「大学中退して正社員を目指しているけど、やっぱり厳しい?」、「大学中退で良い就職先を見つけるにはどうすればいいの?」

ここでは、大学中退者が就きやすい職種優良求人を見つけるための方法面接で使ってはいけない中退理由について解説します。

おすすめの就職先なども紹介するので、大学中退で正社員を目指している人は参考にしてみてください。

手遅れになる前に!大学中退フリーターは一日も早く就職すべき

大学中退後フリーターの道に進む人は半数以上

大学中退率は男性が10人に1人、女性が15人に1人の割合だと言われています。大学中退者はわずかですが年々増加している傾向にあります。

そして、大学中退後の進路は半数以上がフリーターとなっています。世間的にも大学中退後のフリーターはあるあるになっていて、意外と「大学中退フリーター」は多く存在しています。

高校中退より世間的にマシ!は勘違い

高校中退は年齢から「子どもだった」と捉えられますが、大学中退は「甘い」「中途半端」との印象を持たれる場合もあります。大学は自分で学びたいと望んでいくところです。特に親世代からすると、大学は高い学費を払ってわざわざ行かせたところであり、そこを辞めた人に対して、あまりよい印象を持たれないというのも納得できます。

ネットでも、大学中退フリーターに対して「考えや心構えが甘い」「大学でしっかり勉強できていない」などの厳しい意見が目立ちます。就活においても、「学業を途中で投げ出した人」という第一印象をどうしても与えてしまうのです。

実は高校中退フリーターの方が有利

高校中退フリーターが就職する状況も厳しいものの、中退も若気の至りと捉えられたり、就活するときの年齢が若かったりで、大学中退フリーターよりは有利な状況とも言われています。

大学中退者が正社員就業までの期間のデータがありますが、3カ月以内が10.8%、3年以内が12.2%ですが、3年超となると、一気に2.7%まで下がってしまいます。一方で、高校中退者は3年超でも8.7%が正社員になっているので、やはり高校中退フリーターのほうが就職には有利です。

大学中退者に圧倒的に多い非正規雇用

ブラック企業で正社員を続けるなら、フリーターの方がマシと考える人も多いものです、実際に大学中退者は非正規雇用が多く、実家暮らし以外になると、フリーターで生計を立てている人も少なくありません。

非正規雇用が多い理由として、新卒でも就職先が見つからないケースもあり、中退者にとってはさらに雇用先が見つからないとネガティブになってしまい、就活をしないことも拍車をかけているでしょう。

大学中退後、アルバイトを続けていると待っているのは地獄

アルバイトで生計を立てているとはいえ、収入も不安定ですし、何よりいつ解雇されるか分かったものではありません。また、体力のある若いうちはいいのですが、どんどん体も厳しくなり、月収制ではないフリーターは休みがとりづらくなって、体力的・精神的にきつくなっていきます。

さらに、アルバイトも年齢制限が出てくるようになり、同世代がどんどん出世していき、いずれは働く意欲も失せてニートになってしまう可能性が高くなってしまいます。

狭き門!大学中退者の就職が厳しい理由とは?

大学中退者を雇用してくれる企業は限られている

大学中退者で応募企業を探してはみるものの、大手企業は大卒が基準になっている場合が多くて、就職はかなり厳しいといえます。一方、中小企業では高卒でも採用している企業が多くあり、一見大学中退者でも門戸が開かれていることがうかがえます。

しかし、たとえ中小企業であっても、高卒や第二新卒者を募集していることが多く、社会人経験のない大学中退者に限っては不利な傾向になっています。

どうしても途中で辞めてしまったというのが響き、企業側からすると、入社しても長く続かず、辞め癖がついてしまっているのではないかと思われてしまうからです。

学歴不問をやたらアピールしている企業はブラックの可能性大

大学中退者であっても大歓迎している企業もあります。そのような企業は募集要項に未経験者歓迎と書いていることが多いですが、「学歴不問」「未経験者大歓迎」「幹部候補生募集」「若い世代が大活躍」「やる気だけで十分」といった殺し文句は離職率が高いことを意味し、ブラック企業の可能性が高くなります。

あまりにもそういった謳い文句を前面に押し出している会社があったら、それは避けた方が無難です。それこそ、入社したけどすぐ退社することになり、その後の転職活動でも「長く物事を続けられない人」という印象に繋がってしまいます。

公務員は大人気!さらに熾烈な争いに

大学中退者でも受けられる公務員試験というのがあります。もともと公務員は若い世代で給与が安く、大型連休が取りにくいといったイメージがありました。しかし、公務員は福利厚生が充実しており、退職金も民間企業に負けないほど支給されます。

