「ずっとフリーターで働いていたけど将来が不安だし正社員になりたい」、「フリーターから就職するにはどうすればいいの?」

ここでは、フリーターに向いている職種職歴がないフリーターでも応募できる求人を見つける方法高卒フリーターに求められるのは何かなどを解説していきます。

フリーターから就職した人がやった面接対策なども紹介するので、参考にしてみてください。

フリーターを脱出したいなら、今すぐ行動すべき理由

フリーターOKの企業が重視するのはズバリ年齢

企業がフリーターを採用するときに求めているのは、「若さ」です。未経験の採用に重要になってくるのはその人のポテンシャルです。一般的に若い人の方が、考え方が柔軟で育てやすい傾向にあります。企業にとっては、自社の色に染まることができる人物かどうかが採用のポイントです。

厚生労働省の調査では、20~29歳のフリーターが正社員になれた割合は、フリーター歴が半年の人では男女合わせて64%だったのが、3年を超えると48.9%まで落ち込んでいる結果となりました。

フリーター歴を重ねて年齢が上がらないうちに就活をするのが、就活を成功させるコツです。

フリーター脱出!まずは資格の勉強から?は大きなまちがい

職歴がないフリーターの場合、少しでも就活に有利になるよう、資格を取ってから就活しようと思っている人がいますが、実は資格があるから就職が有利になるということはありません

資格があるに越したことはありませんが、脱フリーターを目指して資格取得に時間を割くよりも、早く正社員を目指して就活したほうが無難なのです。また、学生時代に取得しただけの資格や、実務で使ったことのない資格も意味がないので注意です。

高卒フリーターが求められるのは学歴より成果

高卒フリーターは卒業から結構年数がたっている場合が多くあります。フリーターとして何かしらの成果をあげた経験が重要となってきます。就活を始める前に、今まで仕事で行ってきた実績を棚卸しておきましょう。

フリーター脱出、30歳ならギリセーフ!30代半ばになるとキツイ

フリーターを脱出するには、若ければ若い程有利ですので、20代のうちに就活をするのが得策です。30歳なら企業でもギリギリ若手ですので、就職できる企業は見つかります。40歳近くなると、雇用に積極的な企業自体減るので、就活は非常に難航します。

東京都では、30代~40代の中年フリーターの就業を支援する職業訓練などを実施していますが、それでも受け入れる企業が少ないということが問題となっています。

フリーターを今すぐ脱出!フリーターに向いている職種は?

正社員になるにはフリーターが狙いやすい職種に絞る

正社員としてのキャリアを作ることが大切なので、職種にこだわりすぎないことも大切です。一度正社員として実績を積めば、その後は自分の行きたい業種や職種に転職するということができます。未経験が少ない業界や職種などは、フリーターから狙うよりも成功しやすくなります。

未経験でも就職しやすく、正社員としてのキャリアを積める職種で代表的なのが営業職です。営業職は専門的な知識や経験よりも、人柄ややる気が重要な職種です。そのため、他の職種に比べて、未経験者やフリーターでも圧倒的に就職しやすく、企業側も未経験者の採用を積極的に行っているのです。

フリーターだからコミュ力があると思ったら大間違い!

フリーターの就職関連サイトでおすすめされがちなのが営業職です。営業職はスキルや年齢を問われないことが多く、フリーターから正社員として就職しやすいのは確かです。しかし、フリーター全員が営業職に向いているわけではないのです。

営業職は、フリーターで培ったコミュニケーション能力を活かせる!などの理由からおすすめされている場合が多いがです、この理由は完全に的外れです。例えば、工場で黙々とライン作業をやっていたフリーターがいきなり営業職をすることはほとんど不可能です。

フリーターにとって営業職の仕事内容はハードルが高い

飲食店の接客業といったアルバイト経験であれば、コミュニケーション能力も磨かれ、営業職でスキルを活かせますが、営業職に必要なのはそれだけではありません。コミュニケーション能力に加え、交渉力やプレゼン能力も必要になってくるのです。

しかも、営業は新規か既存かにかかわらず、個人のスキルが直結する職種なのでフリーターだからといって、すべての人におすすめできる職種ではありません。人によっては、初めての就職にはかなり厳しい職種だということもできます。

フリーターにお勧めされる職種はほぼ営業…

フリーターは学歴にかかわらず、ハローワークや就職支援サービスでまず営業職を紹介されることが多くあります。ハローワークや就職支援サービスで最も多いフリーター向けの求人は営業職だからです。

