
定職に就かないまま、気づけば30代。無職の状態に不安感を覚えながらも、どうすればいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
あまりにも無職の期間が長引くと心身ともに病んでしまい、就職するのがどんどん難しくなってしまいます。
ここでは、30代無職が就職して社会復帰する方法と、無職脱出におすすめの職業を紹介しています。
また、無職期間が長くても利用できる転職エージェントや、長すぎる空白期間の埋め方も解説します。
無職の期間が長く続くと、心も体も病んでいくというのは本当?
30代の無職(ニート)あるある
30代無職で悩んでいる人は意外にもたくさんいます。共感しながらも悲しさを禁じえないそんな30代無職あるあるを紹介します。
・毎日が夏休み
・球児たちが眩しすぎて甲子園中継が見れない
・職業欄に「無職」と書けず、「自由業」と書く
・親の優しさで胸が痛い
・国民健康保険料の高さにビビる
・「生活保護」をググる
皆さん、親の優しさや世間の視線に肩身の狭い思いをしたり、今後のことを考え不安になったり、いろいろと苦労されていますね。こんな風にずっと過ごしていくのかな?と不安がよぎると、「やっぱり就職しなくては!」と思うときもありますよね。
とは言っても、最初の一歩を踏み出すのはとても勇気のいることです。無職やニートの期間が長ければ長いほど、その一歩が踏み出せずに躊躇してしまいます。
無職になった人が心身を病んでしまう道のり
無職が長期間にわたると、心も身体も病んでいってしまう傾向にあります。無職の人が病みやすい仕組みを説明します。
最初に来るのは解放感
無職になった人が最初に味わうのは、解放感です。学校や会社に縛られることなく、毎日が日曜日です。まるで、何をしても許されるような錯覚さえ感じます。解放感で満たされていると、自分はこれから何でもできる「無限の可能性」があると思い込むようになります。無職なったばかりは、このようなポジティブな気持ちでいられるのです。
無職になって最初のうちは意外と楽しく過ごせてしまい、「このまま無職でもいいか」と思いがちですが、無職期間が長くなると大きな落とし穴に落ちてしまいます。
生活が苦しくなってくる
無職の期間が長くなってくると、貯金も底をつき、生活苦から精神的にも余裕がなくなっていきます。親と同居している場合は当面生活できますが、親がいなくなれば当然生活ができなくなってしまいます。
無職期間が長くなれば親が老いていくのを間近で実感し、周囲の目も厳しくなっていき、結局は精神的に追い詰められることとなるでしょう。
心も身体も病んでしまう
働いている人に比べて圧倒的に生活費が少ないため、外出する機会や人と合う機会が減ってしまいます。その結果、運動不足やコミュ症へとつながります。
また、運動不足に加えて、時間に制限されない不規則な生活になりがちです。不規則な生活は身体の免疫力を弱らせるので、体調を崩しやすくなってしまいます
。
もう後が無い!30代無職が就職して社会復帰するためのポイント
苦戦を覚悟で挑む
30代職歴無し・社会人経験無しの就活は厳しいのが現状です。職歴は無くても30代での就職は中途採用の扱いとなってしまいます。中途採用は社会人経験があり、マナーや常識など社会人として必要なことが一通りできるとみなされ、即戦力として扱われます。その市場へ職歴無しで挑んでいかなくてはならないので、苦戦を覚悟で挑戦しましょう。
就職サポートを利用して短期化する
履歴書や職務経歴書の空白を埋められない、面接でアワアワしてしまう、そもそも入社可能な求人を見つけられない、精神的負担が大きく甘えが出てしまい就活自体を辞めてしまうなど、一人でやる就職活動には落とし穴がいっぱいです。
就職活動を続けるにはコツがあります。闇雲に、履歴書を送りまくって、落とされまくってしまう。これでは、就職へのモチベーションが続きませんし、時間もお金も無駄にしてしまいます。30代無職の就職活動は一人でやると長期化するので、転職エージェントなどの第三者の手を借りながら、需要の多い仕事に絞って就職活動を行うのがポイントです。
業界・業種を選り好みしない
仕事探しで気をつけてほしいことは、「やりたい仕事」だけでなく「採用されやすい仕事」も視野に入れて求人を探していくという事です。あまり興味を持てない分野や苦手な作業などが含まれるものがあるかも知れませんが、新しい生活に入るための良い機会だと選り好みせずに割り切ることも大切です。
自分の適正と真逆の仕事を選ぶ必要はありませんが、本気で無職から正社員としての就職を目指すのなら、あれこれと業界や職種を選ばずに、就職できる可能性があれば挑戦する姿勢が重要です。
「急募」の求人に注目する
急募の求人案件には正社員募集のものも多く、すぐにでも人材を確保したいという企業のニーズがあるので、30代無職という条件でも比較的簡単に面接まで進むことがあります。ただし、急募の案件はブラック企業が出している場合もありますので、労働条件や業務内容についてはきちんと確認することが大切です。
