転職エージェントの利用登録をすると、ほとんどの場合、担当者との面談がセッティングされます。実際にエージェントに出向いて行う場合と、最近では新型コロナウイルスの影響でオンラインのWEB/オンライン面談で対応してもらえるところが増えてきています。いざ面談の日時が近づいてくると気になるのが、どこまで本音を言っていいのだろうか?という疑問です。

今後の転職活動でお世話になって長い付き合いとなる可能性のある相手です。最初の面談で親密な関係や信頼関係を築いていけば、それだけ親身になってサポートしてもらえることを期待できるでしょう。それで、是非、好印象で面談を終わらせたいと思うはずです。どこまで本音を話すかは面談の内容によってもいくらか変わってきます。

ここでは、訪問カウンセリング・オンライン面談の準備や当日の服装、面談の内容について話していきたいと思います。

転職エージェントとの面談での服装

転職エージェントの力を借りられるのが、転職サイトを利用して転職先を探す場合の魅力です。過去に多くの転職希望者と面談し、転職を成功に導いてきた転職エージェントは非常に頼りになる存在です。転職エージェントとの面談は、転職の企業面接を受けに行く場合ほどかしこまる必要はありませんが、それでも完全に気を抜いてはいけません。

どんな服装で面談に臨むかは悩みやすいポイントですが、転職エージェントとの面談はスーツではなく私服でも大丈夫です。ただし、私服であってもあまりに派手すぎるもの、ラフすぎるものは避けた方が無難ではあります。サンダルやミュール、ダメージ加工の施されているジーンズ、明るすぎる服やパンツなどは代表的なNG例です。

具体的にどれがよい、どれが悪いと言及することはできませんが、神社やお寺にお参りに行く場合に着ることをためらわれるような服装は避けてください。神社やお寺へお参りに行く場合、派手めなものは避けて少し落ち着いた格好をするのが基本です。

実際に、神社やお寺で派手な服装をしてはいけないという決まりはありませんが、少し落ち着いた雰囲気を出すのが一般的であり、転職エージェントの面談の服装で困ったら神社やお寺に向かう場合をイメージすると分かりやすいでしょう。

ただ、服装の許容範囲は転職エージェントによっても判断が分かれるため、ここまで挙げたNG例が絶対に駄目だと判断されるわけではありません。しかし、転職エージェントが服装をどこまで許容してくれるかは未知数なため、落ち着いた雰囲気の方が無難ではあります。

例外はアパレル系で、服装や雰囲気から合っている転職先を紹介してもらえる可能性があるので、アパレル系に関しては落ち着いた雰囲気の服装よりも自己アピールができる服装を優先させるのも手です。

身につけるものさえきちんとしていればよいわけではなく、全体的な雰囲気を整えることも欠かせません。あまりにだらしないと判断される状態はNGで、代表的なのはセットしていないボサボサ頭です。他にも、あまりにメイクに力を入れていたり、香りの強い香水を付けている状態は転職エージェントとの面談にはふさわしくはありません。

先に私服でもよいと書きましたが、転職エージェントとの面談でもスーツ着用の方がよいケースもあり、それは実際の面接を想定してアドバイスをもらう場合です。当然ながら、本番がスーツである以上は練習でもスーツが必要なので、アドバイスをもらいたいのであればスーツ着用で面談に臨んでください。

オンライン面接、転職サイトとweb面談での服装や準備

2020年、世界中が新型コロナウイルスにより大きな打撃を受けましたが、様々な場面で新型コロナウイルスの影響による変化が出ています。就職活動、転職活動でも新型コロナウイルスの影響は深刻で、求人の数は新型コロナウイルス流行前と比べて大きく減りました。

ハローワークの求人数が前年に比べて70万人弱も減った月もあるように、新卒であろうとそうでなかろうと、仕事を探すのは簡単なことではありません。また、単純に求人の数が減っただけではなく、就職活動や転職活動に欠かせない面接も大きく変わりました。新型コロナウイルスの感染リスクの問題から、Skypeなどのツールを使ったオンライン面接を採用する企業が増えています。

出歩くことなく面接を受けられるのは魅力ではあるものの、一方で対面しての面接とは異なるノウハウが求められることから、慣れない面接に苦戦するケースも珍しくはありません。オンライン面接の対策として有効なのは事前の準備で、転職サイトとweb面談をうまく利用するのがポイントです。

web面談に力を入れている転職サイトも増えているため、すでに転職活動を始めている人も、これから転職活動を始めようと考えている人も、web面談対応の転職サイトを利用してください。あらかじめweb面談に慣れておけば、本番のオンライン面接でスムーズにツールを使える点も見逃せません。ぶっつけ本番で面接に臨むと、ツールの使い方に慣れていない場合にもたつき、評価に悪影響が出る恐れがあります。

