
苦労して入って企業が実はブラック企業だったから、何としてでもホワイト企業に転職をしたいけど、大手企業に転職できる自信がないと、考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、優良なホワイト企業がすべて大手企業というわけではありません。
ここでは、隠れ優良企業の定義と優良企業の調べ方についてまとめています。さらに、効率良くホワイト企業を見つける方法と、隠れ優良企業一覧も紹介しています。
ホワイト企業に転職するならココ!2chでも評判の隠れ優良企業
2chで評判の隠れ優良企業一覧
会社名 | 事業内容 |
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昭和産業 | 【食料品】小麦粉の製粉、食用油の製造、配合飼料の販売など |
日本バイリーン | 【繊維製品】不織布の製造・販売 |
日本製紙パピリア | 【パルプ・紙】特殊紙・紙加工製品・化粧品関連製品の製造・販売 |
大鵬薬品工業 | 【医薬品】医療用医薬品、一般用医薬品及び医薬部外品の研究・開発・製造及び販売 |
MORESCO | 【石油・石炭製品】特殊潤滑油、合成潤滑油、素材、ホットメルト接着剤、エネルギーデバイス関連製品などの化学品の開発、製造、販売および賃貸ビル事業 |
オハラ | 【ガラス・土石製品】光及びエレクトロニクス事業機器向けガラス素材の製造・販売 |
株式会社UACJ | 【非鉄金属】アルミニウム製品の製造・販売 |
ノーリツ | 【金属製品】住宅設備機器の製造販売 |
サトー | 【機械】自動認識システムの開発・製造・販売 |
ミツミ電機 | 【電気機器】電気機械器具の製造および販売 |
三井E&Sホールディングス | 【輸送用機器】 船舶、機械、プラント、環境など |
松風 | 【精密機器】歯科器材、ネイルケア材料の製造販売 |
ローランド | 【その他製品】電子楽器事業 |
マルハニチロ株式会社 | 【水産・農林】水産事業、食品事業、倉庫物流事業 |
関東天然瓦斯開発 | 【鉱業】天然ガスの開発・採取・販売、かん水からのヨードの製造・販売、かん水の販売 |
大豊建設 | 【建設】土木建築工事他 |
飯野海運 | 【海運】外航海運業、内航・近海海運業、オフィスビル賃貸を主力とする不動産業 |
伊勢湾海運 | 【倉庫・運輸】港湾運送、倉庫、貨物利用運送、海上運送、通関、陸上運送、航空運送代理店、梱包、一般廃棄物および産業廃棄物の運送ならびに再生処理、各種代理業 |
電通国際情報サービス | 【情報・通信】コンサルティングサービス、ソフトウェア・プロダクト販売/サポート、システム・インテグレーション・サービス、アウトソーシング・サービス |
都築電気 | 【卸売】データ通信、音声通信、システム開発の総合的なICTの設計、構築、運用保守 |
上田八木短資 | 【金融】コール資金の貸借及びその媒介等 |
東京楽天地 | 【不動産】不動産賃貸関連娯楽サービス関連飲食その他 |
乃村工藝社 | 【サービス】百貨店、美術館・博物館等のディスプレイ制作等 |
TDK | 【電子部品・半導体】半導体等の電子素材部品の製造と販売 |
デンソー | 【自動車部品】自動車部品の研究・開発・生産 |
信越化学工業 | 【化学】有機・無機化学品、電子材料、機能材料 |
住友電気工業 | 【非金属】自動車関連事業、情報通信関連事業、エレクトロニクス関連事業、電線・機材・エネルギー関連事業、産業素材関連事業 |
AGC | 【土石】ガラス、ディスプレイ、化学、エレクトロニクス、エネルギーの製造・販売 |
参照:http://recruitaction.wiki.fc2.com/wiki/%E9%9A%A0%E3%82%8C%E5%84%AA%E8%89%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD
業界ごとに隠れ優良企業を1社ずつピックアップして紹介しています。上記の表を見てみると、なんとなく聞いたことあるような企業もありますが、正直初めて聞いたという企業名もあるのではないでしょうか。
