転職面接の志望動機 採用担当者が重視するポイントは?

転職を成功させるためのプロセスの中で、重要なポイントとなるのが転職面接での志望動機です。志望動機は、採用合否の重要な判断材料として重点的にチェックされるカテゴリの1つでもあり、志望動機の内容次第でその後のあなたの印象は大きく変わります。

採用担当者が志望動機を重視する理由は、応募者が企業の採用ニーズにマッチしている人材であるかどうかを見極めたいと考えているためです。

また、中途採用として当然「即戦力」が期待されるので、自分が今までに培ってきたスキル・経験が新しい職場でどのように生かせるのかといった内容を志望動機に盛り込んでいくことも必須です。事前に応募先企業についてしっかりと研究をして、自分なりの志望動機をかためておきましょう。

志望動機のポイントと回答例

では、具体的にどのような志望動機が採用担当者によい印象を与えるのでしょうか?以下に採用担当者に好まれる志望動機をはじめ、面接通過率を高めるポイントと回答例を紹介します。

好印象な志望動機のポイント

志望動機は面接で必ず聞かれる最重要項目です。しっかりと気持ちを込め、誠意をもって回答しましょう。

まずは「なぜこの業界・業種を選んだのか」、そして「この会社でどのような働きをして、会社にどのようなメリットを与えられるのか」といった点にポイントを絞り明確化させていきます。そして、自分がやりたい仕事を実現するために他社でなくこの会社に入社することが理想的である理由について具体的に伝えることがポイントです。

さらに、やりたいことを伝える際に、「それを実現するためのスキル・能力・経験を持っている」、あるいは「現在進行形で頑張っている」といったことをアピールできれば、より説得力が増します。

志望動機 好印象な回答例

前職では、○○業務全般や社員の研修も担当しておりました。

今後は、コンサルタント業務においてキャリアを積み、将来的に人事担当のプロフェッショナルになりたいと思い応募させていただきました。

今までに、人事コンサルティング関連の研修会や講習会を受講するなど、人事全般の知識を学習に努めてきました。

まだまだ、未熟な点も多いかと思いますが、今後も一生懸命努力して必ず結果を出してまいりたいと思っています。

また、逆も然りで、内容が曖昧で入社後のスキルプランが見えていないと捉えられるような志望動機はNGです。例えば、「人事の仕事で活躍したい」や「人の力になる仕事がしたい」など、漠然とした曖昧な志望動機では、どこの会社でも通用するため、「なぜ貴社でなければならないのか」という部分が伝わりません。

また、意外と多いのが「営業職に入社して、貴社で学習したい」や「手に職をつけたい」といった「新しいことを学びたい」という内容の志望動機です。一見、勉強熱心さをアピールできているよう思われますが、採用担当者からは「自ら率先して仕事見つけ戦力になろうとしない受け身タイプ」とマイナスに捉えられてしまう傾向があり、志望動機としてはNGです。

面接の時間配分 志望動機を聞かれないケースも?

一般的に面接の通過時間は30分〜1時間とされています。ただ、数分であっさりと済ませてしまう会社もあれば、1時間以上の長時間面接を行う会社もあり、一概には言えません。

ただ、中途採用の面接では、新卒のときと違い志望動機を聞かれずにあっさりと終了してしまうケースも多々あります。なぜ、転職の採用面接では志望動機を聞かれないのでしょうか?一般的な理由としては、以下の通りです。

面接前に職務経歴書を把握しているため

中途採用の場合、面接官が事前に職務履歴書に目を通しているので、応募者の過去の経歴やそれを通して培ってきたスキル、今後のキャリアプランについてもほぼ予想できます。このため、面接時に敢えて志望動機を聞く必要がないと判断されたケースです。

即戦力を期待されているため

中途採用者には即戦力が期待されるので、企業が応募者にやってもらいたい仕事内容はほぼ明確化されており、「企業に対する思い・評価」を聞くよりも「入社後、どんな仕事ができるのか」という点に質問の重点が置かれ、志望動機は聞かれないケースがあります。

以上、企業側は、中途採用者に対して、今までに豊富な業務経験を積み、独立したプロフェッショナルとして捉えているため、敢えて志望動機を聞かないケースも多々あることを念頭に入れて起きましょう。

転職活動の面接で「自己紹介をお願いします」と言われたら?

