転職の筆記試験の性格適性検査対策

面接対策は転職活動を成功させるために欠かせない存在ですが、筆記試験対策も同様に重要です。筆記試験と面接のうち、どちらを重視するかの方針は会社によって異なっており、筆記試験と面接の両方を総合的に判断する場合もあれば、筆記試験は参考に留めて面接を重視する場合もあります。

事前に筆記試験の重要度を知ることはできないため、どの会社も筆記試験に力を入れていると考え、しっかりと対策しておきたいところです。転職の筆記試験は性格適性検査と能力適性検査に分けられ、性格適性検査と能力適性検査の両方を含んでいるSPIは就職活動で実施されることの多い筆記試験です。

適性検査「SPI」

SPIとは、「株式会社リクルートマネジメントソリューションズ」が開発した「社会人としての基礎的な能力」を確認する検査です。転職の筆記試験ではあまり採用されていなかったものの、近年は中途採用向けのSPI3-Gが採用される例が増えてきています。SPI以外の性格適性検査が実施されることもありますが、いずれにしても「はい、いいえ」や「あてはまる、あてはまらない、どちらとも言えない」といった選択肢から最も当てはまっている答えを選ぶ形が基本です。

性格適性検査で押さえておきたいのが心理学のビッグファイブで、ビッグファイブ理論、ビッグファイブパーソナリティ特性と呼ばれることもあります。人の性格はそれぞれ異なりますが、ビッグファイブのうち最も用いられているコスタ&マックレーモデルでは、どんな性格も外向性、調和性、誠実性、神経症的傾向、経験への開放性の5つの要素の組み合わせで形作られると考えられているのです。

本来、5つの傾向に良し悪しはありませんが、転職活動を成功させるためには模範的な正解を押さえておくことが欠かせません。

誠実性

誠実性という言葉を聞くと、誠実性が低いイコール人間性に問題があるとイメージしがちですが、ビッグファイブの誠実性は目標に対する接し方と言い換えられます。
誠実性が高い人は目標に対して真面目に取り組む傾向が強い一方、柔軟性に欠ける傾向があると判断されるわけです。一方、誠実性が低い人は飽きっぽい傾向があるものの、咄嗟の判断力に優れており、アドリブに強く行動力も優れていると判断されます。

誠実性が低いから悪いわけでも、高いからよいわけでもありませんが、協調性が重視される会社では誠実性が高い方が有利です。個人個人の能力を活かすような社風の会社であれば、誠実性が高いイコール評価が高いとは限りません。しかし、会社側は飽きっぽくムラがありそうな誠実性の低い人より、真面目に仕事に取り組んでくれそうな誠実性が高い人を評価する傾向があります。

神経症的傾向

神経症的傾向はストレス耐性と呼ばれることもあり、不安を感じた時、プレッシャーがかかった時の反応を示す項目です。転職で高く評価されやすいのは、逆境の場面でも冷静な判断ができる神経症的傾向が低い人です。逆に、神経症的傾向が高い人は周囲の空気を読む傾向が強く、マイナスな感情の影響を受けやすい繊細な人と判断されます。

繊細さは芸術方面などで輝くこともあるものの、基本的に会社はストレス耐性のある人を求める傾向があるため、神経症的傾向に関しては低い方が有利です。

外向性、調和性、経験への開放性

外向性、調和性、経験への開放性の3つは、「開放性」は、「好奇心」という表現が最もあいますので、好奇心、積極性、社交性、思いやり、優しさ、協調性等となります。協調性は高いほうが良さそうですが、独立した考えを持てない、表現しないなどマイナスの部分もセットになっているので会社によって判断が分かれやすく、平均的なところに落ち着くのが最も無難です。

引用元『モチラボ』ビッグ・ファイブ(特性5因子モデル)

嘘は見破られる

性格適性検査で嘘をつくべきか、正直に答えるべきかは転職業界の関係者の間でも判断が分かれやすいものの、嘘には大きなデメリットがあります。当然ながら、会社の方も転職希望者が嘘をつくことは想定しており、ライスケールという嘘を見破るための設問も用意されているので、明らかな矛盾が見つければ信用を失いかねません。