営業職は、フリーターにも内定のハードルが比較的低いので、とにかく最初は働くことが第一と営業職を受けることを提案されることが多いのです。初めても就職活動で勝手が分からず、自分が営業職に向いているか否かを判断する間もなく、口車に上手く乗せられ応募してしまうと、入社後地獄を見ることになってしまいます。

営業職ではこんな地獄を見ることに

営業職の仕事は、「会社の売り上げをつくる」ことです。そのために、明確な売り上げ目標があり、達成するために営業活動を行います。常に他人やノルマを意識しなければならない仕事です。

売り上げに対しのプレッシャーは、責任が正社員ほど問われないアルバイトの比ではありません。どんなにコミュニケーション能力があるフリーターでも厳しい現実が待っています。

コミュ力に自信がないフリーターに向いているのは介護業界

介護業界は万年人材不足ですので、フリーターにも就職しやすい業界です。また、介護業界では「聞く」ことが重要になるので、営業職のような過度なコミュニケーション能力は求められません。未経験からでも正社員になることができ、就職後様々な資格を取得することができる点もフリーター向きです。

介護業界はブラックというイメージが強いが、それは介護施設によります。ブラック企業を見極める指標の一つに「離職率」がありますが、介護業界の離職率は全産業の離職率と比べても1~2%ほどしか変わりません。離職率の多いとされている飲食や娯楽産業では平均より10%も高いことを考えると平均的です。

介護業界は施設によって離職率が全く違うので、施設選びさえきちんと行えば、長く働ける業界なのです。

今後の需要に期待できる業界

これから超高齢化社会に突入することもあって、介護業界は今後の成長が期待できる業界です。現在は介護施設と保育園の機能を持った幼老複合施設などの新業態も増えていて、ますます需要が高まっています。

一般事務や販売職も未経験OKの求人は多い

事務は未経験OKの求人は多いですが、基本的なPCスキルは必須です。未経験からの事務であれば、一般事務や庶務が主な職種となります。未経験OKの一般事務は年収アップがなかなか望めないので、就職した後に、経理などを目指し学ぶことも視野に入れるのがおすすめです。

また、飲食や販売は資格が不要な職種です。ただ土日勤務や時間が不規則になるので、働き方はフリーター時代とあまり変わらない可能性もあります。ただ、営業職のような個人ノルマが発生しない分、精神的には楽な部分があります。フリーターからまずは正社員としての職歴をつけることが目的の場合、こういった職種を選ぶのもよいでしょう。

長く使えるスキルを磨くなら技術職もアリ

手に職をと言っても、クリエイティブ系の職種は作品などの形になるものがない場合、フリーターからの就職は難しいのが現実です。基本的なPCスキルがある場合、フリーターからIT業界を目指すならクリエイティブ系よりも技術職がおすすめです。

未経験OKの企業も多く、即戦力としてではなく、ポテンシャルで採用してもらえます。IT業界は企業の数も多く、ブラックといわれるような会社も目立ちます。ハローワークや転職サイトにあるIT系求人は特にその傾向が強いのが特徴です。

職歴なしフリーターが応募可能な正社員求人を見つける方法

20代なら引く手あまた!意外と使えるのは転職サイト

多くの求人から自分にマッチした就職先を見つけたいのであれば、転職サイトを活用する手段もあります。転職サイトというと正社員をターゲットにしているイメージですが、20代であればフリーターでも応募可能の求人が多くあります。

リクナビネクスト

リクナビネクスト

転職サイトをどうせ活用するなら、やはり求人数が多い大手が運営しているサイトを利用したいところです。人材業界最大手のリクルートグループが運営しているリクナビネクストでは、20代で未経験の求人も多く抱え、希望する求人が見つけやすいといえます。

希望の条件を入力しておくだけで、企業側からスカウトも届くようになります。また、自分で好きな時間に検索することもできますので、時間にこだわらず今のアルバイトを続けながら利用できるメリットがあります。

リクナビネクスト公式サイト

「未経験者歓迎」求人に要注意!