情報収集をしっかり行い、ブラック企業でなければこうした「急募」の案件を狙ってみるのがおすすめです。
需要が多い介護業界・飲食業界、タクシー運転手で無職から脱却
慢性的な人手不足が課題となっている飲食業界や介護業界は、未経験でも就職が可能な求人が多い業界です。また、自動車の第一種免許を取得して3年以上経っていれば、タクシー運転手も正社員を目指すことができます。
タクシー運転手に必要な二種免許は、会社で費用を負担して取得するのが一般的ですので、興味がある人にはおすすめです。
また、介護業界は今後も高齢化により需要が伸び続けることが予測される業界です。高齢者介護施設や障がい者介護施設などでは、資格無しでも応募できる求人があります。さらには、多くの企業で入社後に受けられる研修制度があり、ヘルパー2級など資格取得の支援を行っています。
その後も、ホームヘルパー1級、介護福祉士、ケアマネージャーなどステップアップも可能なので、将来設計もしやすいのが特徴です。
無職・職歴なしでも登録可能なリクナビネクスト
職歴が全くないのであれば、転職サイトを使って転職先を探しましょう。リクナビネクストは、業界最大手だけあって多くの求人掲載数は圧倒的です。求職者の8割が使用しているとの調査結果もあるほどの人気の転職サイトです。
リクナビネクストは、転職活動に役立つコンテンツが充実しています。履歴書と職務経歴書をWEB上で作成してワードやエクセルに出力できる機能があり、初めて応募書類をつくる時でも安心です。
また、「第二新卒や就職期間が短いので書くことがない」「前職を辞めてからのブランクが長い」などのケースごとの問題を解決できるようにくわしくアドバイスがもらえるコンテンツなどがあります。
無職期間が長くても転職エージェントに登録できる?
登録自体は可能
過去に無職の期間があったり、現在も無職であったりしても、過去に少しでも就業経験があれば転職エージェントへの登録は可能です。ただ、なぜそういった状態なのか、面談で詳細を聞かれますから、それに向けた対策が必須です。
このようなことを踏まえても、後述する無職・フリーターに強い転職エージェントを利用することが必須であり、不利な戦いを有利に導くことだって可能です。
社会復帰するならまずは転職エージェントで練習しよう
30代無職で転職活動をするときに必ず利用してほしいのが、転職エージェントです。転職エージェントは登録をすると、無料で転職支援が受けられるサービスです。
転職エージェントでは、履歴書の書き方のほか、適正にあった求人案件の紹介を行ってくれます。また、企業の内部事情にも精通しているため、ブラック企業などへ就職するリスクも減らすことができます。
また、転職サイトでは転職に役立つコラムや履歴書の書き方などが詳しく載っていますので、活用することで効果的な転職活動ができ、内定への近道となりますよ。
必ず面談してくれるSpring転職エージェント(アデコ)
転職エージェントは、転職が難しそうな人にはサポートを断ることがありますが、Spring転職エージェントは面談希望者を断らずに受け入れています。職歴が少しでもあるのなら、必ず登録ししましょう。面談では、現実的な今後のキャリアアップのアドバイスがもらえ、今後の転職活動ですべきことが具体的になります。
Spring転職エージェントは求人企業と転職希望者を一人のコンサルタントが担当するシステムをとっています。コンサルタントの求人への理解度が深く、入社後のミスマッチが起こりにくいのですが、自分で動かないとサポートが受けにくいという側面もあります。主体的に動けば手厚いサポートが受けられるので、自分から積極的に動くようにしましょう。
※40代まで、一都三県、東海地方、関西地方の転職者限定です。
転職エージェントは、30代こそ上手に利用する必要があります。30代転職の目的別に転職エージェントの選び方をまとめています。おすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介し、30代女性やフリーターに役立つ転職エージェントも紹介しています。
空白期間の説明方法、教えます。
企業は空白の経歴を持つ人物を、「社会不適合者」として見る
企業は、経歴に空白がある人の採用には慎重です。空白の期間にどのようなことがあったのか、企業が正確に把握する方法はありません。殆どは本人の申告を信じるかどうかにかかっているのです。例えば、犯歴があり刑務所に服役していたとか、生活が乱れていて朝起きて出社するといった当たり前の行動規範も取れないとか、そういった人物は企業も雇いたくないのが本音ですが、そのことを面談のみで見出すのは不可能に近いからです。
どういう形であれ、どこかの会社で継続的に就業していたのであれば、まず上記のようなことはありません。犯罪を犯したり、就業規則を守れない社会不適合者は、速やかに解雇されるからです。
このことから企業は、最低のボーダーラインとして継続的に就業してきた人物を採用するのです。
