転職を考えているとき、「会社都合での退職は不利になるかもしれない」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。「会社都合は転職先で印象が悪い」という噂などを耳にすることもあるでしょう。

しかし、その退職は事実なので、隠すことはできません。バレない方法ではなく、バレてしまったときの対処法を考えておくことが重要になります。

そもそも会社都合・自己都合とは

会社を辞めるときは、自己都合と会社都合と2パターンあります。

会社都合は、そのままの意味ですが、このなかにも色々と種類があることを覚えておきましょう。例えば、、会社が倒産した場合や事業が廃止されたときは「整理解雇」となります。横領やリストラ、セクハラやパワハラなどのハラスメント被害が発生した場合なども、会社都合です。他に、退職勧奨や希望退職なども当てはまります。

基本的に、退職理由が会社側にある場合や、労働契約を一方的に解除されるものが会社都合になります。

自己都合もその名の通り、自らの意思(都合)で会社を辞めることです。例えば、キャリアアップするための退職や会社への不満で退職する場合などです。結婚や出産、育児や介護など、家庭の事情で辞める場合にも自己都合となります。

また、「懲戒解雇」も自己都合となるので注意が必要です。懲戒解雇の例として、何らかの犯罪行為・経歴詐称・無断欠勤・ハラスメント行為などが当てはまります。

会社都合と自己都合の大きな違い

大きな違いとして挙げられるのは、失業給付金を受け取れるまでの日数と失業給付金支給期間の差です。会社都合で解雇、もしくは退職になった場合と、自己都合で退職するのとでは、大きく違うので注意しましょう。

(1)会社都合のメリット・デメリット

会社都合のメリットは、辞めてから7日間後に、失業給付金を受け取ることができることです。これは、次の仕事に就くまで支給されるもので、失業保険に当たります。直近半年の月給で50〜80%を、1日の上限5,000〜8,000円で支給してもらえます。

また、支給期間も最大で330日あることがメリットとして挙げられるでしょう。自己都合で退職した場合の倍ほどの期間です。それほど長い期間、支給してもらえるのは大きなメリットと言えます。

デメリットとして挙げられるのは、転職の際に印象が悪いことです。「解雇」となっていると、何かやらかしたと思われてしまうので、転職活動するときは理由を説明できるように準備しておくことが重要になります。

(2)自己都合のメリット・デメリット

自己都合のメリットは、追及されることが少ないという点です。会社を辞めるということは、何かしらの不満があるなど、さまざまな理由があると思います。その理由はぺらぺらと自ら率先して言いたいものではありません。自己都合では「一身上の都合により退職」という魔法のような言葉があります。転職の際も特に問い詰められることがないので、この点はメリットと言えるでしょう。

しかし、何度も転職を繰り返すなど、雇用期間が短いようなら理由を聞かれる場合もあります。そのような事態になってもあたふたしないように、しっかり準備をしておきましょう。

デメリットは失業保険の受理が遅いことです。会社都合の場合は7日以降でしたが、自己都合の場合は3ヶ月の給付期限と7日間の待機期間があります。待機している人が多い場合はそれ以上になることもあるため、失業給付金はあまり期待できません。また、給付期間も最大150日と短いため、このような点がデメリットとなります。

会社都合での退職は離職票でバレる?

会社からリストラされた場合、犯罪を犯したわけでもないのに「バレるのではないか」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。退職理由によるのですが、基本的にバレることは少ないです。わざわざ言い回るわけでもないので、何もしていなければ問題ありません。

「懲戒解雇」の場合でも(これは自己都合ですが)、同様にバレる可能性は少ないです。バレたとして、その理由を以前の会社に問い合わせても、個人情報保護違反に当たるため、教えることはできません。懲戒解雇の理由が広まることはないのです。

(1)離職票でバレる可能性アリ

上記でバレる可能性は少ないと表記しましたが、離職票などの書類提出でバレることがあります。これは、失業保険を受ける場合に必要な書類です。しかし、提出の義務はないため、バレるのは見られた場合のみになります。

(2)隠すのはNG!経歴詐称になる場合も

履歴書に書いた「会社都合」の理由を面接などで尋ねられることがあります。このときに「自分の成績不振」などマイナスな印象を防ぐため、「事業廃止による退職」などと嘘をつくのは絶対にやめましょう。あとでバレたときに経歴詐称となり、「懲戒解雇」の要因にもなります。嘘をつくことは信用を失うことにつながりますので、注意が必要です。

会社都合の解雇でも転職はできる!そのポイントとは

自分の成績不振などで退職した場合は「問題がある」とイメージされやすいです。しかし、退職の原因をしっかり考え、会社のために何ができるかアピールすることが大切です。

転職に成功するポイントは3つあります。何でも自分ひとりで解決する必要はないので、不安なときは誰かに相談することも考えましょう。

(1)退職の理由をしっかり説明する

転職を成功させるために必要なことは、退職の理由をしっかり説明することです。「なぜ退職しなければならなかったのか」この理由をしっかり理解していないと、改善しようがありません。

自分の成績不振による解雇なのか、会社の倒産や事業悪化が理由なのか、説明できるようにしておきましょう。そして、面接などの際に「自分の改善点」や「経験により活かせること」などをアピールしていくと、印象も良くなります。

(2)自分の反省や更生したことを伝える

自分から積極的にに伝えるものではありませんが、たとえ「懲戒解雇」だとしても、誠意をもって伝えることが大事です。「解雇」と表記されるとマイナスなイメージが湧いてしまいますが、そこからどのように成長したのかを伝えられるとよいでしょう。

解雇になってしまった原因や自分に足りなかったものを説明しながら、「この経験をこれからに活かしていく」というプラスをアピールしていくと、印象が良いです。更生したことを誠意をもって伝えることで、信頼を得ることに繋がっていきます。

会社側が「解雇」の理由を聞いてくる場合もありますが、この場合も嘘をつかず正直に答えましょう。会社が倒産してしまったという場合の解雇でも、「自分は悪くない」というのではなく、そこから学べたことなどを答えられるように準備しておくと安心です。

(3)プロの力を借りて転職に挑む

転職をするときには、ひとりで立ち向かわなければいけません。どんな理由であれ、「解雇」という錘のようなものを背負っていると、人一倍緊張や不安などが押し寄せてくると思います。

そんなときは転職サイトやエージェントなど、頼れるところへ相談してみるのも一つのポイントです。不安なときにひとりで頑張っていても、空回りしてしまったり、マイナスな思考に陥ってしまったりなど、いいことはありません。

「ひとりでも問題ない」という人でも、転職を成功させたいのであれば、転職エージェントに相談することで確率がアップするでしょう。気軽に利用できることもあり、どのように転職活動していけばいいか迷っているのであれば、チェックしてみるのをおすすめします。

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