの関連会社に対しても情報を非公開するのを忘れずに設定しておきましょう。

自分の行動が仇でバレる可能性もアリ

SNSでつい転職活動していることを書いてしまう

最近では、多くの人がSNSを利用しています。その環境の中、SNS上で転職活動していることを投稿してしまうと、それを見た人が会社にバラしてしまう危険性があります。
特に同じ会社の人が見ている可能性がありますので、SNSには転職のことは書かないように気を付けましょう

会社で転職サイトを閲覧

何気なしに転職サイトをスマホで見ているとき、誰かに覗かれているかもしれません。食堂や喫煙所などの休憩スペースでは気もゆるみがちになっています。
周囲の人も別に覗くつもりはなくてもふと目にしたときに、転職サイトのロゴが見えているなんてこともあり得ます。

転職活動の面接は平日、会社を休みがちに

転職活動での面接は基本的に平日の日勤帯に行われます。夜勤などの交代勤務をしていない限り、有休を取得して行かなければなりません。
あまりに頻繁に平日に有休を取得していると、会社の人に転職活動していることを気づかれる恐れがあります。

そうならないためにも、複数の会社で面接を受けるなら、まとめて同じ日に設定するなどの対策をしましょう。また、直接企業へ応募したときはその企業が登録情報を閲覧できるので、応募した企業経由でバレる可能性もあります。

身バレ注意!転職サイトに安心して登録する方法

ばれたくない企業はブロックする

転職サイトを利用する時に、予め自社が使っているのを知っていればブロックすることは必須です。そして同時に、同業他社や取引先などについてもある程度はブロックしておきましょう。勤務先ではなくても、人の噂や情報が回るのは早いので、念には念を入れてブロックを忘れないようにしましょう。
関係のある企業に勤めてはいけないということではありませんが、わざわざリスクを冒してまで応募する必要はないでしょう。

また、ごくまれにヒューマンエラーから企業にばれてしまうということがあります。設定したつもりになっていないか、きちんと自社をブロックできているかは転職サイトを本格的に利用する前にチェックしておきましょう。

自分を特定できる情報を記載しない

経歴や能力を伝えたいが為に、誰でも検索することで携わったことがわかるプロジェクトや仕事内容を記載すると、バレる可能性が高まります
自分の実績を良く見せるには詳細を載せるのが非常に効果的です。しかし、それを載せることで企業にばれて、転職前に退職をしなければならないような結果になっては意味がありません。

誰から見てもあなただとわからない情報はあいまいに見えますが、それでも記載するべきです。簡単な経歴として業種や携わった職務内容などを、ある程度ぼやかして上手に入力できるように工夫しましょう。

個人を特定できるような情報が流出するリスクは基本的にはない

大手の転職サイトは個人情報管理がきちんとされている

転職サイトに入力や記載した個人情報が勤務先に知られることはありません。転職サイトでは多くの個人情報を入力しますが、大手の転職サイトになると個人情報はきちんと管理されています。
さらに、大手だと会員数が多く(リクナビNEXT:約580万人、マイナビ転職:約350万人、エン転職:約450万人)、誰かが転職サイトで検索しても、自分の情報を検索される可能性は低いです。

スカウト型の転職サイトでも自社や取引先にバレる可能性は低い

転職サイトでは職務経歴書を企業に公開しているので、会社や人事部にバレるか不安になる人もいるでしょう。スカウト型の転職サイトでは閲覧できるものに「年収」・「学歴」・「職歴」、「都道府県」がありますが、閲覧できないものとして「名前」、「生年月日」、「電話番号」、「メールアドレス」、「職歴の会社名」があります。

このことからも企業は個人を特定するのはできません。しかし、例外として職歴に会社名を特定できるような内容は書かないことが大切です。手がけた商品名や部品名から企業名を推測できてしまう恐れがあります。また、在職中の会社が掲載していたり、過去に掲載していた転職サイトには登録しない方が無難です。

もしも転職サイトに嘘のプロフで登録したらどうなる?

あからさまな嘘は完全にNG

転職サイトに嘘のプロフィールを載せた場合は明らかに経歴詐称となります。そして何よりもメリットが一つもありません。嘘の経歴で採用されたとしても実力が伴わなければ意味がないですし、面接の時点で看破されます。

出身大学を全く違うものにしたり、関わったことも見たこともないプロジェクトに参加したなどと記載したりするのは完全にNGです。転職者としてだけではなく、人としてダメなことだと理解しましょう。

勤務先に応募⁉最悪の状況が起こる可能性も

自分の勤めている会社の求人であるとわかっているのに応募する人はいません。
しかし、企業名が表示されていないもしくは仲介業者を挟んでいて、求人に応募する時に転職者が応募先の会社を知らずに応募する場合があります。
このような場合、現在の勤務先企業に応募してしまう可能性もあります。

その逆で、自分も嘘の経歴を載せているので勤めている企業があなた宛てにスカウトなどでアプローチをして、レジュメや文章、年齢などであなたではないかと感じてしまう場合もあります。

身バレ防止で経歴や実績をぼやかして書くのはアリ

自分が作った実績や数字を記載するには何もそのままの詳細な数字を出す必要はないのです。
営業職の場合、月間の売り上げが約100万前後と表現してみたり、管理職であれば1500万円以上のプロジェクト、人員何人を管理し統括し成功させた。このように実際の数字に遠からず当たらずを表現すれば良いのです。