無職期間をどう埋めていくかでアピール力は変わる
転職活動を行うにあたっては、就業の空白期間がやむを得ない事情があったということを企業に信じてもらう必要があります。無職期間がたとえば、勉強、留学、家庭の事情などそれなりの理由のうえでのことであればその点を志望先にも転職エージェントでもアピールしていきましょう。
無職の期間があるからといって、それが即不採用に繋がるわけではありません。きちんとした動機・理由があれば、無職の期間をマイナスどころかプラスにすることだって可能です。
気を付けたいのは、無職の期間が長ければ長いほど、その動機や理由を完全に埋めかつ説明できることが重要です。
自分磨きのアピールには注意が必要
資格取得や、語学留学など自分磨きのためにやっていたような事柄は、比較的アピールがしやすい内容です。ただし、企業側から見ると資格取得や語学留学はありふれた「自分磨き」や「自分探し」であることにも注意が必要です。
たとえば、大学卒業後の語学留学や公務員を目指してのフリーターなどは、卒業後に就職しなかった者によくある進路です。社会人になれなかったから、仕方なく勉強していたとか、社会に出たくないから資格取得や語学留学をタテマエに、ニートのような生活をしていたというように企業側に勘ぐられては、せっかくの努力も水の泡です。
目的をもって資格取得や語学留学などを行っていたということを、アピールするようにしましょう。
経験から得たものをアピールする
資格取得や語学留学の経験上に、企業は人間性やコミュニケーション能力、判断力を重要視しています。大企業で行われる新卒者に対するオリエンテーリング活動なども、ある局面においたときどういう行動をするのかを人間行動学から割り出し、適切な職場に配置するためとも言われています。
このような企業の隠れた「ホンネ」を知った上で、「自分磨き」や「自分探し」では及ばない経験から自分が取ってきた行動を分かりやすく説明しましょう。単にどう行動したかではなく、どう考えどう行動し、どのような成果と反省を得られたのかを明確に説明できるようにしましょう。
無職期間中の自分の行動を置き換えてみる
例として、「バンドマンでフリーターだった経験」をアピールしてみましょう。
音楽で成功する夢を追いかけながら、アルバイトで生計を立てていたとしましょう。
職場での人間関係を振り返る
アルバイトで培った人間関係はどのようなものだったか。特に、生計を立てるためには我慢が必要です。性格が合わない同僚や上司がいたとして、単に彼らを嫌うのではなく、その中でも仕事を完遂するためにどれだけ折り合いを付けた対話を行えてきたかをアピールすることが大切です。
当初は反目し合っていたが、ある業務をきっかけに、苦手と思う人をよりよく理解するために極力積極的に話すよう努力した結果、今ではあうんの呼吸で仕事を分担しあえる仲となった、とかです。多少の誇張は構わないので、このような経験を示して「自分は組織の中の一員として、周りとうまくやっていける能力を有する」ことをしっかりアピールしましょう。
仕事と趣味の区別を明確にしておく
次に、アルバイト先が接客業であれば、その接客能力もアピールの対象です。バンドマンとして、こだわりの髪型や服装もあったかもしれません。しかし、仕事の際はそういったものをうまく隠し、キチンとした接客を行ってきたことで店長からも評価を受けていたと、「自分の趣味と仕事は明確に区別できる自分」をしっかりアピールします。
貧乏も共感を得られる貴重な武器。貧乏でも自立した自分をアピール
アルバイトなのでどうしても薄給。貧しい生活をどうやりくりしたか等をアピールして、「きちんと自立できている自分」もアピールします。このようなアピールは、努力面を打ち出しやすく共感も得やすいのもポイントです。
完全なるニートの例。でもアピールポイントは外さない
次は、「完全なるニートで親の金で地下アイドルの追っかけをしていた」例を考えましょう。
まずは、見方を変えるところから始めます。「家庭のことを手伝いながら、趣味をどう実益に変えられるか模索していた」という見方に変えましょう。
また、追っかけをする上でどう仲間と交流していたのか、アイドルのプロデュースについての自信のリサーチ結果などをアピールすることも、企業にとっては興味のある話なのです。ひとつの事柄に対して、突き詰めて行けるというリサーチ力などを打ち出しやすいポイントです。
つまり、自信の趣味をどう「スキル」と結び付けてアピールしていくかを考えることが重要です。
プライドや恥はかなぐり捨てるべし
自分をさらけ出すということは恥ずかしいことだし、プライドもあるかもしれません。仕事とプライベートは別、と、自分をさらけ出さない人が多くいるのも事実です。
しかし、採用する企業が一番知りたいのは人間性。自分をさらけ出さない多くの人がいるからこそ、そういったプライベートの活動や失敗談などもアピール材料にしてしまいましょう。これだけでも、ライバルに大きな差がつきますよ!
