今の職場に来てからしばらく経つのに、なぜか自分だけ馴染めず、職場から浮いている感覚を持っていませんか?
このまま待っていても馴染めそうにもないから、転職したほうがいいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、職場に馴染めない理由どうしても今の会社に馴染めない場合の対処法について紹介します。
転職前にこの記事を読んでおけば、転職するにしてもしないにしても、今よりは職場に馴染めるようになるはずです。

職場に馴染めないからと辞めるのは少し待って!

仕事の退職理由に多いのは人間関係

上司、先輩、同僚など悩みは尽きない

仕事を辞めたいと思う理由は、人それぞれ違いますが、人間関係を理由に退職する人は多いものです。
厚生労働省の調べによると、10~60代の正社員の離職理由のトップは、賃金以外の労働条件です。休日が少ない、転勤が多いなどの理由が予測されます。
人間関係がうまくいかなかったから」という理由は全体の中で4位にランクインしており、17.1%の人が理由に挙げています。

パワハラ上司、先輩からのいじめ、同僚との軋轢(あつれき)など、職場の人間関係は非常に複雑で、トラブルも起きやすいものです。
それだけに、人間関係を理由に退職する人は少なくありません。

(参考:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-h27-2-02.pdf)

転職したからと言って改善するかは分からない

職場の人間関係がうまくいかないからという理由で退職する人は多いものの、その転職した先で人間関係がうまくいくのかといえば、そうとも言えません。
転職先で、もっと根深い人間関係問題に直面することもあります。

また、今の職場から逃げるように焦って転職すると、人間関係どころか、ブラック企業でさらにストレスが増大することもあるのです。
今、あなたが苦手としている環境から逃れることはできても、転職するということは、未知の新たな問題を抱える可能性も含んでいるといえます。

まずは孤立しないための対処法を実践

仕事はキッチリこなす

職場に馴染めないのは、仕事にミスが多かったり、いつも質問してばかりで仕事を覚えなかったりすることが原因になっているのかもしれません。
職場はあくまでも仕事をする場所ですから、仕事ができない人はどんなに人柄がよくても敬遠されてしまいます。

職場で孤立しないためにも、社会人としての自分の仕事への姿勢を見直してみましょう。
同じミスを繰り返す、約束を守らないなど、基本的なことができていない場合は、仕事の態度を改善することで、馴染めるようになる可能性があります。

押してダメならひいてみる

職場になじめないことで悩んでいる人は、なじめないということに焦って、無理に他の社員とコミュニケーションをとろうとしていませんか?
こちらから積極的に話しかけるのもよいのですが、あまりにも一方的に話しかけても、相手にひかれてしまいます。

もしも今、思い当たる節があるなら、少し自分から話しかける挑戦をやめてみましょう
急におとなしくなると、他の社員の中には心配になって向こうから話しかけてくる人もいるかもしれません。

1人でも気の合う人を見つける

多くの社員と距離を縮めようと思っても、なかなかできるものではありません。それよりも、たった1人でもよいので、気の合う人を見つける努力をすることをおすすめします。

1人と仲よくなることで、他の社員とのつながりもでき、そこから交流関係が深まって、職場に馴染めるようになる可能性があります。
日ごろから他の社員を観察しておいて、趣味や興味のあるものが似ている人を探してみるのもよいでしょう。

職場の人間関係に固執しない

自分から努力してみたけれど、それでも職場に馴染めそうにない場合には、「職場はあくまでも仕事だけの付き合い」と割り切って、無理に馴染もうとするのを諦めるという方法もあります。

職場でなんとか馴染みたいと思うから、馴染めないことが辛くなるわけで、馴染むことを諦めてしまえば、思ったよりも辛さを感じずに済みます。
「こんなものだ」と思って仕事に集中すれば、職場に馴染めないという悩みは次第に薄れて行くでしょう。

人事に相談して配属を変えてもらう

今の部署で馴染めずに悩んでいるのなら、人事部に相談を持ちかけてみましょう。
上司に相談しても、その上司もひっくるめてあなたを悩ませている場合、効果は期待できません。

そこで、人事部に他の部署や支社・事業所に配属を変えてもらえないか頼んでみましょう。
運よく空きがあって、あなたの部署に特段悪い影響がなければ、異動によって職場を変えてもらうことができるかもしれません。