ですが、元々その分野に対して知識があれば知れた企業ばかりです。大手企業だからといってホワイトな優良企業であるとも限りませんし、各業界には大手企業でなないものの優良企業と言われる中小企業が沢山あります。
隠れ優良企業の定義
1. 倍率が低い
2. 業界大手もしくは高いシェア
3. 平均年収650万以上(メーカーは600万以上)
4. 新卒定着率90%以上
5. 完全週休2日制、年間休日120日以上
倍率が低い
大手企業は企業規模も大きく誰もが知っているような有名企業なので、当然そこで働きたいという人は多くなり、自然と倍率が高くなります。
しかし、隠れ優良企業の場合は隠れてしまっている中小企業なので、求職者の認知が浸透していません。そのため、応募する人も少ないので倍率は低くなります。
業界大手もしくは高いシェア
隠れ優良企業は、企業名こそ知られていませんが実は業界シェア率が高いなどの特徴があります。世界的に見ればトップクラスのシェアを持っているなど、ニッチな分野でもその業界では有名企業という場合もあります。
平均年収650万以上
やりがい重視で年収が低ければむしろブラック企業と言われかねません。隠れてはいるものの、一定水準以上の年収をもらえることも条件の一つです。
ちなみに、全国の平均年収は400万円前後で東京都では600万円前後ですが、多くの隠れ優良企業の年収は700万円以上というデータもあります。
新卒定着率90%以上
働きやすさの指標の1つとなるのが、新卒定着率です。1つの企業で長く働きたいと考えている人には、重要なポイントになりますよね。
最近では新卒の3年以内の離職率が30%を超えていると言われています。しかし、満足できる労働条件が整っていれば離職率は低いはずです。例えば年収は高くても離職率が高い場合は、なにか問題があると考えましょう。
完全週休2日制、年間休日120日以上
優良企業全般の定義の一つとも言えるのが、年間休日数です。年間休日が120日以上であれば毎週末や長期休暇がしっかりと守られていることになります。
休みをしっかりともらえることで、オンとオフの切り替えができ仕事の効率化にもつながり、企業の業績にも良い影響をもたらします。
ホワイト企業に転職したい!優良企業の見分け方
求職者にとって、企業の知りたい情報を知ることができる手段の1つが「就職四季報」の活用です。平均年収や3年後の離職率、年間の平均有給取得数など、気になる情報が網羅されています。
「1. 倍率が低い」倍率を調べる方法
倍率を調べるためには、就職四季報の「応募倍率」「ES(エントリーシート)通過率」をチェックしましょう。
応募倍率の低い企業は、ライバルが少ないということなので内定をもらえる可能性が高くなります。優良企業なのに知名度が低いために応募倍率が低い企業もあるので、他の指標と併せてよく確認することで、隠れ優良企業を見つけることができるかもしれません
「2. 業界大手もしくは高いシェア」業界シェアを調べる方法
シェアとは業界の規模に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで業界における各企業の占有率を知ることができます。企業ごとのシェアを調べるには、まず市場規模を調べてから企業の売り上げ高で割ることでそのシェアを知ることができます。
就職四季報の会社データ内の「業績」をもとに計算しましょう。さらに、業界内の企業ごとの強みを比較することもできます。
「3. 平均年収650万以上」平均年収を調べる方法
平均年収を知りたい場合は、企業HPや平均年収.jpのようなサイトでも確認をすることができます。就職四季報を見る場合は、「初任給」「25・30・35歳賃金」「昇給率」をチェックしましょう。昇給率は直近のデータですが、年齢別賃金は長期に渡るデータが元になっています。
まずは初任給に目が行きがちですが、初任給が高くても昇給率が低いと年収も上がりません。昇給率は、130%以上になるとかなり待遇が良い会社と言えます。