勤務先にバレずに転職活動するなら転職エージェントを利用しよう

転職活動のそぶりを一切見せなくて済む

転職サイトの場合は、転職活動にかかわる様々なことを自分で行わなければいけません。そのため、ちょっとしたミスで自分が転職活動中であることがばれてしまう可能性が高いです。
しかし、転職エージェントであればキャリアコンサルタントが転職活動を代わりに行ってくれます。そうすることによって、ムダに有給を取る必要もなく個人情報が守られた状態で効率的に転職活動をすすめることができます。

【転職活動の流れ別】転職エージェントの利用でバレないポイント

①転職エージェントの申し込み・登録

まずは転職エージェントに登録しますが、この個人情報は基本的にエージェントが確認するためであり、企業側へ提出されることはないのでバレません。

②担当者(キャリアコンサルタント)と面談

応募者の担当となるキャリアコンサルタントには、自分の情報や希望職種などを相談します。これは自身の市場価値を判断し、今後の転職活動にどのように活かせるかを考えてもらうからです。

転職エージェントには多くの求人案件がありますが、キャリアコンサルタントは希望の職種や応募者のスキルやキャリアにマッチした非公開求人を探してくれます。自分で探す手間が省け、良質な求人先に応募できるメリットがあります。

③希望の企業に応募

自分で応募していると、企業との連絡(電話やメール)をしなくてはなりません。都合がつかないと何度も連絡したりしなくてはいけませんが、転職エージェントではキャリアコンサルタントが直接企業と連絡を取ってくれます。企業に何度も連絡したり、出向かなくていいので自社にバレません

④履歴書など書類作成・提出

履歴書などの応募書類に関しても、キャリアコンサルタントが内容を考えてくれたり添削してくれます。自身の文章力に不安を抱いていても安心できますし、自己PR文では自分のアピール方法までサポートしてくれます。

⑤企業と面接

キャリアコンサルタントは双方の都合に合わせて、面接日程などのスケジュール調整を行ってくれます。有休を取得して休みがちにならず、周囲にバレる可能性は低くなります。さらに、キャリアコンサルタントは面接対策をしてくれるので、面接が苦手な人や人前で話すのに自信が無い人にも安心できるサポートといえます。

面接後には転職エージェントと企業間で話し合いが行われ、キャリアコンサルタントは応募者が採用されやすいように話を進めてくれます。

⑥年収交渉

良い転職活動にするためにも、年収の条件は欠かせないところです。転職エージェントは企業側に年収交渉を行ってくれますので、自分で交渉する必要がありません。お金の話になると、尻込みする人が多い中、ありがたいサポートといえます。また、応募者と企業側の両方にとっても、間に入って交渉してくれたほうがお互いに悪い印象になりません。

転職エージェントは応募者の年収の約30%を報酬として受け取るので、ギリギリのラインで交渉してくれます。

⑦内定

年収交渉が終われば晴れて内定が確定します。転職エージェントは在職の円満な退職方法にも助言をくれますので、上手に退職することができない人は、ぜひキャリアコンサルタントに相談しておきましょう。

転職活動がバレにくい転職エージェント

メール連絡でバレにくいリクルートエージェント

リクルートエージェント

転職エージェントでおすすめなのがリクルートエージェントです。人材業界の大手企業であるリクルートグループであり、公開・非公開合わせて20万件以上の豊富な求人件数を扱っています。

キャリアコンサルタントもその道に精通したプロを揃えており、転職成功実績も高く、転職エージェントを初めて利用するならばぜひとも登録しておきたい企業といえるでしょう。

バレない対応は完璧で、面談時もバレないように他人と接触しないパーテーションや社名の入っていない封筒など、気配りと信頼を感じることができます。※現在はWEB面談に対応しています。

また大手らしく、登録数や利用者も多いので、いくつもの転職支援サイトで同社の口コミや評判を確認できるので、転職活動を行う上での参考になります。拠点も全国主要都市に19箇所あり全国を網羅しており、土日の相談が可能です。

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世界最大級60年の実績ハイクラスエージェント ランスタッド

ランスタッド

ランスタッドは、ハイキャリア層の転職に特化した転職エージェントです。外資系・海外転職に強いエージェントですが、国内大手企業の求人も取り扱っています。ハイクラス求人に厳選しているため、求人数は他の大手転職エージェントに比べると少なめですが、非公開求人が60%を占めており、地方求人に至るまで高年収の案件を取り揃えています。

キャリアコンサルタントは、さまざまな業界から集まった転職支援のベテランが揃っており、業界出身者でないと分からないことも熟知しているので、キャリアに傷をつけたくない人も安心してサポートしてもらえます。

※日本国内でも急拡大中で北海道から九州まで全国各地に117拠点があります。
※マネジメント経験を生かしたい40代までおすすめです。

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最大手リクルートが運営する、新卒・第二新卒、フリーターに強い就職支援サービスで、就職決定者の7割が未経験です。様々な業界・職種の未経験歓迎の求人を多数取り扱っていて、業界の特徴や仕事内容が学べる少人数セミナーなども行っています。

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まとめ

転職活動中であることがばれる原因は、転職サイトのブロック未設定や自身のSNSへの投稿、不自然な有給取得などのよるものが多いです。
転職サイトを利用する時は、個人を特定できるような経歴はぼやかして書いたり知られたくない企業はブロック設定をするようにしましょう。
周囲にバレずに転職をすすめるなら、転職エージェントの利用がおすすめです。転職活動のすべてをサポートし代行してくれるので、個人情報を守りながら効率よく転職することができます。