不動産業のおすすめの職種に変化は

2021年、年が明けても新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中で、転職市場は大きく揺れています。どこの業界でも多かれ少なかれ新型コロナウイルスの流行による景気悪化の悪影響を受けていますが、ソーシャルディスタンスを意識した新たな働き方も転職市場の動向に影響しているわけです。

新型コロナウイルスの流行が収まるのはいつか、国民の多くにワクチン接種が行き渡ったとして働き方は新型コロナウイルスが現れる前のように戻るのか、など先行き不透明な要素がいくつもあるため、断定はしにくいですが、不動産業に限っても2021年度版のおすすめの職種は以前とは異なってくるでしょう。

まず、不動産業の職種のうち花形だったのが営業職で、実力によっては相当のインセンティブをもらう人も珍しくはありませんでした。しかし、新型コロナウイルスの流行で対面しての営業がやりにくくなっている現在、時代の流れに対応した営業力が求められます。

かつては、体育会系の延長のような根性でカバーする戦略も営業職では一般的でしたが、飲みに行くなどで懇親を深めて仕事に結びつけることが難しい状態では、当然ながら以前の戦略は使えません。もちろん、新型コロナウイルスによる景気悪化の影響で成果を出しにくくなっている面もあるため、営業職には逆風が吹いています。

ただし、営業職がおすすめの職種から外されるわけではなく、逆にチャンスだと捉える考え方もあるのです。新型コロナウイルス以前のやり方が通用しにくくなった現状は、新参者にとってはまたとない機会です。もちろん、闇雲に足で稼ぐ営業ができない以上はしっかりと戦略を立てる必要があるものの、一気に台頭するチャンスがあります。

新型コロナウイルス後の営業職で重要なのは、ビジネス自体への理解の深さと、自らの動きでビジネスを作り出す能力です。売り込みをするだけの営業職でも昔は結果を出すことができましたが、新型コロナウイルスにより厳しい状況に陥っている以上、よりビジネスに精通している営業マンが求められます。

新型コロナウイルスにより不動産業の需要は落ち込んでいるものの、一方で供給は新型コロナウイルス流行後に増えているように、チャンスは転がっているのです。客足が遠のいているけれども物件をどうにか使えないか、このような悩みを抱えている人は珍しくはありません。

現状は供給過多の状態が続いていますが、オンラインをうまく使うなり人混みを避けるアイデアを出すなりして、供給をしっかりとさばける人が理想的なアフターコロナの営業職です。人間関係の構築といった能力に加えて、新たなビジネスを作り出す発想力が営業職には求められます。もちろん、決して簡単なことではありませんが、チャンスはありますので営業職をあえて狙うのも手です。

ビル管理、マンション管理といったメンテナンスメインの職種は、新型コロナウイルスの影響が少ない部類です。もちろん、業務で密にならないよう注意する必要があるなど仕事内容に変化はありましたが、新型コロナウイルスに関係なく常に需要があり、また緊急事態宣言の際も緊急事態宣言時に事業の継続が求められる事業者にビルメンテナンスが含まれていたことから、2021年度以降も存在感の発揮が期待できる職種です。

ただ、レジャースポットの管理などについては、間違いなく業績悪化の悪影響は出ており、メンテナンスを手掛ける職種の中でも厳しい状況に追いやられるケースはあります。また、マンションの内見の対応もマンション管理の仕事の1つですが、こちらは新型コロナウイルスにより現地での内見が下火になりつつあるのが実情です。

ただし、内見についてはオンライン内見が新型コロナウイルス前と比べて需要が高まっています。以前のように、立ち会って魅力をアピールすることはできませんので、オンラインを通してのコミュニケーションであっても物件のよいところを紹介できるかがポイントです。

全体的に、管理は不動産業の中では新型コロナウイルスの影響を受けにくい部類であり、狙い目な職種です。ただ、ビル管理にしろマンション管理にしろ、リモートワークで何とかなる仕事ではありません。どうしても現場に出る必要がある仕事のため、新型コロナウイルスが流行する中でなるべく出歩きたくない、自宅勤務が理想だと考えている人向けではありません。

ある程度のリスクは避けられませんが需要は期待できるため、海外で始まっている新型コロナウイルスのワクチン接種の結果を様子見し、ワクチンによる予防が期待できそうであればメンテナンスを狙ってみるのもよいでしょう。企画開発も不動産業の中では人気の職種ですが、新型コロナウイルス流行前よりも繊細な計画立案が求められます。

仮に、ワクチン接種で新型コロナウイルスの流行が落ち着くとしても、必ずしも以前の生活に戻れるとは限りません。インフルエンザが毎年流行するように、新型コロナウイルスが毎年の脅威として生活に立ちはだかる恐れもありますので、仮にワクチン接種が行き渡ったとしても、混雑を避けられるような仕組みを作らなければいけません。

ビルや商業施設の企画開発では事業内容についても深いところまで考える必要があり、先に書いた営業職と同じくビジネスセンスがより求められます。

不動産業の裏方の仕事と今後の業界

不動産と直接は関わらない裏方の仕事も注目を集めており、多くの会社が欲しがっているのは、社内のIT化へ対応するための人材です。日本の会社はFAXが現役でいるなどIT化が遅れている傾向がありましたが、不動産業界はその中でも特にIT化が進んでいない部類でした。

いわゆる中小企業が多いこととも関係していますが、紙に電話、FAXで仕事を進めるケースが非常に多かったため、IT化を支えるための人材は不動産業界でも求められています。最後に、不動産業への転職を考えているのであれば、それぞれの会社の対応を見ることも必要です。

新型コロナウイルスにより打撃を受けているのはどこも同じですが、新型コロナウイルスをきっかけに働き方を大きく変えようとしている会社と、一時しのぎの対策としてテレワークなどを導入している会社では、アフターコロナで大きく差がつくでしょう。

一時しのぎの対策をしており、新型コロナウイルスが落ち着いたら以前のような働き方に戻そうとしている会社の場合、今後に淘汰される可能性が高まります。アフター新型コロナで不動産業界の二極化が進むと予想している専門家がいるように、出歩くのが難しい状況でもしっかりと対応して利益をあげようとする会社と、対応できずに生産性が落ちる会社に分かれていくと考えてください。

新型コロナウイルスの影響を考えて職種を選んだとしても、肝心の会社の方が頼りなければ転職が失敗に終わる恐れも十分にあります。そのため、職種を意識するのと同時に、アフター新型コロナのことまでしっかりと考えている会社を選ぶのがポイントです。

テレワークを望む不動産業界への転職希望者も多いですが、機器の取り揃えが遅れているなどの理由でテレワークがしにくい会社は、すでに選ばれにくくなっています。新型コロナウイルスへの対応力が期待できることは最低条件であり、プラスアルファでビジョンをしっかりと持っている会社が求められているのが実情です。

景気が後退する中でどのような事業を展開し収益をあげようとしているのか、再び新型コロナウイルスの大流行が起こった場合に社員を守ってくれるのか、危機管理能力は優れているのかなど、転職希望者の多くは厳しい目で不動産業界を見ています。

転職活動の面接で逆質問は欠かせませんが、業務の効率化のためにどのような対策をしてきたか、何を意識しているかは必ず問いかけたいところです。

プロの客観的な意見を聞いてみよう

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