「4. 新卒定着率90%以上」新卒定着率を調べる方法
新卒定着率はつまり、離職率を調べるのと同じことになります。しかし、企業のHPで離職率を公表している所はまずありません。就職四季報の「新卒3年後離職率」「全従業員の離職率」「従業員数」「平均年齢」「平均勤続年数」を見るようにしましょう。2019年度版の就職四季報には、2013年度と2014年度に入社した新卒社員の離職率が記載されています。
ただし、採用数が少ない年に数人退職した場合も離職率が上がってしまうので、単純に離職率だけで企業の判断をするのは危険です。経営方針の変更があったかなど、新聞やネットなどで情報を集めて調べましょう。
「5. 完全週休2日制、年間休日120日以上」年間休日を調べる方法
企業の採用情報に、年間休日が載っている所もあります。就職四季報でも「週休」「夏季休暇」「年末年始休暇」を見ることができます。
働きやすさを考えるのであれば、年間休日と同じく「有給休暇消化率の年平均」も重要です。有給休暇消化率が低い会社は、休みたくても休めないブラック企業の可能性が高いです。また、有給取得率が高くても長時間労働が行われていたら元も子もないので、「月平均の平均残業時間と支給額」も確認しましょう。
残業時間が長いのに残業代が低い場合、時間外手当が正しく支払われていないことが考えられます。
転職サイトor転職エージェント?ホワイト求人の見つけ方
転職サイトでホワイト企業の求人を見つけるのは難しい
就職四季報を購入するにも意外と値段が張るし、企業ごとに見るのがめんどくさいので手っ取り早くとりあえず転職サイトに登録して、情報集めをしている人は多いのでないでしょうか。
実は就職四季報はライバル企業を警戒して、企業情報の一部をNA(ノーアンサー)としている企業もあります。さらに、転職サイトは掲載企業の審査があいまいで企業にとって比較的有利な情報が載っているので、信憑性に欠ける部分があります。そのため、ブラック企業が紛れ込んでいる可能性が高く、その判断を自分でしなければいけないので、優良企業を見分けるのは難しい部分があります。
さらに、優良企業は本当に自分の企業にとってプラスになる人材を効率良く採用したいと考えているので、誰でも見ることができる公開求人に載せていることはほとんどありません。
転職エージェントに非公開求人を紹介してもらうのが早い
優良企業の求人が公開求人にない場合、そのほとんどが非公開求人となっています。非公開求人は転職エージェントが保有しているもので、エージェントが独占的に保有している場合もあります。
優良企業のホワイト求人に応募をしたいのであれば、転職エージェントを利用するのが手っ取り早いです。さらに、転職エージェントのキャリアドバイザーは各業界に精通しているので、業界シェアや平均年収や年間休日といった会社情報もまとまったものをもらえるので、自分で調査する手間が省けるというメリットもあります。
優良企業の求人が多いリクルートエージェント
求人数最多の転職エージェントで、良質な求人が多いです。非公開求人も約20万件あります。業種・職種が幅広く、地方求人・海外求人も豊富です。大企業の求人が中心ですが、中小やベンチャーの求人も多いです。
取引企業数が多く、数多くの企業について内部情報まで熟知しているので、優良企業を探すための情報ツールとしての価値も高いです。
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転職活動を始めて3週間で内定を獲得&年収アップ転職に成功した著者が、実際に使った転職エージェントと転職サイトを紹介します。最速で内定を獲得するための転職エージェントの活用方法も解説しますので、これから転職活動を始める人は参考にしてください。
まとめ
ホワイト企業に転職したいなら、安定性や待遇、勤務条件などをチェックして自分にとって働きやすい企業を選ぶことが大切です。
大手企業以外にも、業界シェア率が高く労働環境が整っている隠れ優良企業は多くあります。
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