面接の前には、ある程度どのような質問がくるか想定し、回答を準備して練習しておくことをおすすめします。インターネットで検索すると、様々なシーンに応じた回答例が紹介されているので、参考になります。

業種や職種によっても異なりますが、一般的によく聞かれるのは、職務経歴や前職の退職理由、その会社を志望した理由といったところです。ここは、つつがなく答えられるようにしっかりと準備をしておきます。また、職務経歴書やエントリーシートにも同じ質問がある場合がおいので、そこに書いたことと矛盾がないように気を付けます。

その人の人間性についての質問は、長所や短所、自己PRなどです。ただそれらを述べるだけではなく、受験する会社の業務内容とリンクさせて話すことができれば、さらに良いアピールとなります。

どの質問に対しても、簡潔にまとめた言葉で話すことができるのが理想ですが、どうしても回答が長くなりがちな人は、もっとも最近のエピソードを中心に話すことをおすすめします。

転職活動の面接で「自己紹介をお願いします」と言われたら?

転職活動では、書類選考と面接が主な選考パターンです。やっと面接にこぎつけても、そこでいきなり「自己紹介をお願いします」と言われたら、どう対応するのがよいでしょうか。

面接での自己紹介は、1〜2分程度が目安と言われています。1分間話すというと、思いのほか長く感じて、案外難しいものです。短すぎても拍子抜けしますし、長すぎると面接官に遮られてしまうこともあるので、頭の中で整理するためにも、あらかじめ文章に起こしておくのも良い方法です。

転職活動での面接に置ける自己紹介で、趣味や特技、出身大学などの話をするのはちょっとピントが外れていると思われてしまいます。一般的には、名前を述べて、これまで携わってきた職務経験について話すのが良いでしょう。これまでの仕事で経験したこと、培ってきたノウハウやスキルを話し、それらの経験を生かしてこれからチャレンジしたいことを話すと組み立てが良くまとまりやすいです。

自己紹介はあくまでも面接の冒頭の部分にすぎないので、時間も限られています。ダラダラと話すのではなく、簡潔に話すことが好ましいですが、できれば自己PRも盛り込めれば面接官への印象アップにつながります。自分がどんな仕事をしてきたか、に加えて、どんなスキルがあるのか、どんな強みを持っているのかを確実に伝えられるようポイントを押さえてきましょう。

あまり盛りだくさんの内容にしてしまうと、面接官に伝えたいことがぼやけてしまいます。まだまだ伝え足りないことは、このあとの時間にとっておいて、自己紹介では重要なポイントだけに絞って伝えます。自己紹介の最後は、「本日は、どうぞよろしくお願いいたします。」というあいさつで締めるのが一般的です。締めのあいさつをきちんとすることで、面接に対する前向きな姿勢を見せることができます。また、ロジカルに順序立てて言いたいことを伝える力をアピールすることにもつながります。

面接で好印象な自己紹介の例文

人は第一印象がすべて、とさえ言われます。また、心理学では「人は見た目が9割」という言葉もあります。面接の冒頭に「自己紹介をしてください」と言われるケースが多いので、そこで話すことが実は面接官の印象に一番残ると言っても過言ではありません。

自己紹介で面接官に好印象を与えるためには、第一に堂々とはっきりとした口調で話すことが大切です。もちろん、内容も大切ですが、きちんとした身だしなみをして、どのような表情で、どのような声のトーンで、どのようなしぐさで話すのか、ということがとても重要なのです。

面接官の目をまっすぐ見て、真剣に話すことで、誠実な気持ちを伝えることができます。面接と言うシチュエーションで緊張するのはやむを得ないですが、相手の目を見て話す、ということは意外とできていない人が多いものです。うつむき加減で話したり、目線をそらしてしまったりでは面接官に明るい印象は与えられないので、気を付けます。

また、自然な笑顔で面接官にアピールできるよう、普段から自分が人に与える印象がどのようなものなのか、客観的な意見をもらえる友人や家族の率直な意見を聞いて、状況に応じて改善していくことも必要です。

転職理由(退職理由)採用担当者が重点を置くポイント

転職で面接を受ける際、必ずと言っていいほどきかれる転職理由(退職理由)、答え方次第であなたの採用合否に大きく影響します。

企業側は採用準備に大きなコストをかけ、採用後も教育費用や時間をたくさん費やす等、採用活動は企業にとって大きな負担となります。だからこそ、転職理由から「入社後、会社の価値観や方向性に沿って他の社員と協力してうまくやっていけるのか」や「入社後、結婚や育児、介護など家庭の事情ですぐに辞めてしまうようなことがないか」等の点に重点を置き、会社に適した人材であるかを見極めようとします。

特に、応募者の人間性や仕事に対する考え方が顕著に現れる転職理由は、面接官が目を光らせ慎重に選考する部分なので、どのような回答をするべきか事前にしっかりと準備をしておくことが大切です。

