転職求人情報の年齢制限をオーバーしているけど、ぜひ応募したい案件もあります。あるいは、応募したいけど自身の年齢的にどうなのか? と心配になったりすることも少なくないでしょう。年齢制限が明記されていない求人も増えています。ただ、実際には年齢で足切りされているという話もありますね。

本当のところは、どうなのでしょうか?
40代で未経験職種へ転職は可能なのでしょうか?

40代で転職、求人の年齢制限とは?

雇用対策法が改正され、求人募集においては基本的に年齢制限を設定することが禁止されています。そのために求人広告などでは、以前のような「35歳まで」や「30歳以下」といった年齢制限を見るケースは少なくなっています。

ただし、特例のような形で求人でも年齢制限が認められる場合があります。

年齢制限が認められるケース

雇用対策法では、長期雇用で人材を育成するという目的であれば、年齢制限を設けても可とされています。つまり、正社員などの期間の定めのない雇用(長期雇用)であり、長期的に人材を育てるためという理由であれば、定年間近の人材より若手の人材がふさわしいので、若年層を求める形で年齢を制限しても構わないということです。

あるいは、特定の年齢層が少ないために、組織のバランスとして特定年齢層を補充するという目的で年齢制限をすることも認められています。

募集媒体により異なるケース

同じ企業の明らかに同じ内容と思われる求人であっても、ハローワークでは年齢制限があり、転職サイトでは制限無しというケースもあります。ハローワークでは年齢制限をオーバーしていると応募すら受け付けて貰えませんが、転職サイトでは応募が可能になります。

現実問題として採用されるかどうかは不明ですが、応募のチャンスは得られます。ハローワーク以外の複数の求人媒体を積極的に活用していくのが、年齢が高めな場合の転職では有効な方法です。

年齢制限を超えていても応募したい場合

実際には募集時の年齢制限を超えていても、採用されるケースは少なからずあります。体力的な問題などで年齢を制限していたり、人材育成にかかる年月という意味から若年層を欲していたとしても、それらの問題をクリアできる人材であれば問題とはなりません。

年齢を超えていたとしても、年齢に見合ったキャリアやスキルにより企業に貢献できると判断されれば、採用される場合もあります。求人の年齢制限は、実は大まかな目安という場合もあり、大幅な年齢オーバーは別ですが、多少であれば他のキャリアや能力でカバーは可能なので、年齢制限を厳密に考える必要はないとも言えるでしょう。

面接時にアピールすることも可能ですが、できれば書類の段階から志望動機や自己アピールなどで、求人の年齢制限を確認しているけれど敢えて応募させて貰ったとして、添えておくのもいいでしょう。年齢のマイナス面を、熱意に置き換えてアピールするのも有効な手段です。

転職年齢のリミットはあるか?

年齢による足切り

年齢問わずという求人条件で募集したにも関わらず、年齢による足切りをした経験のある人事担当者は2/3というデータもあります。応募者が少ないケースでは別としても、大手企業や人気職種などで応募者多数のケースでは、選考の手間や経費的な問題により書類段階で足切りする傾向もあるようです。

「足切り年齢」の平均は43.4歳というデータもあり、年齢不問の求人であっても、現実として高年齢になると転職は厳しくなります。

キャリアプランとして

転職には事実上の年齢制限がありますが、転職を繰り返す20代よりも、勤続年数が長くキャリアプランを持った30代40代の方が、企業からは好印象です。転職では企業は応募者の「将来的な可能性」と「残りの年月」を天秤にかけて採用の可否を判断します。

若年層の人件費は安く、高齢になると高いというのも一因なので、企業が求めている能力があり、支払う給与などとの折り合いが合えば、年齢が高くても採用したい企業はあります。

実は営業職の求人は40代が多い!未経験転職ラストチャンス

40代は「転職の最後のチャンス」とも言われています。50代になってしまうと一気に転職市場が狭くなってしまい、転職先を探そうにもなかなか見つかりにくくなってしまうからです。将来を考えて就業環境を見直す最後の機会とも言えるでしょう。

「このまま今の仕事を続けて本当に大丈夫なんだろうか?老後の備えはできるんだろうか?」といった不安を持つ機会が多くなるのも40代です。しかし、こうした40代の転職市場は職歴があることが大前提になっていることが多く、いきなり未経験の世界に飛び込むのは難しい環境になっています。

当然と言えば当然、若さという「伸びしろ」がどうしても少なくなる分、これまで培ってきたキャリアやスキルが採否を決める重要な判断材料となるわけです。そうなると40代が未経験の世界に転職するのは難しいように思えます。確かに経験がある分野に比べるとハードルも高くなりますが、可能性はまったくないというわけではありません。

とくに40代未経験でもチャンスが大きいと言われているのが営業職です。

実は、営業職の求人は40代を対象にしたものが非常に多いというデータもあります。実際の求人数の半数〜7割程度が40代を対象にしているとも言われており、その中には未経験でも応募可能なものが多く含まれています。ですから、応募するチャンスという観点から見れば、40代の未経験でも十分なチャンスが期待できるわけです。

未経験で転職できる営業職の求人を探すポイントは?