そのため、性格適性検査では正直に答えるのが基本なのですが、正直に答えた結果、誠実性や神経症的傾向で会社の望む答えからかけ離れると結果を伴いにくいのも事実なので、誠実性や神経症的傾向に関しては会社の望む答えに近づけるのも手です。

能力適性検査の勉強法は

能力適性検査は種類が多いものの、一般常識を知っていて、中学から高校レベルの学力があれば十分に対応できます。転職の能力適性検査で出てきやすいのが内田クレペリン検査で、こちらは性格適性検査の要素を含んでいる試験です。

内田クレペリン検査

1桁の数字の足し算を繰り返し行うシンプルな試験で、難易度は高くはありませんが、集中力の低下による計算ミスや考え過ぎによるスピード不足には注意しないといけません。集中力は学力と違って鍛えにくい分野ですが、事前に内田クレペリン検査の練習をしておくと本番でも落ち着いて作業を進められます。

また、集中力は体調の影響を受けやすいため、試験当日に寝不足にならないよう注意したいところです。

玉手箱

玉手箱は、計数理解テスト、言語理解テスト、英語理解テスト、性格適性検査の4つで構成されている試験で、多くの会社で採用されています。こちらも問題の難易度はそう高くはありませんが、出題数と比べて制限時間が短めに設定されているため、ペース配分が非常に重要です。

いずれの問題も時間をかければ楽に解けるものの、時間的余裕のなさから焦ってしまい誤答を増やすのが定番の失敗パターンです。玉手箱の問題は定期的に入れ替えられるものの、過去問の使い回しも多いため、問題集を繰り返し解いて頻出問題を落とさないようにすること、時間的な余裕のなさに慣れておくことが欠かせません。

特に厄介なのが計数理解テストの四則逆算と言語理解テストで、四則逆算は方程式の空欄を埋める問題です。計数理解テストは電卓の持ち込みOKですが、電卓に慣れていないと逆に手間取ってしまう恐れがあるので、練習は欠かせません。

言語理解テストは、論理的読解と趣旨判断と趣旨把握のうち1つが出題されますが、いずれも長い問題文を読んだ上で設問に答える形式です。長文に手間取っているうちに時間が足りなくなるのが定番の失敗パターンなので、設問をあらかじめチェックしておき、どこが設問と関係してくるのかを考えながら読み進めたいところです。

過去の例題を使い一般常識テストを乗り切る

一般常識テストも対策なしだと意外とつまずきやすいポイントで、国語、数学、理科、社会、英語の5教科から出題されます。問題は概ね中学から高校レベルですが、社会人として働いていると、勉強から遠ざかり学生時代に習ったことを段々と忘れていくのが普通なので、復習は欠かせません。

過去の例題などの頻出問題をまとめている、市販の問題集やアプリの形で提供されている問題集は一般常識テスト対策として役立ってくれます。一般常識テストで大事なのは満点を目指すことではなく、7割から8割程度の点数を確保して評価の大幅ダウンを避けることです。範囲が非常に広いので効率を意識し、頻出問題を中心に過去問に多く触れるのが理想的な勉強法です。

また、一般常識テストでは時事ニュースが問題として出題されることもあるため、積極的に新聞やニュースをチェックし、情報を仕入れるようにしてください。近年、新聞の購読者は大きく減っているものの、時事ニュースを把握する上で新聞は有用です。

新聞の購読を避けたい場合は、様々なニュースをまとめているニュースアプリをチェックして知識を蓄えたいところです。

採用試験では小論文の課題が出ることもありますが、どの会社でもテーマはほぼ同じで、予想外なテーマが指定されることはまずありません。会社の事業に関するテーマ、入社後にやりたいことなど未来に関するテーマ、時事ニュースに関するテーマがよく用いられます。

論理的かつ分かりやすい文章を書くこと、自分の意見をしっかり主張することを意識し、実際に小論文を書いて対策するとよいでしょう。

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