公務員試験は高卒で受けられるので、大学中退者にとっても敷居は高くありません。それでも倍率は高く、なかなか内定をもらえない可能性があるでしょう。

大学中退者が応募可能な就職求人の探し方

新卒向けの就職サイトは門前払い

リクナビやマイナビなどの新卒向け就職サイトは、大学卒業(見込み)を対象としているので、大学中退者では相手にされません。仮に面接までこぎつけたとしても、同じような能力の新卒者と中退者なら新卒者を取ります。

自分にとって不利な条件下で就職活動をしても、フリーター期間が長引いて更に不利になっていきます。新卒向けの就職サイトを利用するよりも、就職支援サービスを利用した方が採用される確率が高いです。

20代向けの就職支援サービスが使える

20代向けの転職支援サービスでは、未経験歓迎・キャリアチェンジ歓迎といった求人を多く取り扱っていて、正社員経験がなくても採用されやすいです。

登録することで、書類対策や面接対策、無料のビジネスマナー講習などが受けられる場合もあるので、学校側のサポートを受けられない大学中退者にはありがたいサービスが豊富です。

就職支援サービスに登録すると、まずはキャリアコーディネーターと面談して、自分の希望に沿った求人を探してくれます面接対策やセミナーなどを受け、しっかりと対策してから面接に臨みます。事前に対策ができるので、1人で就職活動をするよりも採用されやすいです。

就職Shop

就職Shop

20代向けの就職支援サービスで、利用者の9割が20代です。就職決定者の7割が未経験なので、正社員経験がない人でも採用されやすいです。訪問取材した企業の正社員求人のみを紹介しているので、ブラック企業はあらかじめ取り除かれています。

専任のキャリアコーディネーターが個別面談をして、求人紹介から書類・面接対策までサポートしてくれるので、就職活動に関する知識が少ない大学中退者でも安心です。

就職Shop公式サイト

Re就活

Re就活

既卒やフリーター向けの転職サイトで、20代に特化しています。求人は全て、未経験・キャリアチェンジ歓迎なので、正社員経験がなくても採用されやすいです。幅広い業界や職種の求人が揃っているので、自分の希望の業界に入りやすいです。

スカウト機能もあるので、企業から直接スカウトが来る場合もあります。合同企業説明会なども行っているので、就職のチャンスが多いです。

Re就活公式サイト

転職サイトでも求人は探せる

転職サイトは学歴に関係なく登録することができますし、職歴を入力しなくても登録できるサイトも多いです。転職サイトの求人検索キーワードで「大学中退」と入力すれば、大学中退者も対象としている求人を探すこともできます。

最初から大学中退者も対象にしている求人に応募すれば、新卒や経験者を求めている求人に応募するよりも採用率が高いです。

リクナビNEXT

リクナビNEXT

国内NO.1の転職サイトで、30万人以上が転職に成功しているという実績があります。リクナビNEXTにしか載っていない限定求人が多く、新着・更新求人が毎週1,000件以上あります。転職のノウハウなどが載っている転職に役立つコンテンツも揃っています。

求人検索のキーワードに「大学中退」と入力することで、大学中退者も対象としている求人を探せます。

リクナビNEXT公式サイト

ハローワークなどの公的機関

求職者の強い味方となってくれるハローワークですが、以前はあまり若い人向けのイメージがありませんでした。しかし、最近では若者の就職支援にも力を入れていて、大学中退者でも利用できます。求人の検索だけでなく、相談員に就職活動について無料で相談することも可能なので、大学で言う就職課のように気軽に利用できます。

また、都道府県が主体的に設置しているジョブカフェという制度もあり、若者の就職支援を行っています。各地域の特色を活かした就職セミナーや職場体験、職業相談や職業紹介などのサービスがあります。

大学中退からでも正社員就職可能!おすすめの就職先6選

営業

営業は学歴よりも対人能力に優れているかが問われることになります。営業職は常に募集をかけている企業が多く、即戦力からきちんと人材育成を考えている企業まで幅広くなっています。アルバイトで接客経験があれば面接などでもアピールしやすいです。

「営業はノルマが不安」という人は、ルート営業を選ぶと新規の顧客を開拓する必要がなく、ノルマがないところが多いのでハードルが低いです。

販売・接客

一番学歴を問われないのが販売・接客業です。一括りにサービス業ともいいますが、接客のアルバイトは職歴として扱われています。アパレルや雑貨店などは常に人材不足に陥っていますので、正社員として採用される可能性が高くなっています。