とはいえ、40代未経験でも応募可能な求人に片っ端から応募しても採用されるとは限りませんし、採用されたとしても定着できる保証もありません。もし採用されても職場に馴染めずにすぐに離職してしまうことになれば、次の職探しがますます難しくなってしまうでしょう。失敗をしている余裕がない点も40代の転職における大きな特徴です。

では、未経験で転職できる、自分に向いている求人を探すにはどうすればよいのでしょうか?事前に完全対策を行った上で慎重に転職活動に臨みましょう。

基本は教育制度が充実しているかどうかです。「習うより慣れろ」とばかりにいきなり現場で仕事をさせられる職場もありますが、やはり事前にしっかりと教育を行った上で現場に出す会社の方が定着しやすいのは間違いないでしょう。

この教育制度への取り組みは会社ごとにかなり温度差があり、非常に充実しているとろもあれば十分ではないところもあります。また、教育制度を導入している会社でも若い社員を前提にした環境しか用意しておらず、30代、40代を対象にした環境が十分ではないところもあります。

このあたりを事前にチェックするのは難しい面もありますが、できるだけ充実しているところを選びたいものです。年齢的にも教育にかける期間が短いに越したことはありませんから、充実しているところであればあるほど早く現場に出て活躍できるようになります。

求人情報収集には転職のプロの力を借りる

上記の点に関しては、転職エージェントを利用して情報収集に励むのがお勧めです。求人情報や会社の公式サイトなど個人が入手できる情報源ではこれらの点はなかなか見えてこないため、独自の情報ルートを持っている転職エージェントの力を借りた方が便利だからです。

転職エージェントを利用すれば担当のキャリアコンサルタントがつきますから、よく相談した上で未経験からでも働きやすい職場を探していきましょう。また、転職先の業種はできるだけこれまで自分が働いてきた分野と同じところ、あるいは近いところを選ぶようにしましょう。

営業未経験でも近い業界・業種ならキャリアを活かせる

営業の仕事そのものは未経験でも、その業種での経験があれば役立つ可能性があるからです。例えば、販売業で働いてきた人はIT関連の営業職に就くよりも、同じ販売業の営業職に就いたほうが馴染みやすいでしょう。同じ営業職とはいえ、業種が違えば当然、営業の仕方、アピールの仕方などに大きな差が出てくるからです。

営業職と言えば巧みなセールストーク、コミュニケーション能力が問われる印象がありますが、それと同じくらい、もしくはそれ以上に知識や事前の情報収集が重要になってきます。例えば売り出す自社製品の内容、その商品に関わる業界全体の事情、売り込み先の企業の状況などを入念にチェックした上で、アピールしていく手段を決めるわけです。

これまでまったく縁のなかった業種に転職するよりも、経験があってすでに業界の事情をある程度知っている業種に転職したほうが馴染みやすいのは容易に推測が付きます。例えばIT関連の営業職に転職した場合、カタカナ英語や専門用語をたくさん覚えなければならず、混乱してしまうといったケースも出てくるでしょう。

こうした点から考えても、これまでのキャリアからあまり離れた分野にチャレンジするのではなく、これまでの自分のキャリアの範囲内から探したほうが得策です。採用する側からしても、自社の業界の事情を知っている人材のほうが採用しやすいと判断するはずです。

これまでの自分のキャリアが営業職にどんな形で役立つのかをよく分析し、面接の際には積極的にアピールしましょう。製造や販売に携わっていた人が同じ業種の営業職に転職する場合、製品の魅力やメリットなどを理解しやすく、的確な説明やアピールができるといった長所が期待できます。

こうした「過去のキャリアを異なる職種で活かせるか」も40代の転職活動における重要なポイントとなるでしょう。

営業職は社会人としてのマナーや常識が大事

社会人としての経験をいかにアピールするかも大事な部分です。営業職はたくさんの人と接する職業ですから、社会人としてのマナーや常識をしっかりと備えていることが大前提です。この点は業種・職種を問わず基本的な部分は共通しています。

若い社会人の場合、こうした基本的なマナー・常識から教育していく必要があるわけですが、40代ともなればすでに自然に身についているので教育の必要がなく、現場に出るまでの期間も短くなります。ですから、面接の際には社会人としてのマナーをしっかり身につけていること、

「若い世代にはないビジネスマンとしての経験の蓄積がある」点をうまくアピールしましょう。逆に言えば、40代で「ビジネスマンとしての常識がない」と判断されてしまうようでは、未経験だろうと豊富な経験があろうと転職は難しくなってしまうでしょう。

最後にもうひとつ、これば営業職に限られた話ではありませんが、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。過去の経験、実績をアピールすることはもちろん重要ですが、未経験の分野に行くわけですから、学ぶことの方がずっと多く、重要になってきます。

自分はこれができる、こんな経験を積んできた…といった自己アピールを過剰に行うのは避け、あくまでこれからいろいろなことを学んでいくという姿勢を全面に出すようにしましょう。

これは面接の時だけの話ではなく、採用されて働くことになった場合でも同様です。年下の上司や教育係と接する機会も多くなりますから、そうした人たちうまく折り合っていく謙虚さや柔軟性なども心がけたいところです。

まとめ

近年では、上司が年下というケースも珍しくなくなりましたし、年齢制限に関しても敷居は低くなりつつあります。キャリアによっては、転職可能な年齢に限界はない時代とも言えるでしょう。ただし、古い体質の年功序列の残る企業もありますし、表向きは年齢不問でも実際は異なるケースも多々ありますので、本音ベースでの情報を収集することがポイントになります。

企業の内実に詳しい転職エージェントを活用して、情報収集することがおすすめです。転職エージェント選びは、エージェント会社ごとに得意な分野とそうでない分野があります。営業職の求人を多く扱っていることはもちろん、ミドル世代の転職に豊富な実績やノウハウを持っているかどうか、未経験の転職を成功に導くノウハウを持っているかどうかもチェックしましょう。

採用されるかどうかだけでなく、定着できるか、その後のキャリアをよいものにすることができるか、長期的な視野も踏まえた上で、未経験からの営業職への転職実現を目指していきたいところです。

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