また、正しく使っていても何らかのトラブルが起きる恐れもあるため、練習を重ねておくことが評価を高める上で欠かせません。オンライン会議でもおなじみのSkype、zoomなどがオンライン面接でもよく用いられているので、これらのツールの使い方を勉強することも必要です。

近年はwebカメラ、マイクがセットになったパソコンも多いものの、付属のものがオンライン面接向きでなかったり、そもそも付属していない場合はwebカメラ、イヤホンマイクなどを購入してください。手持ちのスマートフォンでもSkypeなどのアプリを使うことでオンライン面接は受けられますが、スマートフォンを使用するのであれば手で持つのはNGです。

手でスマートフォンを持つと、いくら頑張っても揺れが発生しますし、いつもの癖で会話が聞き取りづらいとスマートフォンを耳に当ててしまう恐れもあるので、固定しておくのが基本です。転職サイトとのweb面談であれば、基本的には先に書いた対面してのケースとさほど変わりません。面接の練習をするのであればスーツは欠かせませんが、そうでないなら私服でも大丈夫です。

オンライン面接には落とし穴が色々あるため、転職エージェントに見てもらった上で本番に臨むことが成功につながります。カメラの位置は非常に重要で、よくある失敗がカメラの位置が自分より下にある状態です。パソコンを利用する場合、普段であれば少し見下ろすような感じの位置関係でも問題ありませんが、オンライン面接だと上から見下ろしている状態の応募者の姿が面接官の機器に映るので注意しなければいけません。

それだけで面接が失敗するとは限りませんが、角度的によい姿勢では映らないため、上からの見下ろしにならないようカメラは目線と同じ高さに揃えるのが基本です。カメラとの距離にもよりますが、目線とカメラの位置がずれている場合、意外と上目遣いや伏目がちの状態で映りやすいため、よくありません。続いて、部屋の状態を整えておくことも非常に重要で、背後にあるものは全て面接官に見られます。

色合いや大きさによっては、面接官が皆さんより背後にある何かの方に気を取られる恐れがあるので、目立つものは移動させておくのが無難です。一人暮らしであっても、集合住宅であれば隣の部屋の音などが入る可能性がありますが、より気を付けたいのは実家住まいの場合です。

家族の声や生活音が入りやすいため転職サイトのweb面談にしろ、本番のオンライン面接にしろ、家族にはそのことを伝えて静かにするようにお願いしてください。また、オンライン面接であってもスーツが必要で、上だけスーツを着るみたいな手抜きはいけません。

オンライン面接で映すのは上半身だけですが、接続を切ろうとする時などにスーツ着用でない部分が映る恐れもありますし、気が緩みやすく大きな失敗をする恐れもありますから、対面しての面接と同じく服装で手を抜かないようにしてください。

服装と同じく髪型にも気を使う必要があり、寝癖がついたままのようなだらしない髪型はNGです。ここまで、色々なオンライン面接の失敗例を取り上げましたが、他にも明かりによる影響など細かい注意点がいくつもあります。また、オンライン面接でやってはいけないことを知識として知っていても慣れないうちは失敗をしやすいため、転職サイトのweb面談をうまく活用して、経験を積んでから本番に臨むのがよいでしょう。

カウンセリング・面談の目的は基本的にヒアリング

転職エージェントが登録者との面談を早い時期にセッティングする理由は、その人にあった転職先を紹介しやすくするための情報聞き取り、つまりヒアリングが目的です。この面談で聞き取った内容を基にキャリアアドバイザーはあなたの希望に合いそうな求人情報を提供してくれるのです。

ですから、この面談では正確な情報や希望条件をはっきりと伝えることが必要です。転職エージェントを掛け持ちする場合は、面談で聞かれることにいくらか差があることに気付くでしょう。

それでも、基本的はどこのエージェントも、
「前職を辞める理由」、「転職先に期待すること」、「希望する職種と転職時期」
の3点は面談の中で確認されるでしょう。

前職を辞める理由は、エージェントがとても気にする部分です。何故なら、その理由から転職先の企業に期待するニーズを予測することができるからです。退職理由はさまざまであるものの、包み隠さず本音で伝えましょう。ただし、あまりにもネガティブな口調や内容にならないようには注意したいですね。

転職先に期待することは、エージェント側が具体的に知りたいと思っている点です。それで遠慮なく本音で自分が求めていることを話しましょう。ここで、「たくさん要望を突きつけると面倒な人と思われるのでは?」と気になるかもしれませんが心配無用です。

むしろ、ここで遠慮してしっかり伝えきれないと、後々、担当キャリアアドバイザーが提供してくれる求人情報が自分の条件に少しだけ合わないといった、残念なミスマッチが起こる可能性があるのです。もちろん、いつもすべての希望に合致した企業情報をもらえることを期待することはできません。