面接で面接官に好印象を与える転職理由のポイントとNGな転職理由

面接で面接官に好印象を与える転職理由のポイントを以下にまとめたので、是非参考にしてください。

転職が前向きな理由であることをアピールする

転職理由に関しては、現職に何らかの不平不満があり、転職するケースがほとんどで、中でも、人間関係が原因のケースが非常に多い傾向があります。しかし、「上司と性格が合わない」や「パワハラ・いやがらせ」等の会社への不平不満を面接で正直に伝えても、「不平や不満が多いタイプ」や「またすぐに辞めてしまうのではないか」と捉えられ、間違いなく印象が悪くなるでしょう。

また、「給料が安い」「残業が多く労働時間が長い」、などの理由もできるだけ控えた方がよいでしょう。こういった外的な理由は、仕事に対する意気込みや意識の低い人間と捉えられる傾向があります。

このため、現職への不平不満、つまりネガティブな転職理由からポジティブな転職理由へと発想の転換を行うことが大切です。例えば、「今までのスキル・経験を生かして新しく○○がしたいので」や「今までに培ってきた○○の経験を生かしつつ、異業種で活躍したい」といったように、キャリアップやステップアップなどポジティブな理由は好印象につながります。

ポイントは、「前の会社ではなかった応募先企業のポリシーに触れて、それを介してステップアップしたい」といったように、発想の転換をすることで仕事に対する意識が高い人間だとプラスに捉えてもらえるはずです。

自分の持つ専門的なスキルをアピール

中途採用の場合、新卒とは違い、入社後すぐに成果を出せる「即戦力」が期待されます。
このため、今まで培ってきた自分のスキル・能力・経験に関係する転職理由を分かりやすく伝えることが理想です。

例えば、「前職での人事経験を生かしたい」や「今まで培ってきたマネージャーの経験を大いに活用したい」など専門的なスキルを持ちアピールできると効果的です。

ネガティブな転職理由はNG

転職面接で、「会社の業績悪化でリストラされて」や「ストレスで体調を崩し、鬱になってしまい…」など悲劇的な理由を伝え面接官の同情を誘っても、採用に有利になる訳ではなくまったく無意味です。

また、「Uターン転職したい」といったケースでも、面接官によってはネガティブな理由として捉えられることがあり注意が必要です。例えば、以前の生活環境(日々の満員電車、家賃・物価の高さ等)がストレスでUターン転職を希望するとなれば、「忍耐力がなくストレスに弱い人間」と思われ、不採用にされる危険性があります。

概してネガティブ思考な人は敬遠されがちなので、気持ちを切り替えポジティブな転職理由に言い換えることで、自分自身のプラス面をしっかりとアピールしましょう。

いかがでしたでしょうか?転職理由を考える際は、まず自分が将来的にどんな仕事をしたいのかといった会社や仕事への希望を明確に整理すること。そして、転職をすることで自分の希望が満たされると考えることで、ポジティブな転職理由を導き出すことができます。

面接で思い残すことなく、すべての思いを伝えられるように事前準備をしっかりと万全の態勢で面接に臨みましょう。

転職面接、「長所=強み・短所=弱み」の効果的な回答方法

転職面接は自分のアピールポイントを採用担当者に伝える場です。中途採用の場合、書類選考を通過しているため、ある程度の評価はされているはずです。このため、今まで培ってきたスキル・実績を志望動機や転職理由に練り込んで、「入社後にどんな仕事をしたい」や「自分が入社することで企業にどんなメリットを与えられるか」など将来的な目標・キャリアビジョンをポジティブにしっかりとアピールすることがポイントです。

ただ、企業も多種多様でそれぞれの特徴やポリシーも様々です。企業と応募者のニーズが合致したとき、初めて採用が成立するため、きちんとアピールしたつもりでもポイントがずれていると不採用になってしまうケースもあります。

そこで、面接を成功させるためには、事前に企業の特徴やポリシー、強みに関してしっかりと研究して、自分自身のアピールポイントとマッチさせておく必要があります。

今回は、転職面接でよく聞かれる質問「強み・弱み」の効果的な回答方法について下記に紹介します。これから真剣に転職を考えている方は、是非参考にしていただけると幸いです。

「強み・弱み」面接官に好印象を与える回答のポイントは?