転職サイトでは介護職以外の求人も豊富です。これは20代という若さから将来的な成長を期待して採用してくれる企業があるからです。

そのため、転職サイトでは未経験可能という求人ではライバルも多くなっています。競走倍率が高くなれば、不採用の確立も上がりますので、貴重な時間を費やしてしまいます。また、不採用ともなれば、モチベーションも低下する恐れがあります。

また、優良企業が本当に若い人材を欲しがっていることもありますが、中には万年人手不足のブラック企業が使い捨て人材として、体力のある若い未経験者を募集している場合があります。スカウトがあるからといって、簡単に応募してしまうと、後々後悔する羽目になります。

就職支援サービスを有効活用しよう

フリーターとして生計を立てている人はアルバイトでも長時間働いていることもあります。そうなると、仕事と並行しながら就活することになりますので、帰宅してからや休憩中、休日と就活も併せて行うことで体力的に限界となることも考えられます。へとへとになって就活すると、書類での記入漏れや、面接での失敗といったケースもでてきます。

そこで、就活をサポートしてもらい、今の仕事に支障がきたさないような就職支援サービスを利用することが必要となっていきます。

フリーターにおすすめの就職サイト・就職エージェント

就職サイトや就職エージェントでは職歴なしでも就活することが可能です。アルバイトの経験を活かした求人を紹介してくれることもあります。

また、フリーターが苦手な正社員面接でのマナーや受け答えなども教えてくれます。就職エージェントでは、介護職以外の求人を多く擁しているので、仕事が終わってパソコンの前で眠たくなりながら求人を探すようなことをしなくても済みます。

就職Shop

就職Shop

未経験歓迎、面接重視の求人を多く保有している若者向けの就職支援サービスです。登録者一人ひとりに専任のキャリアコーディネーターがつくので、今までの経験や興味をしっかりと確認して、就職をサポートしています。書類選考なしで面接に進めるので、書類選考で落ちることの多いフリーターにも使いやすいサービスです。

また、求人を扱う企業は100%取材し、労働環境や職場の雰囲気、教育体制などを確認していますので安心して利用できます。

就職Shop公式サイト

ジェイック

ジェイック

既卒・フリーター・ニート・第二新卒向けの就活エージェントで、若手の就職支援に力を入れています。就職成功率が高いだけでなく就職後の定着率が94.3%と高水準なので、ブラック企業に捕まる心配がありません。ただ正社員として採用されるのではなく、長く働ける職場を探したい場合におすすめです。

ビジネスマナーや面接対策などをプロの講師が行ってくれる就職支援講座を無料で受けられるので、就職活動に困りません。

ジェイック公式サイト

ワークポート

ワークポート

ワークポートはフリーターにも利用できる各業界専門の総合転職エージェントです。取引企業は3,500社もあり、様々な職種を取り扱っていますが、中でもIT業界・ゲーム業界に強みを持っています。どちらの業界も未経験者も積極的に採用していることもあり、未経験でもプログラマーなどの技術職を紹介してもらえます。

未経験者の支援を積極的に行っているので、転職の基礎知識やスキルを学べるセミナーや、その場で選考まで行う説明会型のセミナーなどにすべて無料で参加できます。

ワークポート公式サイト

実はフリーターもOK!就活セミナーに足繁く通おう

介護職以外で仕事を探しており、まだ20代の人であれば、就活セミナーを利用するのもアリでしょう。就活セミナーでは介護職よりも一般企業が多く、情報収集や自分から売り込みをかけたりして、就活に有利となるケースがあります。

就活セミナーに参加するメリット

就活セミナーの目的は、入社意欲がある就活生に対して、自社への理解力を高めてもらうことが挙げられます。

有能な学生を多く集めるために、企業セミナーでは工場見学や職場体験、職場紹介など、通常の就活では味わえない勤務先の雰囲気を体感することができます。就活セミナーに参加していない人よりかは採用試験で有利になりますので、積極的に参加するようにしましょう。

基本的には新卒の学生をターゲットにしていますが、企業側の思惑では未経験者全般に広げていることもあります。そのため、フリーターであっても20代であれば、新卒と同様に就活セミナーに参加することが可能となります。もちろん、新卒よりかは年齢的に負けているので、アピール力が求められます。

フリーターから就職した人がやった面接対策は?