それで、まずは自分が希望する要望や条件を書き出してみて、その中で優先順をつけておくと良いでしょう。そして、面談の際に本音でそのリストから譲れない部分などをエージェントに伝えるとスムーズに進みます。希望する職種と転職時期についても、本音ではっきりと伝える必要があります。ここでヒアリングした内容に合わせてキャリアアドバイザーはスケジューリングをしていくので、余分な気は使わずにはっきりと伝えましょう。

カウンセリング・面談では言わないほうが無難な本音もあるので要注意

転職エージェントとの面談では基本的に、今後のミスマッチを回避するために本音で話すことが大切です。しかしながら、あまりにも親密な間柄でしか話さないような本音まで語ってしまうと良い印象で面談を終われなくなる可能性があるので注意が必要です。

特に注意が必要なのは前職の愚痴です。面談において、転職の理由は必ずと言っていいほど聞かれます。理由は人それぞれですが、中には前職の人間関係、業務内容や待遇に不満があって退職を決意したという人も少なくないでしょう。面談担当者が親身になって聞いてくれる流れで、ついつい自分も本音が出て内容がネガティブで愚痴っぽくなってしまうことはあり得ます。

しかしながら、面談は愚痴を話す場ではなくて、今後の転職先を見つけていくためのカウンセリングの場です。ですから、前職の愚痴に関しては本音で語る必要はないでしょう。人間関係の問題から前職を辞めることにしたケースでは、理由を説明するときに注意しましょう。

同僚とのもめごとやいざこざが原因で辞めるということを愚痴っぽく本音で話すと、担当者としては人間関係やコミュニケーション能力の面で何か問題があるかもしれない、と判断される可能性があります。転職エージェント側も企業に人材を紹介するにあたって人間関係で問題を抱えそうな人を紹介するのはリスクになると考えるのが普通です。

仮に紹介した人が短期間で辞めてしまうと、エージェントは企業からの信頼を落としてしまうことにもなりかねません。さらに、人間関係で問題を抱えそうな人を手厚くサポートしようという気にもならないでしょう。また、前職の業務がハード過ぎたことが転職理由であったとしても、少しでも楽をしたいという印象を与えてしまうような本音の話し方は避けましょう。

この場合も、キツイ仕事や嫌な業務を任せられたら、簡単にやめてしまうかもしれない人と見られかねません。仕事に対して前向きでない姿勢を表すような愚痴も避けるべきです。

言ってもいい本音でも担当者によっては言わないほうが良い場合もある

転職エージェントを複数掛け持ちしていると気付くことですが、担当してくれるキャリアアドバイザーの個性も人それぞれ違います。とっても親密にサポートしてくれる担当者もいれば、あまり頼りにならないと感じる人もいます。面談の時にその人の個性や仕事のデキを瞬時に判断するのは単純なことではないものの、本当に本音で話していい相手かどうかは見極めるようにしましょう。

信用できない担当者に本音で話しても親密なサポートを期待することは難しいからです。使用できるかできないかの判断材料にはいくつかのポイントがあります。まず、時間にルーズなエージェントは要注意です。時間を守れない担当者は、今後の企業情報の提供やスケジューリングにおいても任せらえるのか不安に感じるでしょう。

そのような担当者には本音で話すよりも様子を見て、あまりにも頼りなさそうであれば担当を変えてもらうことやエージェントを変更することも視野に入ってくるでしょう。要望を伝えたのに見当違いな情報も持ってくる担当者も要注意です。こちらの話を聞いていない可能性があるからです。

そのような担当者には、本音で話して親密なサポートを期待しても良い結果は望めないでしょう。そして、相談しているのにも関わらずこちらの話にかぶせて自分のペースで話を進めようとする場合も気を付けましょう。こちらの話をきちんと聞いてくれているのか疑問な担当者には本音で話すことを控えることをおすすめします。

本音を言うか言わないかはケースバイケースでバランスが大切

基本的に転職エージェントとの面談では本音で話すことが重要です。しかしながら、内容や担当者の質によっては、すべてをありのままに話すことがメリットになるとは限りません。場合によっては時間と体力の浪費やトラブル、自身の低評価につながるといったデメリットになることもあります。

もちろん、本音を話さない=本当のことを言わない、という意味ではありません。不必要に自分の情報をなんでもかんでも提供しないという意味です。それで、転職エージェントとの面談ではケースバイケースでバランスよく本音を語るべきかそうでないかを見極めながら対応しましょう。そうすることによって、効率よく転職活動を続けていくことができるのです。

はじめての転職で転職エージェントを利用するときは、どう接して良いか分からず戸惑うこともあると思いますが、自分を理解してもらえれば、とても強い味方になることは間違いありません。転職エージェントを上手に活用して、希望の転職を実現しましょう。


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