第二新卒の転職では、スキルや能力よりも「一緒に働きたいか」「企業の中でうまくやっていけるか」などの人柄を重視されます。そのため、実際に人柄を感じることができる面接での自己PRがとても大切です。自己PRのやり方次第で、企業への印象は大きく変わり転職活動の結果にも影響します。

企業が第二新卒に求めることを踏まえつつ、面接官が興味を持ち、納得する自己PRの共通点を紹介しています。面接での自己PRがうまくまとまらない、何を話したらよいかわからないとお悩みの第二新卒の方はぜひ参考にしてください。

第二新卒の転職、面接官が見ている自己PRポイント

社会人としての基本的な事が習得できているか

第二新卒者の最大の武器は新卒者とは違い、基本的なビジネスマナーをきちんと習得しているという点です。話し方や服装などの身だしなみからも判断されるので注意しましょう。

今後に期待出来る人材であるか

社会人経験が短く、実績がない状態でも入社後にどれだけの期待ができる人材であるかも重要です。仕事に対して努力できるか、周りの意見を素直に聞き入れる姿勢や成長意欲などが見られます。

将来像がきちんと描けているか

今の会社が嫌だから、転職するのではなく、将来どう在りたいのかという具体的な姿を描くことができているかが大切です。退職理由などもネガティブにならないよう、将来のためにという前向きな姿勢で伝えましょう。

柔軟性の有無

中途採用者とちがい、前職の色に染まって居ないため、転職先でも柔軟な対応を求められるます。自分の考えや理想に固執せず、柔軟に対応できるかがポイントです。

またすぐに辞めてしまうのではないか

前職を3年以内に辞めてしまっていることから、離職が懸念されるのが第二新卒者の特徴です。転職先でしっかり腰を据えて働くという姿勢を示す必要があります。なんとなく応募したわけでなく、明確な意思とビジョンを持って応募していることをアピールします。

第二新卒の転職に使える上手な自己PRの例文【5選】

①:前職で大きな実績が無い場合

大きな実績ではなくても自分なりに意識して取り入れたことを盛り込みながらアピール することが大切です。行った努力と実績をアピールしましょう。

例文 お客様の特徴や好み、利用頻度などをメモ残しておくなどより満足いただける提案ができる工夫をしていました。お客様から名前を覚えていただき、こちらからサービスを提案するだけでなく、ご要望をいただけるようになり、お客様のニーズを的確に捉えられるようになりました。

②:残した実績に明確な数字がある場合

実績として数字がある場合は積極的に盛り込むことが大切です。数字を紹介することで前職での働いている姿を想像してもらえます。

例文 営業職につき、目標達成にこだわり仕事を行いました。1年目は目標に届かなかったので「訪問数を2倍にする」「先輩に同行してもらい、営業の仕方についてフィードバックをもらう」など取り組み方を変えました。その結果、2年目には目標を102パーセントで達成することができました。

③:異業種への転職の場合

前職の業務内容を分かりやすく簡潔に説明します。異業種への転職に関わらず自分が培ってきたスキルや知識をいかに活かすことができるかをアピールします。

例文 看護師として高齢者と接する機会が多くありました。その中で、高齢者のニーズを理解すると同時に看護の現場では対応しきれないことがあることも分かりました。御社の現場のニーズに沿った、迅速な製品開発は私の目指すところであり、必要な場所に製品を届け問題を解決することが目標です。

④:責任感があることをアピールしたい場合

前職ではどの様な仕事を任されていたのかをアピールします。任せられた仕事の重要性やミスをしないために気を付けてしていたことを紹介しましょう。

例文 店長が不在のときは、店長代理を任されていました。本部への業務連絡や発注、クレーム対応などを行いました。どの業務もミスをしてしまうと、今後の売り上げに大きく影響してしまうので、責任感を持ち行いました。

⑤:事務処理能力の高さアピールする場合

どれくらいPCを使いこなせるかをアピールします。OfficeやAccessなど使用できるスキルと前職でどの様なレベルの処理をしていたのかを説明しましょう。

例文 PCで売り上げ管理、POP、シフト表の作成などを行っていました。元あったものを改良し、見やすく、わかりやすいものを作成しました。Word、Excel は、Office2003のMOSエキスパートの資格を所有しています。現在は、PCスクールでAccessや Power pointの使い方を学ぶなど、今後も事務職に活かせるスキルや知識を習得していくつもりです。

こんな自己PRは落とされる!避けるべきNGアピール法

学生時代のエピソードをメインとして持ってくる

業務に関係するエピソードであれば少し盛り込むのは効果的ですが、第二新卒者は新卒の学生とは違うので学生時代のエピソードをメインエピソードに持ってくるのは好まれません社会人として経験したことや得たことをアピールしましょう。

