リフォーム営業から転職するなら?辞めたい理由とおすすめの転職先

「ノルマとパワハラがきつくてもう無理」、「激務なのに給料が安い」、「顧客の利益より自社の利益を優先しないといけないのが辛い」。このように、リフォーム営業の仕事に行き詰ってしまい、他の仕事に転職したいと考える人が非常に多いです。

しかし、現職が辛いからといってむやみに転職すれば、再びブラック企業を選んでしまったり、年収が大幅にダウンしてしまうリスクもあります。ここでは、リフォーム営業を辞めたい人おすすめの転職先と、年収を下げない求人の選び方を紹介します。

リフォーム営業を辞めたい理由は?

ノルマが厳しく新規開拓できないとパワハラされる

厳しい会社だと、毎日のノルマが「電話と飛び込み100件ずつ」など、相当ムチャな要求をする会社もあります。そして、新規開拓できない月が続くと、上司によるパワハラをされる会社もあります。

パワハラの内容も、大きな声で他の社員に謝罪させるなど、意味不明なものばかりです。

仮にノルマをこなせてパワハラから逃れられていても、他の営業マンがパワハラされるのを目撃するだけで精神的に参ってしまいますし、いつ自分の番になるかと、毎日不安でいっぱいです。

契約が取れない分は身内に自分の給料で契約させなければならない

ノルマをこなせない分は、親族や友人などに契約を頼むことになりますが、このときにリフォーム営業が自分の給料で費用を負担するケースも多いです。

酷くなると、給料では足りずに、借金をしてまで費用を負担しているリフォーム営業すら存在します。これでは、何のために働いているのか分かりません。

平日休みで休みが少なく、残業も多い

顧客の休みはたいてい土日なので、リフォーム営業は基本、平日休みです。また、クレーム対応などで休日出勤しなければならないこともあるので、ただでさえ友達や家族と休みを合わせにくい上に、休み自体が少ないです。

ノルマがキツイ会社の場合は、ノルマを達成するための長時間残業も日常です。リフォーム営業の残業時間のボリュームゾーンは月26~50時間ですが、企業によっては76~100時間というケースもあります。

さらに、自社製品だけでなく、他社製品まで勉強し続けなければならず、たまの休みも勉強で潰れてしまうため、心身ともに限界に達してしまう人が後を絶ちません。

一部の悪徳リフォーム会社のせいで世間の風当たりが強い

お年寄りを騙して必要のないリフォームをさせたり、いい加減にリフォームした結果、大事な家を欠陥住宅にしてしまうなどの悪徳リフォーム会社がいっとき、ニュースなどで大きく取り上げられていました。

その影響で、消費者がリフォーム業界自体に不信感を持っているため、良心的なリフォーム会社まで門前払いを食らってしまい、新規開拓したくても営業させてもらえないことが増えています。

もともと精神的なタフさが求められる飛び込み営業の中でも、世間の風当たりが強いリフォーム営業は特にキツイといえます。

ノルマを達成するためには詐欺まがい・脅しまがいの営業をしなければならない

リフォーム営業をしている人の多くは、リフォームを通して人を幸せにしたいと思って現職に就いています。しかし現実は、顧客の幸せを優先していては厳しいノルマが達成できません

その結果、それほど緊急性のないリフォームを、ムダに不安を煽って無理やり契約させるなど、詐欺まがい・脅しまがいの非人道的な営業方法を用いることになります。

そうしなければ、自分が費用を負担して、知り合いにリフォームさせまくるしかなくなってしまいます。

そうしたことが続くうちに、リフォーム業界の存在意義を疑問に感じ、仕事に誇りも持てなくなってしまうため、続けることが気持ちの面で難しくなっていきます。

大変なわりに年収が低い

リフォーム営業を辞める人が多い理由の一つに、激務なわりに年収が低いことも挙げられます。リフォーム営業の平均年収は431万円で、成績がよい人でも年収はせいぜい600万円台といったところです。

リフォームは住宅営業などに比べて契約の単価が低く、ほとんどのリフォーム会社はインセンティブの比率も10~20%程度しかもらえないため、苦労して契約を取っても給料に反映される金額が小さいからです。

リフォーム営業から異業種に転職、おすすめの転職先は?

