ITコンサルタントになりたい! 未経験でもIT転職でコンサルになれるでしょうか?
経営企画や事業戦略など憧れのコンサルティングファームへ転職したい!
バリバリ働いて高年収で、上流工程に関われるITコンサル職に必要なスキルとは?
詳しい仕事内容とは? 求人案件の選び方のコツも、知りたいですね。

中途採用がメインのコンサル業界では、経験者採用がほとんどですが、若手なら未経験者採用もあります。
20代で経験3〜5年のITエンジニア・SE職などは、ポテンシャル採用も可能です。

未経験からITコンサルタントに転職を目指す人なら、心配や不安も多々あるでしょう。
コンサル業務の内容、必要なスキルや資格求人選びのポイントなど、必要な情報をまとめました。

ITコンサルタントになるのは難しい?仕事内容や待遇は?

ITコンサルタントの仕事:ITシステムで顧客の課題を解決する

企業戦略に沿ったシステム開発の提案

ITコンサルタントの仕事は、一言でいうと「ITシステムを活用して、企業の経営課題を解決すること」です。
企業の経営方針に即したIT戦略をベースに、システム開発の提案をします。
クライアント企業にメリットのある、付加価値の高い貢献ができるITシステム(ERP、CRM、SCMなど)の導入コンサルティングです。

・ERP(Enterprise Resource Planning)=企業資源(ヒト・モノ・カネ・情報)計画

企業の基幹業務である財務や人事などを一元管理できるシステムの導入により、スムーズに業務を効率化します。社内の各部門を統合的に管理できるソフトウェア「ERPパッケージ」を活用するケースも多いです。

・CRM(Customer Relationship Management)=顧客関係管理

顧客との長期的に良好な関係を築くため、顧客満足度アップにつながるシステム導入などを実施します。店舗やWebサイト、コールセンターなどの情報収集、データ分析による顧客ニーズの把握、マーケティングなどです。

・SCM(Supply Chain Management)=供給連鎖(調達・生産・流通・販売)の最適化

物流プロセスの効率化により、無駄のない流通販売らよるコスト削減、タイムリーな商品提供、販売ロスの削減などを目指します。運輸・流通系業界だけでなく、製造業でも物流システムのコンサルティングは重要な課題です。

システム最適化により経営改善

ITを切り口としたコンサルティング、IT戦略により企業の経営改善を提案するシステムのプロフェッショナルがITコンサルタントです。
ERP・CRM・SCMなどシステム導入の上流から下流まで、業務設計・システム設計、開発・テストまで、システム全体の流れとプロジェクトを把握する、船長のような責任のある仕事です。

顧客層は中堅から大企業まで幅広い

ITシステムの導入と活用は、現代の企業が利益を上げて成長していくために欠かせない仕組みです。クライアント企業は中堅から大手企業まで本当に幅広くなっています。
システム提案だけのコンサルティング業務よりも、システム構築から実際の運用のアウトソーシング化まで、上から下までまとめて任されるケースも増えています。
プロジェクト規模によっては、数百億という巨額な受注案件もあります。

ITコンサルにも各分野

ITはどの業界でも今や必須となっており、コンサルティングファームにも専門とする分野が多々あります。

・経営戦略型

クライアント企業の経営全体を、ITを活用して土台から戦略的にサポートするための提案です。製造業や販売業にて、管理システムや営業システムの導入などを行います。トータルにまとめて導入する大規模案件のケースも多々あります。

・情報戦略型

クライアント企業の社内SEによるITシステムの企画導入を、第三者視点からプロとしてサポートするケースです。大手企業などで、既に導入しているITシステムがスムーズに稼働していない場合などの改善コンサルティングが多いです。

・Web制作型

クライアント企業のWebサイトのデザインや仕様など、サイト制作のアドバイスや提案を担当します。中小の販売会社のなどで、新規Webサイトの立ち上げや集客率アップなど、改善提案をするWebコンサルタントとよばれることもあります。