漠然としたアピールは分かりにくい

「大体の業務には対応可能」の様な明確でないアピールは担当者のイメージがしにくいのでNGです。抽象的な「様々な工夫」などという表現もイメージがしにくいので避けましょう。また「全く分からない」などの謙遜しすぎた表現は第二新卒者にはふさわしくありません。具体的に自分の言葉で表現できるようにしましょう。

例文の転用をした自己PR

しっかりと自分で考えた自己PRでないと実際の面接の際に困ってしまいます。例文を転用した自己PRはすぐに見抜かれてしまいますし、アピールもできません。自分の強みを自ら分析して自分の言葉でしっかりと伝えられる自己PR文を作成することが大切です。

将来像や権利を主張しすぎない

将来像ばかりを語ったり、福利厚生などの権利を主張し過ぎると、印象はあまり良くありません。柔軟性に欠ける人物像として捉えられ、敬遠されがちです。

第二新卒の転職で人事採用担当者が納得する自己PRの書き方

アピールポイントを明確にする

ビジネスマナーが身についている点を強調

若さがありながら、ビジネスマナーも身に付けているのが第二新卒の魅力です。社会人を経験したことで身に付いた基本的なビジネスマナーを強調してアピールしましょう。

仕事への情熱ややる気があることをアピール

前職が嫌だから、どこでもいいから転職したいと思われるのは避けたいところです。新卒者とは違い1度社会に出たことで仕事へもビジョンが明確になり具体的な情熱や、やる気を見いだしていることを伝えます。

入社後の目的をきちんと伝える

第二新卒者の弱点は「またすぐに辞めるのでは?」という印象を与えている事です。退職した理由をポジティブに説明し入社後の目的をハッキリと伝えることで弱点は解消できます。

できる仕事のレベルやビジネススキルは詳しく的確に伝える

採用要件をどれくらい満たしているかを判断されます。できる事は「できる」できないことは「どう補って努力をするか」を素直に答えることが大切です。背伸びして答えるよりも自分を客観的に分析でき、今後の業務も具体的に考えられることをアピールしたほうが好印象です。

企業研究を行い、志望企業で即戦力として通用する業務経験・スキルがあれば、自信を持ってアピールしましょう。前職のエピソードを話す上で「努力したこと」「ゴールの設定」「解決しようとしたこと」などを具体的に話すと仕事に対する姿勢をアピールできます。

退職理由や志望動機をポジティブに伝える

ネガティブになりがちな退職理由もポジティブに転換して伝えましょう。「企業研究が足りなかった」など自分の失敗を素直に認め、志望動機に繋げることができれば、入社の意欲も同時に伝えることができます。

自己PRを客観的にチェックする

自分の自己PRを客観的に見るのは、意外と難しいことです。そこでぜひ利用したいのが転職エージェントです。転職エージェントのキャリアコンサルタントにチェックしてもらうことで、第三者から見て納得いく内容になっているか、独りよがりになっていないかを判断してもらえます。

自己PRのほかにも、履歴書や職務経歴書など書類選考対策も行ってくれるので、より面接官に印象に残る書類を作成することができます。

第二新卒の転職に強いマイナビエージェント

マイナビエージェント

大手転職エージェントのマイナビエージェントでは、第二新卒の転職サポートに力を入れています。第二新卒の転職に特化した専任のキャリアアドバイザーが、しっかりと転職をサポートします。カウンセリングを通して、今までの職歴や強みを分析すると同時に、豊富なノウハウを活かし面接官を納得させる自己PRの作成をサポートしてくれます。

また、サイトにはコラムなども充実していて、業種別などさまざまなシチュエーションの自己PRの見本を見ることもできますので、参考にすることも可能です。

既卒・第二新卒のアイデムスマートエージェント転職

既卒・ 第二新卒のアイデムスマートエージェント転職

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ハタラクティブ

ハタラクティブ

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まとめ

第二新卒が面接官を納得させる自己PRのポイントは以下の通りです。

ビジネスマナーが身についている点を強調
②仕事への情熱ややる気を具体的にアピール
退職した理由をポジティブに説明し入社後の目的をハッキリと伝える
④自分の仕事レベルやビジネススキルは数字や資格名を盛り込み的確に伝える
⑤自己PRを客観的にチェックする

4つのアピールポイントを盛り込んで自己アピールを作成しましょう。自己PRは、どうしても独りよがりになりがちなため、客観的なチェックが欠かせません。自分で行うのが難しいときは、転職エージェントなどを利用して、面接官に響く自己PRにしましょう。