場所が変われば人も変わります。しかも同じ企業にいながらにしてそれが達成できるのですから、まったく違う企業に転職するよりも低リスクで済むでしょう。

どうしても今の会社では改善しない人は転職

今の会社では円満退職を目指す

上記のような方法を試してみても、まだ精神的に辛い場合は、転職も視野に入れてもよいでしょう。

ただし、転職するなら会社に三下り半を突きつけるのではなく、円満退職に持ち込むことをおすすめします。
その理由は、退職後の評判が悪くなるからです。年齢を重ねると、転職限界年齢もあり、まったくの異業種転職は困難です。

同業他社への転職が決まりやすいとなれば、あなたが職場に悪い印象を残すと、業界内で悪評が流れ、同業でも転職しにくくなる可能性があります。
それを防ぐためにも、できるだけ会社を悪くいわず、自己都合での退職ということで丸く収める方がよいでしょう。

新しい会社に入るときは人間関係のリサーチも

今の職場で関係を立て直すよりも、新しい会社で心機一転、今度こそ職場に馴染みたい!と思うなら、労働条件ももちろんですが、人間関係の事前調査も念入りに行うことをおすすめします。

しかし、普通に転職活動をしても、会社見学などでしか転職先の企業に実際に入ることはできず、自分の目で確認するのは困難でしょう。
かといって、口コミサイトには真偽のよくわからない情報も多く、信憑性に欠けます

転職先の人間関係をリサーチするためには、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントを利用すれば、職場の雰囲気なども知れて、ブラック企業や上司と部下の関係性が危険な企業は避けられるからです。

人間関係にもう悩みたくない人は人間関係の少ない業種

工場勤務

よい人間関係を望むよりも、そもそも人間関係で悩むほど、他の社員とのつながりがない仕事を選べば、職場に馴染めないという問題は解決できます。

工場勤務なら、自分の担当箇所さえ誠実にクリアしていれば、他の社員との関わりはほとんどありません。
部品の加工、組み立て、検品など、作業内容は難しくないものが多く、異業種からの転職がしやすいのも嬉しいポイントです。

昼食の時間なども外出したり、1人で散歩に出かけてしまえば、わずらわしい人間関係で悩むことはなくなります。

プログラマー

協力作業が必要な仕事よりも、個人ワークで完結する仕事のほうが、人間関係で悩むことがなくなるでしょう。
プログラマーも、個人に与えられたプログラミングやエラーの修正の依頼をきちんとこなすことができれば、他の人との連携も少なく、職場に馴染めないという問題で悩むことはなくなるでしょう。

20代なら異業種からの転職可能性も高く、昔と違って労働環境も改善されてきているため、転職後は人間関係だけではなく、労働条件でも深刻な悩みを持たずに済むでしょう。

アフェリエイト

インターネットのホームページや、ブログなどを運営して、そこから広告収入を得て仕事にするという方法もあります。
ホームページを訪れた人がバナー等をクリックすると、スポンサー企業からあなたの取り分として1クリック数円の収入が入ります。

これだけで生活するためには、コンテンツの工夫だけではなく、広告の配置箇所や方法を工夫する必要があります。
しかし、すべての作業はインターネット環境さえあれば場所を選ばずに仕事ができ、自分ひとりですべての工程を行うため、人間関係の摩擦がありません。

馴染めないところか、自宅が職場にもなり得ますから、本当に人間関係で悩みたくないという人におすすめの仕事です。

トラック運転手

勤務中に1人になれる時間が長ければ長いほど、職場に馴染めないという問題で悩むことはなくなるでしょう。
トラック運転手は、1人で運転している間は、好きな音楽やラジオをききながら、他の社員とかかわらずに過ごすことができます。

荷物を回収してしまえば、あとは配送先まで1人の時間を楽しみ、配送する際にも特段面倒な人間関係もなく、作業をこなすことができます。
長距離は身体への負担がありますが、1人の時間が長くなります。一方、近距離の場合は適宜休憩をはさみやすいものの、再配達の手間がかかることもあります。

どちらも一長一短ですが、職場に馴染めないということで悩まなくても済む仕事です。

まとめ

職場に馴染めないことで悩んでいる人は、転職を考える前に、1人でも話せる人を見つけたり自分から話しかけることを止めてみたり部署の異動を願い出るなどの行動を起こしてみましょう。
それでも状況が変わらなければ、いよいよ転職を考えるべきですが、その際には、次の転職先でも同じようなことで悩まないよう、転職エージェントを利用して転職先の内部事情をリサーチしておくことをおすすめします。

また、人間関係の少ない仕事に転職するのもおすすめです。工場勤務プログラマー、トラック運転手など、個人作業の多い仕事であれば、人との関わりも少なく、馴染めないという悩みも発生しにくいでしょう。