まずは興味のある職を探すところから始める
職を探すにあたっては、まず自分が興味を持てるところがどこなのか、そこから探すことにしましょう。第一印象は大事です。こういった仕事はやりたい、こういう仕事は避けたい、そういった線引きをして、やりたい仕事の職を探すようにします。
やりたい仕事の職が決まったら、そこから先は悶々と一人で悩むよりも無職やフリーターに強い、その道のプロがいる転職エージェントを利用してみることで、自分に合った仕事の紹介や面談対策の伝授など、一人では解決できないさまざまな問題に対抗してくれるパートナー(エージェント)ができます。
職歴なしのガチニートはどんなエージェントに登録すればよい?
無職・ニート・引きこもり専門の就職支援サービスがある
無職やフリーターに強いエージェントは、社会人経験のない層に特化しているのが特徴です。なので就活の基礎知識を学びやすいといえます。
こういったエージェントでは、求人もそのような応募者を見据えてあるので、通常の応募や他転職エージェントより採用される確率が高くなるのも見逃せないです。
通常の転職エージェントではどうしても、求められるスキルも高くなる傾向があります。このため、紹介にまでこぎつけない可能性も往々にしてあるのです。ですから、この層に特化した転職エージェントを選ぶことが重要です。
空白期間が長い人でも就職できる支援サービス
5日間の就職支援講座とスピード内定 JAIC(ジェイック)
厚生労働省認定、マスコミでも多く取り上げられている、既卒・フリーター向けの転職エージェントです。紹介された企業がブラック企業だったらどうしようとか、自分に向いた仕事がどんなものなのかが分からないといったといった応募者の不安を解消するため、紹介する企業を厳選したり、キチンとヒアリングして書類選考無しで紹介できる企業を案内してくれます。
セミナー形式の5日間の就職支援講座・面接対策がメイン(中退者コースのみ6日間)となり、書類選考ナシで優良企業20社と2日間に渡って面接ができる就職イベントも実施しています。企業面接でスピード内定を貰える可能性があり大きな魅力です。就職成功率は81%以上という驚異的な実績をあげています。
4つのコースがあります。
- 未経験、フリーター、第二新卒向け就職講座「就職カレッジ(R)」
- 中退者限定の就職講座「就職カレッジ 中退者コース(R)」
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- 30代限定の就職講座「就職カレッジ(R) 30代コース」
※就職対応地域:札幌、東京、神奈川、埼玉、栃木、群馬、茨城、山梨、大阪、愛知、福岡、広島、岡山
※セミナー開催:東京(新宿・池袋・神保町)、横浜、大阪、名古屋、福岡、仙台、広島
※不定期開催:神戸、京都、北九州、札幌、岡山、千葉、静岡など
※35歳まで可能です。※WEB面談対応です。
正社員就職応援プロジェクト・東京しごとセンター
東京都の正社員就職支援事業です。東京しごとセンター正社員就職応援プロジェクトでは、30歳から54歳までの都内で正社員就職したい方を無料でサポートしています。
就活ノウハウやキャリアデザインなど、セミナー・研修受講は全て無料です。1日5000円の就活支援金支給制度や短期間のスキルアッププログラムなどもあり、就職活動がうまくいかない、面接が苦手、自分に合った仕事を探したいなどの手厚いサポートが受けられます。
東京しごと塾は、30歳から54歳の正社員就職を目指す方が、就活支援金を受給しながら5日〜2ヶ月の職務実習を通じて正社員就職を目指すプログラムが3コースあります。プログラム受講者の98%が「満足」と答えています。
すべて無料ですので東京都で正社員就職希望の方にはおすすめです!
まとめ
無職の期間が長引くと心身ともに不調が出てきてしまい、さらに30代無職の場合は就職するのが難しくなってきます。
そのため、転職サポートを利用して業界・職種を選り好みせずに転職活動を行うようにしましょう。介護業界や飲食業界、タクシー運転手は未経験からでも始めやすいのでおすすめです。
職歴の空白期間は、今までのアルバイト生活の経験から得られたものを上手にアピールすれば、マイナスイメージになりにくいです。
職歴が全くない人は、空白期間が長くても登録できる転職エージェントを利用しましょう。