転職面接では、必ずあなた自身の強みや弱み、将来的なキャリアビジョンについてなどの質問をされます。採用担当者は、「あなたの強みがどのように仕事に生かされるか」のと同時に「弱みが仕事に支障を与えることがないか」という点に重点を置き、あなたが会社に適した人材であるかを見極めるために、強みと弱みについて質問します。

特に、自分の長所を説明することは非常に難しいので、長所の裏付けとなるエピソードや第三者からの意見を添えるとより説得力が増し効果的です。

一方、短所に関しては、「落ち込むとなかなか気持ちの切り替えができません」や「1つのことを集中して続けるのが苦手です」など自分自身でコントロールできず業務に支障をきたしてしまうような内容は絶対にNGです。

また、「弱みは印象が悪くなるから」という理由で、「短所は特にありません」と回答するのも好ましくありません。どんな人でも弱みがあるので、こういった回答をすることで「非の打ち所がない人」と捉えられる訳ではなく、逆に「自己分析ができていない人」や「自己採点が甘い」などマイナスイメージを持たれてしまう可能性が高いため注意が必要です。

強み・弱みの回答事例

では、面接官に好印象を持たれるためには自分の強み・弱みをどのように答えればよいのでしょうか?以下に具体的な回答事例を紹介します。

好印象を持たれる理想的な回答事例

「私の長所は、人とのコミュニケーションやチームをまとめることが得意な点です。前職では、社員の研修を行ったり、○○業務全般も担当しておりました。また、年齢差のある方々と一緒にチームを組んで仕事をする機会が多い中、よくチームのまとめ役を任され、上司や同僚からは「交渉力やマネジメント能力がある」と言われてきました。

短所は、つい部下の指導に世話を焼き過ぎてしまったり、自分一人での担当業務以外の仕事も背負い込んでしまうことです。今後は新しい職場で、自分の長所を生かして…」

以上、長所・短所の質問に対しては、抽象的な表現でなく、上記の事例のように具体的なエピソードを練り込んで話すことで、応募者が以前の会社でどのような働きをしていたのか面接官がイメージを掴みやすいため、印象が大きく効果的なアピールにつながります。

転職面接での好印象な身だしなみ・男性編

どんなに秀でたスキルやキャリアがあっても、身だしなみやマナーができておらず、相手を不快にさせる格好では、せっかくの面接も台無しです。そこで、今回は転職面接において面接官に好印象を与える身だしなみについて男性と女性それぞれのポイントを紹介します。

まずは面接の際、面接官に好印象を持たれる男性の身だしなみのポイントについてです。

服装

スーツ

一般的な企業ではスーツを着用します。スーツの色は黒や紺、グレーなど濃い色を選び、明るい色や派手な柄が入ったスーツは控えましょう。形はシングルタイプを選び、ダブルタイプは避けた方が無難です。また、スーツの上着は1番下のボタンは外して着用しましょう。

ワイシャツ

ワイシャツは基本的に白を着用し、色や柄が入ったワイシャツは避けましょう。また、スーツのデザインに適した襟型のワイシャツを選びましょう。特にワイシャツの襟や袖の汚れやシワは意外と目立つので、洗濯・アイロン済みの清潔感のあるワイシャツを準備しましょう。

ネクタイ

派手な色や柄が入ったものは避けた方が無難ですが、スーツ・ワイシャツに比べると比較的明るい色を選んでも大丈夫です。ただ、色は赤や青など濃い色で、できるだけシックな柄(小さめのドットやストライプなど)を選び、結び目は左右対称の逆三角形に結びましょう。

靴下・靴

靴下は、スーツの色に合わせダークな色合いのものを選びます。白や明るく派手な色のものや派手な柄の入ったものやくるぶしまでの短いカジュアルタイプは避けましょう。

靴は高級なものでなくてもよいので、きれいに磨かれ清潔感のある靴を選びます。汚れが目立ち、履き古しくたびれた靴はだらしない印象を与えかねないので注意が必要です。

髪形・ヒゲ

髪を染めず清潔感を感じられる髪型が基本です。髪が長めの人は、髪が耳にかからず、襟足がシャツの襟に触れない程度、額を出すくらいの長さに散髪しましょう。また、ワックスを使って髪をツンツンに立たせたり、色・香りの強い整髪剤は悪い印象を与えるので控えましょう。

また、清潔感のある印象を与えられるよう髭はキレイに剃っておきます。ただ、もともと髭が濃い人は時間と共に髭が生えてきてしまう可能性があるので、面接前に鏡でチェックして必要があれば事前にヒゲ処理をしておきましょう。