・Web戦略型

運営中のWebサイトが集客や売上につながらないなど、企業の戦略的課題を解決するためのアドバイスをします。Webコンサルタントの中でもSEO・SEM対策コンサルとも呼ばれ、広告戦略やサイトのデザインやユーザビリティなど魅力度アップに貢献します。

高年収を狙えるが、労働時間は長い

IT業界の中でも他のIT職と比較すると、ITコンサルタントは特に年収ベースが高いです。
年齢よりもスキルレベルによって大きく差があり、年収400〜600万のアナリスト、コンサルタントから、中堅どころのシニアコンサルタントやマネージャーで1000万超え、パートナーやシニアマネージャーでは1500万〜2000万以上です。
ただし、かなりな激務のため労働時間は長く、体力的にもメンタル的にも過酷な仕事です。

ITコンサルタントに必要なスキルと資格は?

幅広いIT知識・最新技術

ITコンサルタントには、当然ですがITスキルや幅広いIT知識、最新技術などが必須です。
経営企画的な知識や素養、財務会計、人事、営業などの知見や知識も必要です。
対応するクライアントは企業の経営層になりますので、単なるIT技術者ではなく、企業の経営に関われるような高度なレベルが求められます。
高度なプログラミング技術よりも、幅広いITスキルと経営企画や事業戦略などの視点が重視されます。

コミュニケーションスキル

多数のクライアント企業との交渉や提案力、顧客対応、プレゼンテーション能力など、営業的な能力も必要です。
特に企業の上層部との交渉や提案には、高度なコミュニケーションスキルが求められますし、問題解決や要件定義のためにさまざまな職種の現場社員からのヒアリングも行います。
プロジェクトチームで技術者をまとめるために、円滑な進行のためにもコミュニケーション能力は必須です。

問題解決力

コンサルタント職は、企業の経営的な課題を解決する仕事なので、問題解決力が必須です。
特にITを活用してのコンサルティングなので、数学的・論理的思考力、正解の無いパズルやミッションをクリアしていくような思考スキルが重要です。課題解決の方法は一つでは無いですし、目的のためのさまざまな解決策を分析し最適な道を選択し提案する。
クライアントに論理的に説明し、理解納得してもらうスキルも必須です。

顧客の業界知識

クライアントの業界知識、専門領域を持ったITコンサルタントは、顧客にとってとても頼りになる存在です。
例えば金融系のコンサルティングを実施する場合、銀行や保険などの知識や業界経験がある人材なら、専門用語や業界の常識やルール、業務の流れにも精通しているでしょう。
顧客からのヒアリングも適切にできますし、表面的な問題ではなく隠れたニーズを理解し、本質的課題を的確に掘り起こすことが可能です。
未経験でITコンサルタントを目指すなら、特定分野など専門業界の経験があれば、かなり強みになります。

ITコンサルタントの転職に有利な資格

コンサル転職には財務会計系の士業資格「公認会計士」「税理士」「中小企業診断士」など保有していれば有利です。法務系なら「弁護士」、医療系なら「医師」「薬剤師」、人事系なら「社会保険労務士」「MBA」も優遇されます。
ITコンサルタントへの未経験転職なら、ERPベンダーの公認資格「SAP認定コンサルタント」「オラクル認定コンサルタント」があれば評価されやすいでしょう。

ITコンサルタントに未経験で転職、失敗しない求人の選び方は?

中小のコンサルは要注意

大手コンサルティングファームは激務ですが、チームでプロジェクトに当たるため、優秀なメンバーからの刺激や得られるメリットも大きいです。
ただし、中小規模のファームの場合は、ITコンサルとして採用しておきながら、実際はプロジェクトの下流を担当するSE職と大差ない場合も多々あります。ITコンサルタントとは名ばかりで、下請けSE的な業務だけをやらせる会社も多いので注意が必要です。

幅広い業界/ソリューションを行うコンサルティングファームがおすすめ

ITコンサルが関係する課題やテーマは多岐にわたり、専門特化したファームもあります。
将来的なキャリア構築も、経験する分野やプロジェクトによって変わってきます。
経験が浅いうちは幅広い業界やさまざまなソリューションに携われるコンサルファームがおすすめです。
クライアントに提案書を書くだけではなく、コンサル提案から企画開発、実装に運用まで対応するような顧客満足度の高いファームもあります。特に未経験転職なら最初が肝心ですし、キャリア選択が多様な幅広い業界にアサインできるファームがよいでしょう。

