要注意!大企業から中小企業やベンチャーに転職して後悔する人が後を絶たない理由

大企業で働いていたが出世する可能性も低く、今後のキャリアを考えて中小企業やベンチャー企業に転職したものの、後悔したと感じている人が実はとても多いです。

ここでは、大企業から中小企業・ベンチャー企業へ転職した人が後悔したと感じる理由と、中小・ベンチャーに転職するメリット・デメリットをまとめました。
大企業と中小企業の違い大企業から転職したいと考える理由中小企業へ転職する際の注意点についても解説しています。

働いてみて分かった、大企業から転職したい本当の理由

出世競争が激しく、昇進の見込みがない

https://twitter.com/kagayakitaiz/status/1116568411373359105
大企業は優秀な新卒を採用し育てていくので、同期の中でも出世競争が激しいのが特徴です。また、そのポジションによって給与や報酬額も変わってくるので、出世競争に負けた時点で出世した他の同期と比べて生涯年収が低くなります。
一度出世コースから外れると、そこからまた這い上がるのは至難の業です。

仕事の幅が限定的で、自分のスキルを活かしきれない


大企業の場合、希望の職種に就けるとは限りません。さらに、業務が細分化されていて仕事の幅が限定的なので、自分のスキルを発揮できるような仕事を自分でしたいという思いの強い人には、不満に感じるでしょう。

ムダと感じるルールが多い

https://twitter.com/n_aibakka/status/1070582591558840320
部署が多く業務が細分化されているからこそ、社内調整には時間がかかるのも大企業の特徴です。1つのことを決めるのにもルールが多く、ムダな定例会も多いです。

大企業から中小企業に転職して後悔しがちなポイント

給与水準が下がり、福利厚生も充実していない

大企業と中小企業を比べれば当然のことですが、大企業から中小企業に転職をすると給与は下がり、退職金も出ないことが多いです。また、福利厚生も大企業ほどの充実は期待することはできません
大企業と中小企業では相場が違うため、転職時にだいぶ下げたつもりの希望年収額でも中小企業にとってはとても払える金額ではないことも多いです。

仕事の規模が小さい

企業規模や要員数が異なるので、大企業の時に大きなフィールドで仕事をしていたとしたら、中小企業に転職後の仕事の規模の小ささは大きなギャップになります。
また、大企業は長期的な計画を立てて仕事を進めていくのに対し、中小企業は短期的な目標に対して動きます。このような仕事の規模・やり方の違いから中小企業への転職を後悔する人もいます。

OJTが機能していない

教育制度が整っているのは大企業ならでは。社員数の少ない中小企業では、丁寧にOJTなどをしている余裕も暇もありません。いきなり現場に入れられたり、急に仕事を回されたりするのが当たり前の世界です。
さらに、いろんな所から集まった中途採用者が多いので元々の能力にばらつきがあり、優秀な同僚しかいなかった大企業からは想像もつかないかもしれません。

社会的信用度が下がる

大企業の魅力の1つは、そのネームバリューです。大企業に勤めている話をしたとたんに相手の反応が変わったということもありますよね。
大企業から中小企業に転職することは、そのネームバリューを捨てることになります。今まではすんなりできていたカード申し込みや不動産購入などで不利になってきてしまいます。

大企業から中小企業やベンチャーに転職して失敗する人の特徴

自分の能力を過信している

大企業から中小企業やベンチャー企業に転職する場合に気をつけなければならないのは、中小企業やベンチャー企業の実態をよく知らずに、思い込みだけで「中小やベンチャーの方が自分の才能を発揮できる」と考えていないか?という点です。
特に、大企業しか勤務経験がない人の場合は、自分の会社がいかに守られた環境であるかを自覚できていないことも多く、先入観だけで中小やベンチャーに憧れるケースも多いので注意が必要です。

このような人が規模の小さい企業に転職すれば、理想と現実のギャップから、待遇面や仕事のスケールなどに対して不満を感じ、転職を後悔することになりがちです。

「スタートアップ」という言葉に憧れを抱いている

大企業で培った能力を発揮すべく、ベンチャーなどのスタートアップ企業に転職するも、「誰でもできるような雑務に追われただけだった」という失敗も起こりがちです。
スタートアップ企業であれば人手が足りないので、確かに仕事はたくさん任せてもらえます。ですが、責任のある重要な仕事を任せてもらえるとは限りません

やりがいを求めて転職するのであれば、どんな仕事を任せてもらえるのかをきちんと調べておく必要があります。

大手企業の待遇の良さを自覚していない

手取り給与額や福利厚生は大企業の方が優れていますし、仕事の規模も大きく、優秀な人材が揃っているので、全体のレベルも高いです。また、経営陣が複数いるため、民主的な運営を実現しやすいのも大企業です。

こうした、大企業ならではのメリットを手放したくないのであれば、中小・ベンチャーへの転職は考え直した方がよいでしょう。

大企業から中小企業へ転職する際の注意点

何を優先して転職するか確認する

大企業と中小企業では給与・福利厚生などの待遇に関する内容や、仕事内容・規模が大きく異なります。その中で、自分は何を優先して転職するのかを確認するようにしましょう
そして、求人企業の業務内容や職場の雰囲気とを合わせて考えなければ、またすぐに転職したことを後悔することになりかねません。

大企業出身者は使えないと言われがち

大企業から中小企業への転職が有利なのは確かですが、採用してみたものの仕事ができない人が多いという意見もあります。実際に、大企業を早期退職した中高年が再就職で苦労しているなんて話も聞きますよね。
その原因は、仕事の仕方の違いにあります。大企業では業務が分業化されていたが、中小企業では自分から動いてなんでも仕事をこなさなければいけないので、指示待ち人間は使えないと判断されます。
さらに、前職への未練を捨てきれていないのであれば、なおさらです。

中小企業やベンチャーに転職した後、大企業には戻れない

一度中小・ベンチャーに転職してしまうと、再び大企業に戻るのは難しくなります。大企業はもともと人材が豊富なので、中小やベンチャーからの転職が難しいからです。大企業の中途採用は抜けた人材を埋めるためのピンポイント採用が多いので、その分野の経験と実績がある人であれば大企業に戻れる可能性があります。
ですが、その場合でも退職者とのタイミングが絡んでくるので、運がよければチャンスがあるかも程度に考えておいた方がよいです。

大企業から中小・ベンチャーへの転職に成功するには?