転職面接での好印象な身だしなみ・女性編

女性が転職面接で好印象を持たれるにおける身だしなみのポイントを以下にポイントを紹介します。

服装

スーツ

男性と同様、一般的な企業ではスーツの着用が基本です。黒や紺、グレーなど濃い色で、定番のオーソドックスなタイプを選びましょう。派手な柄や明るい色のスーツは避け、ボトムスはスカートでもズボンでも自分の雰囲気に合ったタイプを選んで問題ありません。ただ、一般的にはスカートが好まれる傾向があり、特に秘書や受付など女性らしさが求められる業種の場合、スカートの方が好印象でしょう。

スカートの場合、丈は膝が隠れる程度で、フレアスカートやスリットが入ったものは避けましょう。

インナー

清潔感を出すために、基本的に白のシャツあるいはカットソーを着用します。白でなくとも白に近い淡色であればかまいませんが、濃い色や柄の入ったものや派手なデザインは避けましょう。

ストッキング

スーツの色・タイプに関わらずストッキングは肌色に近い、無地のベージュが基本で、柄物やラメ入り、黒のストッキングは避けましょう。また、タイツはイメージがよくないので、寒くても我慢してストッキングを着用しましょう。

靴は黒色のプレーンタイプ、ヒールはせいぜい5cm程度でかかとは太目なタイプがよいでしょう。派手な飾り付きはNGですが、スーツと合わせても違和感がない程度の飾りであれば大丈夫です。

また、基本的にオープントゥやミュール、サンダル、ブーツ、ピンヒール、スニーカーなどは避けましょう。

髪形

髪の色は黒、または自然な茶色で明るすぎる色は禁物です。ショートヘアやミディアム、ロングなどいずれの場合も清潔感のある髪形が基本です。ミディアムやロングの場合、ハーフアップあるいは後ろに1つに束ねます。ただ、あまり高い位置でポニーテールにしてしまうとカジュアルっぽくなってしまうので、束ねる位置はせいぜい後頭部の真ん中やや上くらいまでにしておくか、お団子にしてしまうのもおすすめです。

前髪はアップにするか、サイドに分けるなど、額を出すことで明るいイメージになります。目にかかってしまうような長い前髪は短すぎる前髪もNGです。

メイク

全体的にナチュラルメイクが基本です。血色がよく健康的に見え、清楚で自分に合ったメイクが好印象のポイントです。

以上、いかがでしたでしょうか?上記のポイントを念頭に入れ、社会人として恥ずかしくない服装・身だしなみで面接に臨みましょう。

転職面接時に気をつけたいマナーは?(男性・女性編)

転職面接では、あなたが現在の会社でどのような働きをして、どれくらいのスキルを習得しているのか、さらに新しい職場でそれらをどのように生かしていけるのかについて重点的に質問されます。

面接官は、あなたが社会人として経験を積み、当然それなりにマナーも身に着いていることを前提に、入室から退室までのマナーや服装、受け答えをしっかりとチェックして、会社にふさわしい人材であるかどうかを見極めます。面接で今まで培ってきた社会人としてのレベルの高さを示すことができるように面接マナーや身だしなみはしっかりと気を配りたいところですよね。

そこで今回は、転職面接での正しいマナーの入室〜退室までのそれぞれのポイントごとに紹介します。これから真剣に転職を考えている方は是非参考にしていただけると幸いです。

入室時の基本動作のマナー

面接において最も重要なポイントでもある第一印象、入室のマナーから退室まで、一つひとつの動作が洗練されていることで面接官への印象も大きく変わってきます。以下に入室時〜退室時のマナーのポイントをまとめましたので、是非参考にしてください。

入室までのマナー

面接官に名前を呼ばれたら、はっきりと「はい」と返事をして、面接室に向かいドアはゆっくり3回ノックします。面接官に「どうぞお入りください」と声を掛けられたら、一呼吸おいてから入室しましょう。ドアを半分ほど開けたら一反止め、面接官の目を見てはっきりと「失礼いたします」と挨拶をしてからドアを開け入室します。

もし、ノックをしても反応がない場合は、再度ノックをしましょう。それでも返事がない場合は、少し間をおいてから「失礼いたします」と挨拶してドアを開け入室しましょう。

入室後、挨拶・着席のタイミング

入室の際、面接官に背中を向けないよう斜めに立って静かにドアを閉めます。そして、面接官の方に真っすぐ体を向け一礼します。背筋を伸ばして正しい姿勢でゆっくりと椅子まで歩き、椅子の横側(入室したドアに近い側)に立ちます。(この際、男性は手を体の横につけ真っすぐ伸ばし、女性は両手を前に重ねましょう)

椅子の横にたったまま、挨拶と一礼をします。(自己紹介と一礼を一緒にしないように注意しましょう)挨拶は以下のように面接官に対する感謝や謝罪の気持ちを込めた内容にしましょう。

