自動車ディーラー営業の仕事は、自動車業界の仕事の中では自動車整備職等にくらべるとインセンティブがあって給与水準が高いという理由で人気があります。もともと車が好きな人が顧客のカーライフをサポートする仕事に希望を持って就職するケースも多く見られます。しかし実際に働いてみてから、「仕事がきつい」、「休みがとれない」、「パワハラに悩んでいる」などの理由から、転職したいと考えている営業マンは少なくありません。

ここでは自動車ディーラー営業から転職を考えている人のために、おすすめの転職先や転職を有利に進める自己PR・志望動機の書き方、転職活動を上手く進めるコツについて紹介します。

カーディーラーを辞めたい理由とは?自動車営業のつらい点

イメージと実態

明るいショールームに並んだピカピカの新車を販売する自動車ディーラー営業は、華やかなイメージがある仕事です。学歴や経歴不問で採用されやすい業種で、成果が給料に反映されるため、営業の中でも高収入の仕事として知られています。車に関わりのある仕事がしたいという理由で、あこがれをもって自動車ディーラー営業の仕事をはじめる人がほとんどです。

長時間労働

しかし自動車ディーラーの仕事は、イメージとうらはらに離職率の非常に高い、過酷な仕事です。ディーラー営業の社員は、ショールームに来店が多い土日祝日出勤が当たりまえのシフトが組まれます。さらに顧客の都合にあわせて休日出勤をしたり、顧客が家にいる時間を見はからって、営業の電話を大量にかけたりするため、長時間のサービス残業をこなさなければいけないケースが多く見られます。

厳しいノルマ

また自動車ディーラー営業の仕事には、厳しいノルマが課せられています。車種ごとに目標が決められ、ノルマが達成できないと、給与体系が基本給と歩合給で構成されているため、大きく給料に響きます。給与面だけでなく、ノルマが達成できないことで上司から叱責されたり同僚から冷ややかな目で見られたりすることも多く、精神的につらく感じる人も多くいます。

自動車ディーラー営業に課せられているノルマは車だけでなく、自動車保険やクレジットカード、JAFの加入など付帯商品がとても多く、車が好きでディーラー営業の仕事をはじめた人の大きな負担となっています。

競争の激しい社内

自動車ディーラー営業の仕事は成績のよい営業マンにとっても居心地のよい仕事場ではないケースが多くあります。社内の雰囲気は、過酷なノルマ制のため競争意識が強く、体育会系ノリの社風の会社が多く、トップセラーの社員でも同僚から嫉妬されたり出世競争に巻き込まれたりすることもあります。トップの成績を維持するには、見込み客に連絡をとったり、アフターフォローの対応に追われたりして、プライベートの時間を返上して仕事をこなす必要があります。

カーディーラーから転職、おすすめの転職先は?

自動車ディーラー営業から、他業種に転職を希望する場合は、車という高額な商品を販売してきた営業力を武器にします。営業の経験を活かして働くことができる、より条件のよい職場を見つけましょう。

ノルマのゆるい/無い営業職へ

「ノルマが達成できない」、「過酷な労働に耐えられない」などの理由から、転職を考えている人は、「ノルマの設定がゆるめなところ」、「休日はしっかりやすめるところ」など働きやすさを次の職場の条件に挙げている人が多いのではないでしょうか。働きやすい仕事選びには、転職先の営業形態に注目するのがおすすめです。

おすすめは法人営業職

「過酷な営業はもういや」という元自動車ディーラー営業におすすめの転職先として、「法人営業」をおすすめします。法人営業は、ディーラーのようなBtoC営業ではなく、企業対企業の取引を行うBtoBの営業のため、土日休みでしっかり休みが取れるというメリットがあります。

自動車に直接関係のない商品を扱う企業でも、ディーラーでの営業力を活かして働くことができます。法人営業にはメーカーや保険などいろいろな職種があります。機械・部品メーカーでは、商品の知識、保険会社では自動車保険の営業で身につけた知識を活かすこともできます。

まずは転職サイトで求人をストックしておこう

転職に成功するかどうかは、良い求人に出会えるかどうかで決まります。良い求人に出会えるかどうかは運とタイミング次第なので、常日頃から求人サイトをチェックしておく必要があります。あらかじめ転職サイトに希望条件を登録しておけば、条件にマッチする求人が出たらすぐにお知らせしてくれますので、良い求人に出会える確率が上がりますし、取りこぼしも防げます。転職したいと思ったら、まずは転職サイトで網を張っておくのがおすすめです。

リクナビNEXT

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転職希望者の8割が利用する求人数No.1の転職サイト。希望条件を登録しておけば求人開始と同時にメールで届くので、優良求人を見逃すこともありません。会員登録することで履歴書や職務経歴書のテンプレートもダウンロードでき、作成したレジュメは保存できるので、応募の度に作成する必要がなくなります。転職したいと思ったら、まずはリクナビNEXTで求人をストックしていくのが良い求人に出会う第一歩です。

リクナビNEXT公式サイト

カーディーラーからの転職、ブラック企業に捕まらないために

働きやすい環境を求めて自動車ディーラーから転職をする際に気をつけたいことは、入社後のミスマッチを予防することです。焦って転職して働き方が合わずにまた転職、という失敗をおかさないように、応募する企業の情報をしっかり集めましょう。

ノルマの厳しさやパワハラの有無など、転職者が知りたい求人企業の情報を自分で調べるには限界があります。ハローワークや転職サイトに掲載されている企業情報には企業のブラック度を知る手がかりはほとんどありません。

自動車ディーラー営業から転職を希望している人は、転職エージェントに登録をすることで、企業の内情に詳しいキャリアコンサルタントから応募前に転職先について知りたい話を聞くことができます

リクルートエージェント

リクルートエージェント

転職エージェント最大手のリクルートエージェントは応募書類の添削や、面接対策の指導を専任のエージェントから受けることができるので、多忙なディーラー営業に籍をおいたまま、時間を有効に使って転職先を探すことができます。一般には公開されない条件のよい非公開求人も閲覧できるのも求職者にとって大きなメリットです。職務経歴や希望年収などを登録しておくと、興味を持った企業からスカウトをもらえるサービスもあります。

リクルートエージェント公式サイト

営業力のある人材は異業種でも好印象

自動車ディーラー営業から他業種に転職する場合の自己PRの書き方ですが、まず売り込むべきは営業力です。自動車販売の実績は具体的に数字を盛り込んで営業力をアピールします。販売台数だけでは他の業種の面接官には成績が伝わりにくいので、社内で何番目に売ったのかという順位もあわせて記入します。

業種がかわっても活かせるヒューマンスキルをアピール

自動車という高額な商品を売るために、どんな工夫を重ねてきたのか、対面の接客販売で培ったコミュニケーション能力やホスピタリティ、クレーム対応能力、ハードワークをこなすスケジュールのくみ方で自分なりに工夫して成功した経験を簡潔にまとめましょう。面接では具体的なエピソードをまじえて、これらの経験をアピールできるように準備しておきます。

まとめ

営業とは、一度身につけると転職して業種が変わっても通用する貴重なスキルです。自動車ディーラー営業で身につけた営業力を活かす職場を見つけ、転職を成功させましょう。「働きやすい職場で腰を落ち着けて、自分が売りたいものを販売したい」という夢をかなえるため、まず転職エージェントに登録することから始めてみましょう。