第一印象の好感度はとにかく大事

就活では面接での第一印象というのは非常に重要です。面接官から好感を持てるタイプだと、話が弾みやすく、同じ回答でも好感を持たれていない人よりも信憑性が増すでしょう。

見た目で判断しないでほしいという人もいるでしょうが、単純に慎重さをアピールする場合、身だしなみが整って清潔感がある人と、髪の毛もぼさぼさでボタンが外れ、靴も汚れている人では、後者の方が慎重さに欠けていると思われてしまいます。

どれだけ応募書類の完成度が高くても、第一印象が悪ければ、期待外れとなります。言葉遣いや服装、立ち振る舞いや仕草などで、きめ細かく注意して臨める人は、入社してからも仕事をしっかりと覚えてくれる人材として評価されます。面接だけ注意してもついボロが出てしまいます。普段から言葉遣いや身だしなみには注意するようにしましょう。

フリーターが必ず聞かれる質問対策

フリーターが面接で聞かれる質問は以下の通りです。答えにくいと思う質問も多いですが、ここで答えられないと採用は厳しいです。採用されるためには、どの質問でも「明確な理由」が必要です。ただ何となくフリーターになった、親に言われたから正社員になった方がいいと思った、なんていうのは間違いなくNGです。

なぜフリーターをしていたの?

学生時代に就職活動をして正社員になる人が多いなか、なぜフリーターという道を選んだのかをハッキリ答える必要があります。それは、歌手になりたかった、漫画家になりたかった、という内容でも構いません。

昔はあまり印象が良くありませんでしたが、最近では1つのことに取り組むのは悪いこととはされていません。年齢や活動の限界を感じた、という理由で正社員を目指すのにも、採用担当者は納得してくれます。

しかし、この場合には、どういった活動をしてきたのか具体的に説明できることが必要です。歌手になりたいのにライブもしていないしオーディションも受けていないとなれば、採用担当者からの信用が得られません。

新卒のときに就職活動はしなかったの?

企業側からすれば、「新卒時に活動をしていたのなら、内定をもらえないくらい問題があるのでは」と思いますし、「新卒時に活動をしていなかったのなら、何故しなかったのか」と思います。

就活をしていた場合には、その時の自分は何がいけなかったのか、今はどう改善したのかを話せれば、自分の成長として伝えられます。

就活をしていなかった場合、明確な理由があれば問題ありませんが、何となくフリーターになったという人は印象が良くありません。この場合には、新卒のときと今の自分の「働くことに関する意識の違い」を答えましょう。なぜ今働く気になったのかを前向きな理由で説明して、昔の自分との違いを見せることで、今の自分を見てもらいましょう。

フリーター期間は何の仕事をしていたの?

アルバイトの経験が就職後にどう活かせるのかを確認するために、質問されることが多いです。例えば、営業職や販売職なら、接客の経験はプラスになりますし、他の職種でもコミュニケーション能力に期待が持てるので経験が活かしやすいです。

面接でアピールする際には、実際にアルバイトで起きたことを具体的に話し、その結果自分にどういうスキルが身についたのかまで説明できると好印象です。

また、バイトリーダーなどの人をまとめる立場にいた場合にも、プラスの印象を得やすいです。

アルバイト以外に何か活動していた?

アルバイト以外でも、積極的に活動していることがあれば良い印象になることが多いです。ボランティアに参加している、スポーツチームに入っているなど、アピールできることがあれば伝えておきましょう。

アルバイト以外で何もしていない場合でも、「今から○○に挑戦したいと思っている」という内容でもアピールできます。

ポジティブに自信を持って活動

フリーターの人が正社員として応募する場合、これまでの活動に自信が持てず、どうしても消極的になることがあります。社会人経験が全くの未経験でしたら、さすがに自信もなくなるでしょうが、アルバイトや派遣として働いているなら、社会人として企業に貢献していることがうかがえます。

自分がフリーターとして企業へ貢献してきたことに自信を持ち、これからは「応募先企業で一から仕事を覚えて利益に貢献していく」という信念を持って行動すれば、企業側にも十分にアピールすることが可能となります。自信を持ってポジティブに考えられるように努力していきましょう。しかし、自信満々な人は企業側からすれば、謙虚さに欠けていると見なされ、マイナスイメージを持たれてしまいますので注意してください。

まとめ

フリーターから正社員になるには、フリーターが狙いやすい職種に絞り、できるだけ若いうちに正社員になることをおすすめします。

フリーター向けの職種として紹介されるのは営業ですが、コミュ力に自信がない人は、介護職や一般事務、販売職や技術職が狙いやすいです。

フリーターは就職支援サービスなどを利用して、面接でフリーターが必ず聞かれる質問などにしっかりと対策をしてから臨むと採用されやすいです。