「○○○○(自分の名前)です。」
「本日はお忙しいところお時間をいただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします」

面接官に「お掛けください」と声を掛けられたら「失礼します」と挨拶して一礼してから着席します。この際も、挨拶と一礼が一緒にならないよう注意しましょう。座る際は、椅子の2/3くらいに腰をかけ、背筋を真っすぐ伸ばし姿勢を正します。

着席後の荷物の置き方

着席後、荷物は椅子の横(足元の床)に置きます。この際、鞄が横に倒れてしまわないように自立するビジネスバックがおすすめです。

コートを持参している場合は、速やかに小さく畳んで鞄の上に置きましょう。コートを畳む際は、ぐちゃぐちゃに丸めたり汚く畳んだりせず、キレイにコンパクトに畳みます。また、面接中にコートが床に落ちないよう、乱雑な置き方は避けましょう。

面接官に名刺を渡された場合

面接で面接官から名刺を渡された場合、必ず両手で受け取り、「ありがとうございます。頂戴いたします」と言い、一礼してから名刺を受け取ります。ペコペコと何度もおじぎをしながら名刺を受け取るのは、卑屈でみっともない印象を与えかねないので注意しましょう。

また、貰った名刺は面接中はテーブルの右端に置き、面接が終わってから名刺入れにしまうのが正しいマナーです。もし、面接会場にテーブルがない場合は、名刺を一通り黙読してから名刺入れにしまいます。

面接終了の挨拶

一通りの質疑応答が終わり、面接官から面接終了の合図が出たら、まず座ったままの姿勢で「本日はお忙しいところお時間をいただきありがとうございました」と挨拶をして一礼します。

椅子の横側(入室した入口のドアに近い側)に立ち、背筋を伸ばし姿勢を正し、挨拶の後、再度一礼します。(この時点では、まだ荷物は持たないようにします)

足元に置いた荷物を持ち、椅子の位置を直してからドアに向かいます。ドアの前で一度立ち止まり面接官の方を振り返り、面接官の目を見ながら「失礼いたします」と挨拶をして一礼します。

退出後

退出時、ドアを開け面接室を退出します。ドアを閉める前に面接官にもう一度軽くおじぎをしてから静かにドアをしめます。この際、必ずドアの方に体を向け、後ろ向きに閉めないよう注意しましょう。

退出後は、(待機の指示が出ている場合を除き)、速やかに面接会場を出ましょう。面接終了後は緊張がほぐれ、気が抜けてしまいがちですが、最後まで社会人としてのマナーをきちんと守りましょう。

以上、いかがでしたでしょうか?入室から退室までの基本動作のポイントを紹介しましたが、細かい点や順序に関してはあまりこだわる必要はありません。大切なのは、一つひとつの基本動作を丁寧かつ自然体で行えることです。事前に、模擬面接の練習をして、実際に流れを掴んでおくとよいでしょう。

転職面接時の緊張の原因は?対策方法

転職面接は、履歴書や職務経歴書では分からない応募者の人間性や仕事のへの意気込み、コミュニケーション能力、ビジネスマナーなどを重点的にチェックされる場です。面接という場でこそ、日頃から培ってきた自分のスキルや社会人経験値の高さをしっかりと発揮したいところです。

しかし、初対面の面接官を前に強い緊張を強いられ、普段の自分を出せない人も少なくありません。緊張のあまり言いたいことが言えなかったり、思ってもいないことを言ってしまったり等、実力を出し切れないまま面接が終了してしまったら悔やんでも悔やみきれませんよね。

そこで、面接時の緊張を和らげ100%本来の実力を発揮するために、まずは自己分析をして面接で緊張してしまう根本的な理由を突き止めることが大切です。

例えば、初対面の面接官と一対一でじっくりと話さなければいけないことが原因か、失敗を恐れ、流暢にしゃべることに意識が集中して緊張してしまうのか、希望する仕事への思いが強すぎ、気負ってしまっているため等、原因は人それぞれでしょう。自己分析を行い、緊張の主な原因を把握しておくことで、ある程度対処もしやすくなります。

ただ、緊張をネガティブに捉え過ぎて、かえって思考が悪循環に陥ってしまう危険性もあります。そこで今回は、緊張のタイプに応じた対処法を下記に紹介しますので是非参考になさってください。

現実と理想のギャップから生じる劣等感や過度の緊張

面接で、滑舌よく流暢に話せる自分自身をイメージして、緊張して固まってしまっている現実の自分とのギャップに苦しみ、劣等感や緊張を増長させてしまうケースも多々あります。

