『具体的な成果が上がっているのになかなか給料が上がらない』とか『年功序列で給料のベースアップもキャリアアップもままならない』など、日本の古い会社体質で実利的に損を感じている人は少なくありません。

それならば外資系企業やベンチャービジネスのように成果主義を採っている会社へ転職した方が良いのではと悩んでいる方もいることでしょう。ここでは実力主義・成果主義の企業に転職するメリット・デメリット、転職における注意点について説明します。

そもそも成果主義とは?

実力主義・成果主義の定義とは、『業績に対する貢献度をもって給与や役職を決定する考え方』を実践することです。この報酬制度を導入している大手企業としては、ソニーやユニクロ、ソフトバンクなどがあります。グローバル化社会にいち早く対応し、優秀な人材を確保して、その力を発揮してもらうための仕組みとして成果報酬型を徹底しています。

それとは反対に、日本の高度成長期を支えたトヨタなどの製造販売業や、三井住友銀行といった大手銀行など、まだまだ昔からの年功序列主義を継続している企業はたくさんあります。日本の終身雇用制度を支えてきた企業では、入社から階段式に給与・役職をアップしていくシステムで、長期で働くことで将来の安定が得られる社会を構築してきました。

一方、実力主義・成果主義はアメリカやヨーロッパ諸国で採用されている雇用制度で、力のあるものを適材適所で抜擢し、それに見合う報酬をもって契約する契約社会です。そのため、大卒の新人でも、入社後の働きが評価されれば、いきなり部署のリーダーとなって高収入を得ることも珍しくありません。

ただし、一向に実績の上がらない社員は賞与もなければ居場所も与えられず、あっさり解雇されるリスクもあります。

どちらが良いかは個々の価値判断によりますが、少なくとも実力を発揮して若いうちからバリバリと稼ぎたいという方には、年功序列は不向きです。成果主義の企業の方が魅力的に見えることでしょう。また、IT化・FA(無人作業)化を進める世界では、成果主義型の企業に優秀な人材が集まる傾向にあります。

日本でもその影響が強まっていて、年功序列では勤続年数や年齢を重視し、順番に昇進して賃金を上げていくという制度ですが、このようなステップアップする仕組みを良しとしない企業も増えています。

実力主義・成果主義の企業で働くメリットとは

まず収入の改善・向上が得られます。特に新卒の社員は、入社した時点でスキル・知識を正確には表現できませんから、とりあえず横並びの報酬が与えられます。ここで年功序列的な報酬システムだと、入社後すぐに実績を上げた場合でも、いきなり昇給したり役職を与えられたりすることはないでしょう。

ボーナスでプラスアルファの報酬が付いても、月収レベルは他と足並みをそろえるように配慮されます。
しかし、実力主義・成果主義の企業では、現時点での働きを重視しますので、そのように会社の業績に貢献した社員を高く評価します。

これは新卒の場合だけでなく、実力主義・成果主義の企業に転職した人にも言えることです。それまでのキャリアや年齢・学歴はあまり関係ありません。前の会社では順番待ちで昇給できずにいた人が、転職を機に高い成果を示したことで給料のベースアップはもちろん、新たなプロジェクトを任せたり、職場でのポジションを上げたりなどの好待遇が得られます。

また、実力を適正に評価されることで仕事へのモチベーションが上がります。それはやる気となって、積極的にビジネスノウハウの習得に専念するようにもなるでしょう。頑張った過程が報酬へと反映されるため、鬱憤や不満を抱え込まずに、健全な精神で働くこともできます。

このように前向きに働くことで、なお一層に昇給・昇進のチャンスがやってきます。そのチャンスを捕えることができれば、さらなる目標が見えてくる事でしょう。

実力主義・成果主義の企業で働くデメリットとは

実力主義・成果主義の企業には社員のやる気を高めるメリットがありますが、その反対に会社自体が抱えるデメリットや社員へ与える悪影響もあります。

その一つは、社員の入れ替わりが激しいことです。成果主義では能力を適正に評価しなければ優秀な人材を逃してしまうリスクがあります。ヘッドハンティングなど、自分を高く評価する企業へ簡単に転職してしまう傾向が強いのです。

反対に、期待した働きをしない社員を切り捨てることもします。社員にとっては、評価を下げたくないと焦るあまり、目先の成果を追ってしまいがちです。じっくりと物事を作り上げるような仕事は、こういった職場では敬遠されることも珍しくありません。特に研究開発では、頻繁にエンジニアや専門家が入れ替わるシーンが見られます。

そういったリスクを回避しようと、本腰を入れてコツコツと仕事を積み上げることができないかもしれません。
つまり、利益主義になってしまい、儲けにならないことには時間も能力も注がないという仕事姿勢が危惧されます。

また実力主義の職場では、チームワークが乱れるリスクもあります。競争の激しさが表面化して、個人プレーに走ることは十分にあります。それでチームがバラバラになることは珍しくありませんし、互いに足を引っ張ることもあり得ます。これは企業にとっても不利益であり、社員には過酷な職場環境とも言えるでしょう。

人間関係が悪化しやすいのは実力主義・成果主義の職場にありがちなことです。

実力主義・成果主義の企業へ転職する際の注意点とは

輝かしく活躍する高収入社員が乱立する実力主義・成果主義の職場はとても魅力的で、年功序列で金銭的・処遇的な不満を抱えている人にとってはうらやましい世界でもあることでしょう。ですが、その魅力の裏側には先に述べた通りにデメリットもあります。そこで、これから実力主義・成果主義の企業へ転職しようと考えている方は次の注意点を知っておいてください。

降格・解雇のリスク

一つ目は、降格・解雇のリスクがあることです。年功序列では、よほどのことがない限り降格や解雇は起こりません。普段から目立った活躍をしていなくても、与えられた仕事を淡々とこなせばレールに乗って待遇は上がっていくものです。しかし成果主義ではそうはいきません。

会社の期待を裏切れば、それは降格・解雇の理由となります。与えられた仕事をただこなしているだけでは良い結果が得られないことに注意してください。

成果への焦りや不安・会社への不審

また、成果を上げなければとプレッシャーを抱くことも要注意です。プライベートの時間を削って仕事にのめり込む人も少なくありません。もちろん、報酬へ反映されることを思えばやりがいはあります。ですが、焦りや不安感、ストレスを抱えた生活にならないように気を付けましょう。

さらに、必死で仕事に打ち込んでいる社員ほど、会社の評価が不適切との不満や疑惑を抱きやすいものです。公正に評価されているかどうかのチェックもしにくいので、そういった不安が精神的に苦痛になるケースも見られます。

ただし、これらの注意点は自制心を働かせることで解決可能です。収入や社会的地位への欲望をある程度まで抑えることで、自分にあった働き方が実践できます。実力主義・成果主義の職場であれば、年功序列の企業よりも納得のいく報酬や待遇が得られやすいことは事実です。身の丈に合った働きぶりで、十分に希望する待遇が得られるでしょう。

さて、実力主義・成果主義の転職を成功させるには、信頼できるパートナー選びが大事です。自分のスキルや知識を客観的に判断してくれて、それに見合った報酬を提供してくれる職場を探してもらうためには、プロのサポートが欠かせません。

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