現職のスキルや経験を活かせる転職先を選ぶと年収が下がりにくい

リフォーム営業は少額とはいえインセンティブがあるので、ある程度ノルマをこなせている人の場合は、他の仕事に転職すると年収が大幅ダウンする恐れがあります。

なるべく年収を下げずに転職するには、リフォーム営業でのスキルや経験を活かせる転職先を選ぶことが大切です。

これまでのスキル・経験にマッチしない転職先を選んでしまうと、まったくの未経験転職になってしまい、年収ダウンが避けられなくなるからです。

リフォーム営業から転職したい人におすすめの転職先には、以下のものが挙げられます。

ホワイト企業のリフォーム会社に転職

「リフォーム営業の仕事自体は嫌じゃないが、今の勤務先がブラックすぎる」という場合は、ホワイト企業のリフォーム会社に転職して、リフォーム営業を続ける方法があります。

現職のスキルと経験をそのまま活かせるので採用されやすく、年収を維持しやすいです。

不動産営業に転職

「ノルマはある程度消化できているが、年収に不満がある」という場合なら、不動産会社や住宅メーカーの不動産営業に転職するのがおすすめです。

住宅営業は契約単価が高く、インセンティブの比率も高いので、できる営業マンはリフォーム営業より稼げます

さらに、家を売った後もメンテナンスやリフォームなどで顧客との付き合いが続いていくため、リフォーム営業の知識が役立つ場面もあります。

保険の営業に転職

「営業の仕事は好きだが、お客を騙すような営業方法を強いられるのが嫌だ」という人は、生命保険や損害保険の営業に転職する方法があります。

リフォーム営業で培った、個人営業のスキルがそのまま活かせるので、年収が下がりにくいです。

保険業界も営業の大変さはありますが、リフォームと違ってほとんどの消費者が必要とする商材で、商品の情報を求める顧客も多いので、リフォーム営業よりはやりやすいです。

ある程度、営業ができる人なら、月の前半でノルマを達成するといったことも可能なため、プライベートも確保しやすいです。

メーカーなどの法人営業に転職

「そもそも営業の仕事が辛い」と感じているのであれば、メーカーなどの法人営業への転職を視野に入れてみましょう。おすすめは建築部材メーカーや資材卸会社です。リフォーム営業での建築関係の知識を活かせるので有利です。

リフォームなどの個人営業と違い、勤務時間が取引先企業の営業時間から大きく外れることは少ないため、残業が少なく、休みも取りやすいです。

ノルマも個々に課せられるのではなく、チームで達成していくようになっていて、目標金額も無理のない数値に設定されることがほとんどです。

特にルート営業は新規開拓もないので、リフォーム営業に比べてかなりラクです。

営業が嫌なら業界内の他の職種に転職

「営業はもう嫌。法人営業でも無理」という人の場合は、業界内の他の職種に転職するとよいです。全くの異業種よりは採用されやすく、リフォーム営業のスキルや経験が活かせることが多いです。

他の職種でリフォーム営業経験者に向いているのは、ショールームスタッフや受付、コールセンターなどの人と関わる職種です。

一度でも営業職に行くような人は、人と関わることが好きで、コミュニケーション能力も備わっていることが多いので、お客と直接関わる職種だと自分の適性を活かしやすいです。

リフォーム営業と違って、こちらから積極的に営業しなくて済みますし、収入も安定します。

リフォーム営業からの転職で年収を下げたくないなら転職エージェントを利用

リフォーム営業から他の仕事への転職で、年収が下がらないようにするには、転職エージェントで自分のキャリアにマッチする求人を紹介してもらう方法がもっとも安全です。

転職エージェントでは最初にキャリアカウンセリングが受けられ、現在のスキルや経験を見極めた上で、即戦力になりやすい求人を紹介してくれるので、自力でやみくもに求人を探すよりも年収が下がりにくいです。必要に応じて、年収交渉もプロが代行してくれます。

選考通過のためのサポートも受けられるので、内定も得やすいです。

さらに、応募先の企業や業界の実態も教えてもらえるので、入社後のミスマッチを事前に防げます

リクルートエージェント

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リクルートエージェント公式サイト

まとめ

リフォーム営業を辞めて転職すると、年収が下がってしまうことがあります。年収を下げずに転職したいなら、これまでのスキルや経験が活かせる仕事を選ぶとよいです。

ホワイト企業のリフォーム営業
不動産会社や住宅メーカーの不動産営業
生命保険や損害保険の営業
・メーカーなどの法人営業
・業界内の他の職種

リフォーム営業のスキルや経験を活かして好条件で転職するには、各種営業職がおすすめです。ですが、どうしても営業が嫌な場合は、今の業界内で他の職種への転職を視野に入れてみましょう。

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