未経験からの転職、求人選びに失敗しないために

未経験からのITコンサル転職なら、下請けSE職ではないのか? 本当にITコンサル業務ができるのか? 今までの業界経験を生かせるか?は、事前にしっかりチェックすることが必要です。
転職前に応募先の実情把握には、ITコンサル業界にも詳しい転職エージェントを活用しましょう。

大手企業や優良企業など求人数が業界最多のリクルートエージェント

リクルートエージェント

転職エージェントの中では最大手で、転職成功実績NO.1の実力を持ったエージェントです。非公開求人を20万件以上保有していて、全ての業種に幅広いコネクションを持っています。コンサルティングファーム関連の求人数が多いので自分に合った仕事を見つけやすく、転職活動を進めやすいです。

全国に拠点があるので地方に暮らしている人も通いやすく、土日の相談も可能なので就業中の人も利用しやすいです。

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ビズリーチ

ビズリーチ

管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した、国内最大級のエグゼクティブ専用、会員制の転職エージェントです。ITコンサル案件も多数あります。
転職すると年収が下がるリスクを抱えながら転職活動している方も多い中、ビズリーチでは、最初から役職つきの求人や、管理職限定などのハイクラス求人を専門に扱っています。会員制だからこそ紹介できる非公開案件によって、年収・キャリアアップの両方を実現できます。

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国内・外資のコンサル系に強い、JACリクルートメント

JACリクルートメント

外資系や海外求人に強く、理系のハイキャリアや管理職クラスの国内大手、外資系、海外進出企業へのハイクラス転職をサポートしている転職エージェントです。

JACリクルートメントのキャリアコンサルタントは、業界出身者も多く、メーカー、エネルギー、メディカル、食品、営業、金融、流通、不動産、建設、IT系など、業界業種に特化した専門的な相談にも対応できる「業界担当制」です。

イギリス、中国、韓国、タイなど、世界中にネットワークを持ち、外資系や海外転職に強いという特徴があります。海外への転職を考えている方には英文でのレジュメ作成に関するアドバイスもあり、グローバルなキャリア形成が可能です。

ハイキャリアな人材のための非公開求人を多数保有しているトップクラスの転職エージェントです。

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リクルートのエグゼクティブ専門 キャリアカーバー

キャリアカーバー

リクルートが運営する、年収600万円以上のエグゼクティブ専門の転職サイトです。一般的な転職サイトとは異なり、非公開求人を含めた中からヘッドハンターが求人を探してくれるのが基本なので、多忙なエグゼクティブも効率よく転職活動を進められます。もちろん、自分で求人検索することもできます。

他の転職サイトのように、期待度が低いスカウトメールが来ることが少ないので使いやすいです。提携しているヘッドハンターも、経営幹部クラスの転職支援実績が豊富なヘッドハンターが揃っているので、低レベルな「自称転職エージェント」から勧誘される心配もありません。
※年収800万円以上の求人情報を28,000件以上保有しています。(2020年6月時点)

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まとめ

ITコンサルタント職に、未経験からの転職はハードルが高いのが現実です。
特に優秀なコンサル経験者ばかりが集う大手コンサルティングファームの場合は、若手のポテンシャル採用であってもかなり高い能力が求められます。
自らのウリとなるITスキルや業界経験、問題解決力や論理的思考力、高度なコミュニケーションスキルなどの保有能力を明確にし、マッチする転職先を選ぶことがポイントです。

未経験なら特に、単なる下請けSE業務ではなく、ITコンサルタントとしてスキルアップもできるような求人を選ぶことが、成功のコツです。
転職エージェントを活用して、各ファームの特色や内情を事前に調べておきましょう。

専門性は経験値とともに明確になりますので、まずは幅広い業界の案件や、ソリューションを行うコンサルティングファームがおすすめです。