しかし、面接で大切なのは自分の思いをしっかりと伝えることであり、すらすらと饒舌に話せることではありません。実際、緊張して硬くなりながらも、一生懸命に思いを伝えようと努力する人を評価する採用担当者もたくさんいます。

逆に、面接慣れして緊張感がなくなってしまったため、余計なことまで言って失敗したり、不遜な態度に悪い印象を持たれてしまうケースも多々あります。

劣等感や緊張に意識を向けず、自分の思いを面接官に伝えられることに集中できれば、多少緊張していても面接官に好印象を与えられ、よい結果につながることを念頭に入れておきましょう。

初対面の人(面接官)が苦手なため

初対面の面接官と話すことが苦手であがってしまう人は、普段から初対面の人が苦手で避けてしまう傾向があり、人と話さないから余計緊張してしまうといった悪循環に陥ってしまいがちです。

そこで、こういった悪循環を断ち切るために、初対面の人に多く会って話をしたり、人前で会話することで初対面の人とのコミュニケーションにも慣れてきます。セミナー・勉強会に参加して思いきって発言や質問をしてみるなど、日常で躊躇してしまうことにも敢えて挑戦してみるのもおすすめです。

失敗を恐れるあまり緊張を増長させてしまうため

人は絶対に失敗できないと思うとそこだけに意識が集中してしまい、頭が真っ白になりパニックを起こしてしまう傾向があります。このため、面接中は「絶対にあがらない」、「失敗しない」と緊張を増長させるようなことをイメージしないことが大切です。

有効な方法としては、イメージトレーニングがおすすめです。例えば、「こんな会社落ちても大丈夫!」と自分に言い聞かせ、体の力を抜きリラックスしたり、面接を練習の場と想定するのも手段です。その時の自分の気持ちの持ちようで、緊張感を和らげることも充分に可能です。

事前の準備(面接対策)不足

就職活動で何の準備もなく本命の企業に臨むのは、かなり無謀な挑戦で、緊張してしまうのも当然です。例えば、登山の場合、エベレストを目指すために、まずは低い山に何度も登り練習・経験を積み重ねることで徐々にエベレストへとステップアップを図っていきます。

面接も登山と同様で、面接時の緊張を克服し、本来の自分の能力を発揮するためには、実際の面接シーンを想定した受け答えの練習「模擬面接」が必要不可欠です。

模擬面接を何度も繰り返すことで、面接で自分が言いたいことが整理されるため、実際の面接をイメージした受け答えやマナーの練習に非常に有効です。

ただ、マナーの不十分な点や話すスピード、表情や基本動作、姿勢等、自分の面接スキルの長所・短所を客観視するために第三者から客観的に評価してもらうことが非常に大切です。そういった意味で、是非転職のプロ・転職エージェントの利用をおすすめします。

転職面接で落ちてしまう人には共通点がある?

書類選考に通過して、ついに最終関門となる面接は、企業とあなたが直接に面と向きあってやり取りをする最終決戦の場、面接での受け答えで十分にあなたの能力を発揮できれば内定をもらうことができますし、逆に採用されるだけの実績・能力が充分にあるのに、面接での受け答えがなっていなかったら当然不採用にされてしまいます。

実際、書類選考には通るのに面接では落ちてしまう人も多く、そういった人達には共通の特徴があることも分かっています。下記に転職面接に多い失敗の事例を取り上げ、それぞれの対処法について紹介します。現在転職活動中で、面接スキルやマナーに自信がないという方は是非参考にしていただけると幸いです。

面接に落ちる人の特徴まとめ

事前準備不足(自己分析や企業についての情報収集ができていない)

面接で、自分の長所や短所を聞かれたとき、明確に回答できない人は、自己分析や事前準備ができていないということで面接官からの評価も下がります。

例えば「自分の強みはマネジメント能力」と答えた場合、具体例としてありきたりなことしか言えないと、面接官に「本当にマネジメント能力なんてあるの?」と疑問を持たれても仕方ありません。

まずは、自己分析で自分の強み・弱みもしっかり把握して、それぞれの具体例を明確に分かり易く伝えられるようにしておきましょう。主に、「今まで培ってきたキャリア」、「どんなスキル・経験を持っていて、それらをどう生かせるか」、「今自分にできることとやりたいこと」、「将来的なスキルプラン」といった点を明確化させておくことで、転職の方向性に一貫性を持たせ、一番伝えるべき重要な部分を面接官にしっかりとアピールする必要があります。

また、面接を受ける上で、相手(応募先企業)について知らないのは論外です。少なくとも、会社の特徴(長所・短所)、業績、売り上げ、業界でのポジションについては事前に研究しておくなど企業情報をしっかりと熟知した上で面接に臨みましょう!

