転職を考えることになった経緯や理由は人それぞれあるでしょう。自分が担当している仕事と受け取っている収入のバランスが合っていないと感じて転職を意識するようになった人がいます。他には自分が本当にやりたいことが今の職場ではできないと感じて別の勤め先を見つけようとしている人もいます。

理由がどうであれ、実際に転職を決意するかしないかの判断で気になるポイントが、転職をすることによってミドル世代である自分の収入は年収アップするのか、それとも年収ダウンになるか、ということでしょう。もちろん、だれでも転職をすることによって年収アップになるのであれば、決定にそれほどの時間はかからないかもしれません。

しかしながら、転職が年収ダウンになるとすると考えなくてはいけません。これまでの生活が年収の範囲内で余裕でやりくりできているのなら思い切って決断できるかもしれないものの、ほとんどの人は年収の範囲内で工夫しながら、なんとかやりくりしているというのが実状でしょう。それで、年収ダウンなのか年収アップなのかという点は40代/50代で転職を考えている男女にとって、とても悩ましい点なのです。

40代/50代・ミドル世代の転職において年収ダウンは必ずしも失敗ではない

古くから日本には「終身雇用制度」というものが採用され続けていました。ミドル世代にとって働くということは、この制度に基づいたスタイルが常識となっているでしょう。就職した企業に長く勤めて給料は勤続年数とともに上がっていき、ボーナスも増え続けるという働き方です。そして、人生の半ばで転職してしまうと、また一からのスタートになってしまうという考えです。

しかしながら、そのような働き方は過去のものとなりつつあります。ミドル世代の40代/50代であれば「働き方改革」という言葉を職場で聞いたことがあるでしょう。政府が推し進めているこの改革により、雇用制度も個人の働き方も多様化しています。それに伴い、終身雇用制度は過去のものとなってきています。それによって優秀な人材が活躍できる場が広がったのです。

確かに40代/50代の男女でこれまで転職してこなかった人たちは、現在の職場でもそれなりの責任や役職が付いているというケースが多いでしょう。それが転職をすることによって立場を失い、年収ダウンになることがほとんどです。現実問題、40代/50代で転職することによってすぐに年収アップを実現できる人は多くありません。

それで、ミドル世代で転職を考えている40代/50代の男女の皆さん、ある程度の年収ダウンは覚悟しておきましょう。しかしながら、それが必ずしも人生においてのマイナスポイントになるわけはないでしょう。なぜならお金だけでは買えない価値を転職によって得られるかもしれないからです。

発揮できなかった自分のスキルを思う存分に試せる仕事を任せてもらえるかもしれません。また、本当にやりたかったことにチャレンジする機会があるかもしれず、やりがいが見つかって毎日の出勤が楽しみになり、メンタルが明るくなって家庭もポジティブな雰囲気になることを期待できるでしょう。

転職当初は年収ダウンになったとしても、実力を発揮して仕事ぶりが評価され信頼を得れば、年収アップになるでしょう。それで、考え方次第で転職による年収ダウンは年収アップにつながるステップの一つとして、ポジティブに受け入れることができるのです。

年収ダウンを避けて年収アップを狙いたいなら40代/50代・ミドル世代の平均年収を知ろう

転職を考える時に雇用条件や求人条件でまず目を向けるのが給与でしょう。転職をすることによって避けては通れない年収ダウンや年収アップという収入の差は自分と家族の生活に直結するからです。しかし、転職を考えている企業が提示する給与条件を見て年収ダウンとか年収アップと考える前に

今、自分が勤めている会社で得ている給与や求人情報の給与額が、そもそも世の中の40代/50代という同じミドル世代の収入額と比較して妥当だと言えるのかを考えてみると良いでしょう。

現時点での収入が40代/50代の平均を満たしていて、転職先企業が提示している給与額も同水準の中にあるのであれば、多少年収ダウンしたとしても、それは妥当な条件だと言えるでしょう。もし、現在の給料が平均に届いておらず、平均的な年収を提示している企業に転職を考えているとすれば、それは、確かに年収アップではあるものの特別良い条件で働けるようになる、というわけではないでしょう。

それで、年収アップや年収ダウンを転職の機会に語る上で、自分の今の収入を比較するだけでなく、世の中の平均値と比較することによって、また違った見方ができるのです。

40代/50代前半の平均年収は、約470万円です。40代/50代後半になると、約500万円になります。この数値をさらに細分化して男女別に見てみると、40代/50代前半男性は、約570万円となります。同じ40代/50代前半でも女性の場合は約310万円と、250万円以上の差があります。

40代/50代後半の男性平均年収は、約630万円、女性は約310万円と倍以上の差が出ます。この数字には賞与も含まれています。ご自身の年収と比較してみていかがでしょうか。平均額が予想していたより多かったという人もいれば、少なかったという人もいるでしょう。いずれの場合も転職を考えるにあたって参考にすると良いでしょう。

年収ダウンが気になるなら必要な年収額を計算してみよう

転職を考えているミドル世代の男女で、年収の変化がまず気になるという人は年収ダウンによって生活が苦しくなったり家族に迷惑をかけててしまうことになるかも、という不安や心配があるのでしょう。そうであれば、まずは自分と家族の生活を維持するために、いったいいくら必要なのかを計算してみることをお勧めします。

1年間の生活費を詳細にそして正確に算出することは、もちろんできないでしょう。急な出費や予定に含められない出来事が起きることは避けられないからです。それでも、ある程度の概算値を算出しておけば、いくらくらいの年収を得れば良いのかがわかるので気持ちの面で楽になり、落ち着いて転職活動に集中できるでしょう。転職を成功させるためには、良好なメンタルコンディションも大切です。

40代/50代・ミドル世代の転職で年収ダウンを避けて、あわよくば年収アップを狙うには

転職をすると大抵の場合、ある程度の年収ダウンは覚悟しなければいけません。それでも、年収を落とすことなく40代/50代からの転職を成功させることは十分可能です。何故なら、日本の雇用市場は人材不足だからです。特に即戦力となる知識や経験、技術のある人材は必要とされています。

それで、自分がこれまでに培ってきた経験や知識、持っているスキルや技術が求められる企業に転職すれば、年収をキープできる可能性が大きくアップします。場合によっては転職によって年収アップも狙えます。

一方、少なくとも年収キープを期待するのなら、全く未経験の職種や業界へ転職することは得策とは言えないでしょう。それで、年収よりも新たなことにチャレンジしたいという場合を除いて、収入面を重視した転職を考えているのであれば、自分のスキルや経歴を評価してくれて年収に反映してくれるような企業を選びましょう。

そうすれば、40代/50代からのミドル世代転職でワンランクアップの生活を目指すことも十分に可能でしょう。自前のスキルと企業が求めるスキルのマッチングは転職サイトやエージェントを利用するとスムーズに進むので、試してみることをお勧めします。

40代50代の転職におすすめのエージェント

リクルートエージェント

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