現在メーカーで働いており、全国への転勤が多く、転勤にうんざりしている人も少なくありません。大手メーカーだと拠点も多いので、転勤することが増えてしまいます。もちろん、所属部署によって転勤回数も異なりますが、たとえ近隣の都道府県であったとしても、転勤が多くなるとモチベーションも上がりません。

そこで、転職のない業種・職種メーカーから転勤なしの会社に転職する方法をここで紹介していきます。

転勤のないメーカーなんて存在する?

転勤がないのは中小メーカーや研究開発くらい

メーカーで働いていると、大手企業ほど転勤が多くなります。拠点が全国規模に至り、営業から開発、製造といった各部署を含めると、1県にも複数の拠点を構えているケースも珍しくありません。

国内だけでもうんざりしているのに、時には海外へ転勤することも命じられますのでモチベーションを保つのに苦労します。せっかく覚えた仕事や意気投合した仲間とも離れてしまうので、転勤が多いのは非常に辛いといえるでしょう。

同じメーカーで働くなら、転勤がない中小企業への転職も視野に入れている人もいます。

中小企業のメーカーだと年収ダウンは確実

一方で、中小企業へ転職すると、大手に比べて転勤は無くなるものの、年収ダウンは覚悟しなくてはなりません。休日も減るでしょうし、福利厚生もこれまでとは充実度が異なります。メーカーの転勤ではしっかりとした手当が支給されるでしょうから、中小企業に勤めてしまうと、転勤以外の出張手当も満足に支給されるか分かりません。

メーカーに固執して中小企業を狙うなら、年収が減ってもいいように考えておきましょう。

転勤なしを重視するならメーカーより異業種?

専門性の高い職種、研究職など

メーカーで研究開発してきたスキルは、異業種でも活かすことが可能です。特に専門性の高い研究職では、新薬や新技術、新商品の開発を行い、実用化に向けて取り組んでいます。メーカーの研究スキルを十分に発揮することもできますし、研究職は多額の費用を投じていることが多いので、複数の拠点を持つことが難しく、同じメンバーで固定されることが多くなりますので、出張はあっても転勤はほとんどないといっても過言ではありません。

メーカーで培った生産管理品質管理といったスキルは、緻密なスケジュール管理高度な品質を管理する商品開発へ向けたプロジェクトへも活かすことが可能です。

地域密着の医療・学校・福祉など

地域密着型の医療や学校、福祉関連では基本的に転勤はありません。医師や教員免許は持っていないという人でも、病院や学校で間接業務として働くことが可能です。病院では新システムの導入など、情報システムの管理やコスト管理などの部署でメーカーの開発スキルを活かすことはできます。特にパソコンスキルは重宝されますから、メーカーで務めている人には最適といえるでしょう。

私立の学校でも情報システムなどの管理部門でスキルを発揮することができます。公立は転勤が定石ですが、私学では転勤はなく、給与などの待遇も満足いく内容が期待できます。

福祉関連では今後の需要が確定的ですし、資格を取りながら働ける環境も整っています。管理部門で働くのもいいですし、現場に赴き、介護士として勉強しながら働くことも可能です。

総務、経理、人事

事務系の仕事では転勤が少ないのが特徴です。むしろ全くないといっても過言ではありません。会社や工場の移転に伴う場合を除き、事務系で転勤はなしというのは募集要項にも掲載されていることが多くあります。

給与がメーカー時代よりも低くなることが予想されますが、その分労働時間も短縮されるといえるでしょう。パソコンのスキルや管理部門という点ではこれまでの経験を活かして働くことが可能です。

ベンチャー企業

ベンチャー企業ではまだまだ会社の規模が大きくないことがありますので、全国に事業所を構えていることはありません。転勤もなく、どちらかというと拠点はいつも同じですから、安心して仕事に打ち込むことができます。

ただし、ベンチャー企業ですから、倒産のリスクは常に付きまといます。事業内容と将来性をしっかりと考えた上で臨んだほうが無難でしょう。

エリア総合職の制度がある企業

転職業界は売り手市場とも言われており、企業も優秀な人材の確保に追われています。全国転勤が当たり前の考えでは人材が定着しないので、地域限定のエリア総合職制度を活用しています。

特に転勤が多いとされていた銀行などの金融業界で取り入れられているので、エリア総合職の制度を採用している企業は大手でも増えています。メーカーで培った技術力など、システムエンジニアや管理部門で発揮することが可能ですので、大手でも採用される確率は高くなります。

製造業エンジニアが好条件の求人を探すには

転勤なしの異業種求人を探すには

メーカーからの転職を決意したとしても、転勤がない企業を調べるには個人の力では限界があります。むしろ求人サイトに登録されてある企業情報では、しっかりとした内部実情を把握することができませんので、転勤が全くないのか判断が付きません。

また、異業種転職の場合には未経験OKの求人を探す必要があります。自分のキャリアにマッチした求人でないと、未経験転職として判断されてしまい、年収までもが大幅にダウンしてしまうことにつながります。

転職活動もメーカーの仕事を辞めないと時間が取れず、中途半端に取り組んでしまい、仕事で失敗する危険もありますし、何よりも甘い言葉で誘惑し、いち早く採用してくれた企業に転職すると、離職率の高いブラック企業に捕まる可能性が出てきます。

そうならないためにも、自身のキャリアを適正に判断し、企業情報を把握して非公開求人を抱える転職エージェントを利用するようにしましょう。

非公開求人を多数抱える転職エージェントを利用

転職エージェントは非公開求人を抱えているだけでなく、業界に詳しい専任のキャリアコンサルタントが自身の市場価値を見出してくれます。転職エージェントは、適正なキャリアマッチングを以って転職後のミスマッチを防いでくれます

転職エージェントでは、異業種の未経験転職で苦労する応募書類や面接をしっかりと対策してくれますので、安心して利用することができます。面接日の調整までをサポートし、円滑な退職方法もアドバイスしてくれます。

転職エージェントで採用されると、年収交渉までも代行してくれますので、これまでの年収を維持することが可能となっています。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

転職エージェントの最大手といえるリクルートエージェントでは、豊富な成功例を持っており、キャリアコンサルタントも優秀といえます。非公開求人数は10万件以上を誇り、全国に拠点を構えています。

異業種転職で転勤なしはもちろん、未経験可能で年収も維持したいという要望だったとしても、自身のキャリアに適した求人を探してくれます。大手人材業界のリクルートが母体となっていますので、転職のノウハウが凝縮されているのが分かります。

リクルートエージェント公式サイト

まとめ

全国に事業所を構える大手メーカーでは、転勤が多いためにうんざりし、転職を考えている人も多くいます。中小企業では転勤がありませんが、年収ダウンも確実といえます。メーカーから転勤なしの転職先として、専門性の高い研究職や地域密着型の病院や学校の間接業務、今後の需要が高まる福祉、事務系、ベンチャー企業、エリア総合職があります。

転勤がない企業を自分で調べるには時間がかかり過ぎ、たとえ見つけたとしてもブラック企業や単なる未経験転職として扱われ、年収が下がる恐れがあります。

自身のキャリアにマッチした非公開求人を抱え、企業情報に詳しい転職エージェントを利用するようにしましょう。