また、アルバイトから入って正社員登用という道もあるので、いきなり正社員を狙って就活をするよりも、時間は掛かりますが気楽に面接などを受けることができます。

公務員

警察や消防、自衛官といった防衛に関する職種が一般的ですが、事務系の仕事も充実しています。公務員試験は学歴に関係なく受けられるので、民間企業と違って中退者にとって門戸が高くなく、倒産という危険性も少ないです。しかし、倍率がとても高いので、その点では注意が必要です。

事務系

事務系の職種は女性にとっても人気の職種となっています。大学中退者であっても内定をもらえる確率は高く、学歴が影響しないオフィスワークといえるでしょう。MOSや簿記などの専門的な資格や、秘書検定などの実用的な資格を持っていると有利になります。

一口に事務と言ってもその範囲は幅広く、医療系やIT系、英語のスキルが活かせる貿易事務などがあります。自分のスキルに合った種類の事務を選ぶと採用率も上がります

SE

プログラムの設計やプロジェクトの運営を指揮しますが、近年はスマホの普及からアプリ開発などで人手不足の企業も多くなっています。即戦力を求める企業も多いので、中退者には敷居が高くなることもありますが、若い内だと未経験者を採用する企業もあります。

就職先は企業規模にこだわらない方向性を示しておき、まずは将来的にスキルが身につくかどうかを基準に決めたほうが無難です。

デザイン系

デザイン系のスキルがある人におすすめの職種です。まずはデザイナーのアシスタントとして働くことになることが多いですが、いずれディレクターなどの責任者になることもできる職種です。

高卒やフリーターからの入社という人も少なくないので、大学中退からでも狙いやすいです。WEBデザイナーならPCの知識を活かせるので、サイトを作る知識がある人などにもおすすめです。

就職面接で必ず聞かれる!大学中退した理由はどう説明する?

お涙頂戴の経済的理由は逆効果の可能性も

経済的理由は大学中退理由として最も多く、実際アルバイトで学費を稼ぎながら学んでいる学生も多くいます。しかし、経済的理由を挙げるのであれば、中退後何年もフリーターを続けている状況は中退の理由と矛盾することになってしまいますので、企業を納得させるのは難しいでしょう。

夢追い人系・学びたいことのミスマッチ系言い訳は地雷必至!

大学入学後に、学びたいこととのミスマッチに気づき、大学を中退する人も増加しています。学びへの意欲が薄れ、学業不振になり、大学中退につながっている場合が多いのです。しかし、学びたいことが違った場合に、転学などの選択肢があるにもかかわらず、大学中退後なんとなくフリーターを続けているとなると考え方が甘いという印象を持たれてしまいます。

また、別の夢ができたといった言い訳も、世間的には地に足がついていない人物と捉えられることがほとんどです。

失敗した部分を潔く認めて次に活かすことをアピール

大学中退理由が何にせよ、現在のフリーターという状況は自分が選択した結果です。結果をきちんと受け止めることなく、中退理由で同情を買おうとすると失敗してしまいます。自分の現状をしっかり受け止めていないと、何を言っても結局はただの言い訳でしかなくなってしまいます。

まずは、自分の現在の状況や失敗を潔く認め、今後前向きに正社員として働いていきたいと考えていることを示すことが何よりも大事です。失敗も含めた今までの経験を糧に、今後どうしていきたいのかを誠実にアピールしましょう。

退学理由がフォロー不可能な場合は助けを借りよう

完全に自己都合で中退し、自分の経歴をうまく説明できない場合は就職支援サービスの力を借りると良いです。就職支援サービスでは、キャリアコンサルタントがカウンセリングを通して、求職者の強みや企業へのアピールの仕方などをアドバイスしてくれます。

中退した理由は人それぞれですが、学業不振、学校生活不適応などといった自分の不手際による理由は、面接官に正直に話すのはおすすめできません。あまりに嘘臭いのもNGですが、ネガティブな理由をどうポジティブに置き換えられるかが重要です。

中退するに至った合理的理由、適切な面接対策・ポジティブ変換は必須です。転職のプロのコンサルタントは、さまざまな事例の情報を持っていますから、参考になるアドバイスがもらえます。書類選考対策で履歴書の添削も行ってもらえるので、書類通過率も上がります。

まとめ

大学を中退した人の半数以上がフリーターになります。正社員になるためには、大学中退者の就職活動には20代向けの就職支援サービスを利用するのがおすすめです。求人を探す以外にも、書類・面接対策やビジネスマナー講習なども受けられるので、就職活動が進みやすいです。

また、正社員就職におすすめの就職先は、営業、販売・接客、公務員、事務系、SE、デザイン系です。大学中退で正社員を目指している人は、ぜひ記事を役立ててください。