コロナ禍の次なる流れを読みつつ、日本経済は徐々に活動を再開し活発化させています。こうした経済活動の裏には、金融業界の支えがどうしても欠かせないものです。全体としては回復と成長が見込まれる状況で、金融業界においても明るい兆しが見えています。

これは転職市場についても好材料となり、これからの転職を考えている人にとってはポジティブな見方ができるものとなるでしょう。2023年にかけてのこの業界における予測と共に、どんな点に注意して転職活動をしていったら良いかを考えることができます。

安定感の強い2023年の金融業界における転職市場予測

金融業界ではもともと、他の業界と比べて安定感の強い転職市場が形成されていました。銀行をはじめとする金融機関は常に新卒、中途採用共に競争率の高い状況がずっと見られています。特に経済情勢が不安定になっている時代は、安定を求める人が多くなるため、その傾向が強いです。

これは新型コロナウイルス感染症の影響を受けたここ数年でも変わることがありませんし、2023年にかけてもその傾向が見られるはずです。そのため、競争率が高い状況は続くと考えられ、転職希望者は採用のために工夫と努力をする必要があります。

2023年は新規採用を拡大

金融業界は、コロナ禍において企業活動の縮小や消費の伸び悩み、投資の減少などから低迷を余儀なくされた面もありました。しかし、その傾向も2022年からは回復してきて、成長へと進んでいくと考えられます。そのため、数年間新規採用を抑えてきた、もしくはゼロとしてきたような金融機関でも2023年には新規採用を拡大させる明るい見通しが感じられます。

これは、多くの企業がデジタルトランスフォーメーションを推進するに当たって、設備投資を必要としているという点からも明らかです。資金調達のために金融機関が大きな役割を果たすのは確実ですので、それに伴う人材ニーズも上昇します。

また、金融商品についても回復が期待されます。保険やローン商品の営業といった面でも、さらなる人材補強が考えられます。企業ローンにしても個人ローンにしても、コロナ禍の影響をあまり受けていない状況が見られました。

その後、コロナ収束により消費拡大が予想されますので、ローン活用の動きが活発化する可能性は十分にあります。そのため、ローン関係の企業でも中途採用者の枠を増やすなどして、人材を求める動きが強くなるでしょう。

2023年にかけて金融専門職・営業の転職傾向には変動が見られる可能性

経済情勢に左右される点もあるとはいえ、金融業界は全体として安定した転職市場動向を見せてきました。しかし、近年はその中でも採用傾向に変動が見られています。特に金融専門職・営業職にその傾向が強く見られます。まず、デジタル人材を求める動きが非常に強くなっているということです。

金融業界もIT人材を求める

フィンテックに代表されるように、デジタル技術を用いた金融取引が力を付けてきていますし、顧客へのサービス提供においてもオンラインサービスが主流となっています。そのため、ITビジネスアナリストなどの専門職の重要性が高まっているのです。

金融関連企業そのものについても、デジタル化を進めていく必要性が高まっています。そのため、アプリケーション開発者、クラウド関連エンジニア、WEBデベロッパーなどの技術職・専門職を求める声が強くなっています。

今まではアウトソーシングをしていた企業でも、内製とすることでスピードや業務効率を高められるため、この分野における人材を自社採用するケースが増えていくことが考えられるのです。

DX推進・セキュリティ人材が不足

DX推進をする企業をサポートする必要性が金融機関としても強くなっていますので、DXスペシャリストや、ビッグデータのスキルを持つ人材も積極的に転職を考えても良い状況となっています。もう一つ重要なのが、金融機関を狙ったサイバー攻撃の危険が高まっていることです。

経済の根幹をなす機関がこうした攻撃にさらされると大きな事態となりますので、どの会社でもかなり強固な対策を強いられています。こうしたことから、サイバーセキュリティ人材といった分野でも金融専門職としての採用を進める動きが強くなるはずです。

データセンターの人材は、国内で不足している状況です。クラウドサービスを活用する企業が非常に多くなっていますので、それに伴ってデータセンターの増設が進められているからです。金融業界でも安全なデータセンターを確保することは重要度の高い課題で、そのためのファシリティエンジニアなどの人材を必要としています。

しかし、高度なスキルと経験を持つ人材は少ないため、なかなか国内でまかなうのが難しい状況にあります。そのため、2023年にかけては、他業界からの転職を含めて高度スキル人材が好待遇での転職をしやすくなると予測されます。

暗号資産取引知識のある営業職

また、投資関連の企業では、従来の投資対象に加えて暗号資産を有力な投資先と考えるところもあります。そのため、暗号資産取引やブロックチェーンについての経験を持つ専門家も、有利な立場での転職がしやすくなります。

この面では、顧客として個人投資家の割合が高いことが知られています。そこで、営業職についても人材が必要となることが分かります。

アンダーライター、損害鑑定人、未経験者も

保険関連企業についても、金融専門職・営業の需要が高まっています。高齢化社会が進んでいることや、今までにない災害による被害損失額の上昇によって、従来とは違う運営が求められるようになっているからです。そこで、アンダーライターと呼ばれる保険料審査などの専門職は、好条件での転職がしやすくなります。

また、損害鑑定人も必要な人材の数がかなり増えていますので、転職市場の中でも目立つ存在となる可能性を持っています。当然、これから保険商品を購入する人も増えてきますので、営業職の登用についても上昇傾向が見えるでしょう。保険商品の営業に実績がある人には好条件での転職が見込めます。

同時に、未経験者であっても挑戦しやすい分野ですので、2023年にかけて新しい業界にチャレンジしたいという人には朗報です。


金融業界における転職活動で押さえておきたい点

これまで見てきたように、2023年には金融業界全体でコロナ収束を見据えて、転職市場の回復が予測されます。しかし、どの職種においてもその傾向が明確になるというよりも、金融専門職・営業でその傾向が強くなると考えられます。特にデジタル関連における高度なスキルを持つ人材のニーズが高まります。

そのため、たとえ現在金融業界での経験を積んでいないとしても、関連するスキルを持っているのであれば、他業界からの転身をすることも検討できます。求人情報をチェックする際には、現在いる業界にとらわれることなく、横断的に調べた方が良いのです。

また、営業職についても新しい分野における知識や経験を持つ人材が優先される可能性が高くなっています。暗号資産取引や、DX推進に関係する専門知識を持っていたり、交渉経験が豊富にあったりする人材についてはより良い待遇での転職ができるチャンスとなります。

そのため、今からでもこのジャンルに関係する知識を学ぶなどして、より有用な人材となれるよう努力することは転職を有利にするのに役立ちます。また、すでにこの面での実務経験を持っているのであれば、積極的に転職を考えて、現在の職場よりも優れた条件を提示してくれるところがないかを見るのも良いでしょう。

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