第一印象が悪い

面接では第一印象が非常に重要なポイント、どんなに優れたキャリア・実績があっても第一印象が悪いという理由で不採用になってしまうケースも多々あります。

このため、第一印象で好印象を与えることができれば選考通過の確率はぐっと高まることを認識しておきましょう。

まずは、「服装」、「髪形」、「基本的動作・姿勢」、「ビジネスマナー・振る舞い」、「話し方」は第一印象として重視されるので特に意識を高く持ち、面接前に模擬面接などの面接対策しておくことも大切です。

企業が求める回答(的を得た回答)ができていない

面接は自己アピールの場ですが、企業側が何を聞きたいのかをきちんと理解し、質問に対して的確な回答をすることが必要不可欠です。このため、自己アピールと言っても、企業が求めている回答以外の余計な情報を長々と話すことは控えましょう。

特に、1つの質問に対して必要以上に余計なことをペラペラと話し、話が切れないような人は不採用にされる確率が高いので注意が必要です。

因みに、人が話を集中して聞いていられるのはせいぜい2分程度と言われており、質問に対して長々と回答しても面接官にインパクトを与えることはできず、逆に話に飽きられ、悪印象を抱かれてしまう可能性の方が高いです。

このため、1つの質問に対して、言いたいことをコンパクトにまとめ適確に伝えるようにしましょう。こうすることで、面接官からさらに具体的な質問をしてもらえ、テンポのよい質疑応答ができますし、よりインパクトを残すこともできます。

また、質問の中には、自分の知らないことや応えられないようなケースもあるでしょう。そういった場合、例えば

「多分○○だったのではないかと思います」
「○○だと思っているのですが」
「おそらく○○だという話です」

といった曖昧な回答をすると、「自分が不利なこと、苦手なことに対しては曖昧にして逃げるタイプ」と捉えられ、悪い評価につながります。

もし、回答できないような質問をされたら

「○○に関する知識がなく、申し訳ございません。」
「次回までには必ずしっかりと勉強しておきます。」

などと潔く答え、同時に対策への意気込みも伝えることで、評価が大きく下がることはなく、むしろ曖昧な回答に比べたら好印象につながることを念頭に入れておきましょう。

転職面接で成功率を上げるためには?

転職活動を全て1人で行うと、多くの時間や手間がかかり、非常に大変な作業です。そこで、転職活動をよりスムーズにすすめるためにおすすめしたいのが、転職のプロ・転職エージェントです。

転職活動では、面接での印象が採用合否の大きな決め手になると言っても過言ではありません。面接の場でこそ、今まで培ってきた社会人としての経験値の高さを充分に発揮できればよいのですが、多くの人は面接官とじっくり向き合う面接という場に強い緊張を強いられます。

緊張のため、本来の自分をアピールすることができなければ、当然ながら評価も下がり、本来なら採用されるレベルだったのに選考に漏れてしまうケースもあります。面接は、非常に重要な1回限りの勝負の場です。この最終難関を通過するためにも上記のポイントを抑え、あなたの実力を100%出し切り、採用を勝ち取ってください。

ただ、本来の自分の能力を発揮するために、自分の面接スキル(マナーや声の出し方、スピード、基本動作や姿勢、表情、アイコンタクトなど)の良し悪しを客観視して、面接で話すべき内容を整理し、スムーズに受け答えができるような練習が必要です。

ですので是非おすすめしたいのが、転職エージェントの利用です。転職エージェントは、転職活動を幅広くサポートする転職支援サービスです。転職エージェントを利用することで、企業の求人案件の紹介をはじめ、プロの視点からキャリア分析や面接スキルのチェック、模擬面接など面接対策をしてもらえます。

また、エージェントは応募先企業の貴重な内部情報を把握しているため、それぞれの応募企業に合せた面接対策をして貰える点も大きな魅力です。

以下に転職エージェントが提供している一般的なサービスを列挙します。

  • 公開・非公開求人情報や稀少な企業情報の提供
  • 応募書類(履歴書・職務履歴書)の添削
  • 面接対策

面接対策としては、担当のキャリアコンサルタントがプロの視点から客観的にキャリア・面接スキル分析した上での面接指導やフィードバック、模擬面接なども行ってもらえるため、安心感があります。

面接の限られた時間内にしっかりと自己アピールをするためにも、転職のプロ・転職エージェントを活用されることをおすすめします。サービスの利用はすべて無料なので、まずは希望する業界・業種に強い気になるエージェントを利用してみてはいかがでしょうか?