大企業からの転職は退職理由が重要

在籍していた大企業が業績も良くブランド力があり仕事内容も充実している場合、「なぜ辞めるのか?」というのが、採用担当者の率直な意見です。
そこでしっかりした退職理由を持っていないと、その人に問題があるのではないか?またすぐに不満を抱えて辞めてしまうのではないか?と受け止められてしまいます。
採用担当者が納得できる理由を、しっかりと準備しておきましょう。

中小ベンチャーへの転職は会社選びが一番重要

大企業から中小・ベンチャーへの転職で失敗しないためには、会社選びが一番重要です。「イケてるベンチャー」は一握りの会社で、ほとんどは単なる零細企業だからです。

吹けば飛ぶような零細企業に転職しないために、本当に成長中の企業や、業界全体が成長しているような、将来性や安定性のある企業を見極めて選ぶ必要があります。

数ある中小・ベンチャーの中から優良企業の求人を見つけるには

優良企業を選ぶには企業情報のリサーチが不可欠ですが、小さな企業の場合口コミや企業HPがない場合もあり、自力でのリサーチが難しいケースが多いです。中小・ベンチャー企業への転職を考えているなら、優良中小企業や成長中のベンチャー企業の求人が豊富な転職エージェントを利用するのがおすすめです。

このような転職エージェントなら、中小・ベンチャーの優良求人が多く、企業の経営状態や職場の雰囲気なども教えてもらえるので安心です。

優良企業の求人が豊富なリクルートエージェント

リクルートエージェント

求人数最多の転職エージェントで、幅広い業種・職種の求人を多数扱っています。大手企業の求人が中心ですが、中小・ベンチャー企業の求人も豊富で、全国の求人に対応しています。良質な求人が多く、非公開求人は約12万件を保有しています。
書類添削や面接対策といった個別のサポートの他に、転職に役立つ無料セミナーも充実しています。コンサルタントの提案力が高く、条件交渉にも優れています。対応がスピーディーで、転職が決まるまでも早いです。

リクルートエージェント公式サイト

IT系ベンチャーの求人に強いtype転職エージェント

type転職エージェント

1都3県の求人をメインに扱う転職エージェントです。中小・ベンチャーの求人が豊富で、良質な求人が多いことで評判です。type転職エージェントだけの独占求人や非公開求人も豊富です。IT・Web系、営業職の求人は、大手転職エージェントよりも多いので、首都圏でこれらの仕事に転職したい人には特におすすめです。
サポートが親身で丁寧なので、希望や条件などもしっかりヒアリングしてもらえます。大手のような押しつけがましさもなく、本人の希望を尊重してもらいやすいです。

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大企業と中小企業の違い、メリット・デメリットまとめ


大まかな違いとしては仕事内容や仕事の規模、従業員数が挙げられますが、その他にもさまざまな違いがあります。

メリット

・仕事の規模が小さく、人数も少ないので裁量権が与えられやすい
・役員との距離が近く、自分の意見が反映されやすい
・希望する職種や部署へ配属されるチャンス
・ルールがゆるい
・少人数で回すため、1人がいろいろな業務を行う必要があり、仕事の幅が広がる
・人数が少ない分、絶対評価になりやすく、成果がダイレクトに感じられる
・転勤の可能性が減る

デメリット

・今までのネームバリューがなくなる
仕事領域が増加する
・大企業に慣れていると企業風土に違和感を感じる
・労働組合がない企業もあり、サービス残業が当たり前になりがち
福利厚生が充実していない
給与が安定しない・給与が減る
・人間関係をリセットできるチャンスがない

大企業と中小企業の違い一覧表

メリット デメリット
大企業 ・組織がしっかりしている
福利厚生が整っている
安定的な給料で生活も安定する
・ボーナスが高確率で支給される
年間休日が多くプライベートの時間が充実する
・人間関係をリセットできるチャンスがある
・転職せずに仕事内容を変えられる
職種を選べない傾向にある
・異動が多いので、キャリアが曖昧になる
・勤務地がコロコロ変わる
・業績が周囲の環境に影響される
・変革が遅い
中小企業 仕事の成果が分かりやすい
・出世が早く、キャリアアップしやすい
・多くの仕事に関われる
・人数が少ないので失敗が目立つ
福利厚生が充実していない
・法務部や人事部がない
・大きな規模の仕事ができない
年収が低く、退職金やボーナスが期待できない

まとめ

大企業から中小企業へ転職して後悔する理由は、給与などの待遇面と仕事内容によるものが多いです。後悔しない転職にするためには、大企業と中小企業・ベンチャー企業の特徴の違いを理解することと、会社選びが重要なポイントです。

転職エージェントを活用して、自分の思っているような仕事が出来る優良中小企業の求人を紹介してもらう事で、転職活動はスムーズに進みます。
一度大企業を辞めるとまた大企業に戻ることは困難なので、慎重に転職活動を進めましょう。