外資系の金融転職を目指す人、外資系金融で働きたい人、外資系金融マンに憧れている人。
高年収の外資系転職の中でも、特に稼げるのが外資系金融業界です。
キャリアアップしてアグレッシブに戦う、ハードでドライな外資系企業の頂点です。

年収が高く、キャリアとしても魅力的な外資系金融への転職は、ハードルが高いように思われがちですが、投資銀行、保険、証券などの業種別対策をしっかりと行うことで、転職成功につながります。
外資系金融のメリット・デメリットも含め、転職成功への情報、業種別対策方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

外資系金融への転職にまつわる4つのQ&A

①外資系金融のメリットとデメリットは?

メリット

外資系金融は基本的に給料が高く、高年収です。待遇もよいので、高学歴で優秀な人材が集まっています。国内外のエリートと呼ばれる人種が集まっていますので、エリート層と人脈をつなげられるのも大きなメリットです。
本人の能力だけでなく、資産家の御曹司や海外セレブの一族が居ることもあり、通常とは異なるハイレベル層とのコネやツテをつくることが可能です。
自らのキャリアがグローバル企業で高く評価され、ダイナミックに仕事をすることで得られる満足感もまた格別ですね。

デメリット

外資系企業の中でも外資兼金融業界は特に高年収なだけあって、かなりハードで激務です。
どこのポジションでも日系企業と比較すれば厳しいですし、結果が出せなければ即クビ!になるケースも少なくありません。
外資系企業では、直属の上司が人事評価を実施しますので、上司の評価が会社の評価です。
つまりボスに嫌われたらリストラ候補になってしまうので、上司のご機嫌取りに必死にならざるを得ません。

②外資系金融の平均年収は?

業界によって目指せる年収の上限が決まる

金融業界の日系企業と比較すると、外資系の年収は約20%高いです。
新卒やバックオフィスでも平均年収600〜800万円ですし、ハイキャリアな転職者なら年収1000万円越えは普通でしょう。
トップクラスの外資系金融企業なら、社員は平均3000〜4000万円は貰っています。
投資銀行部門(IBD)は特にベース給が元々高いので、かなりの高給とりです。

③未経験でも外資系金融への転職はできるのか?

業界未経験者はハードルが高い

外資系未経験でも問題ありませんが、金融業界未経験での転職はかなり難しいでしょう。
チームのマネージャーが必要と判断した人材(専門業界の知識や経験者)であれば、金融未経験でも採用される可能性もあります。ただし使えないと判断されればクビになりますし、クールな企業文化や風土が合わず長続きしないケースも多いです。 
外資系金融は入社難易度が非常に高く、離職率も高いのが現実です。

MBA取得者なら活躍可能

MBAホルダーであれば、アソシエイトというポジションで未経験でも採用されるケースは多々あります。肩書ではなくMBA取得の優秀な地頭とポテンシャルが重視され、課題をクリアするための手法の駆使、熱意と努力により入社後の成功の可能性も高まるでしょう。

リスク管理業務部門

金融業界では、リスク管理業務は強化の必要性が高く、外資系金融でも採用は増加傾向です。
信用リスク、市場関連リスク、システムリスク、法務や風評のリスク、さまざまなリスク管理のための人材が求められています。
データ分析や統計・検証のために、VBAなどのプログラミング言語のエンジニアや理工系出身者の採用ニーズも高いです。

④外資系金融の転職に有利な資格は?

外資系転職では日常会話レベルの英語力は当然として、金融業界なら専門的なビジネス英語スキルが欲しいところです。
外資転職において十分なアピールとなる語学力は、TOEIC900点以上のレベルです。
証券アナリストや公認会計士などの資格は、外資系金融転職でも有利です。

外資系金融「業種別」転職成功のポイント

外資系投資銀行

外資系投資銀行は細かな部門別に採用を行います。それぞれの部門の知識を理解して、部門ごとに異なるアピールが必要です。かなりなハード業務ですが、投資銀行出身のキャリアは他業種への転職する場合も箔がつき、有利になるのでトライする価値はあります。

IBD(投資銀行)部門

国内の日系大企業が主な取引相手となるため、英語力より頭の良さとストレス耐性が求められます。激務が継続しがちで体力も必要ですし、タフな精神力や上司命令にも素直に従うインテリ系体育会的素養が重視される傾向です。

マーケット部門

部署ごとに違いもありますが、人当たりのよさ・臨機応変さ・頭の良さ・数的センスなどが求められます。市場動向の判断には、頭脳の回転スピード、理系的な感性と柔軟性のバランスが大切です。

リサーチ部門

アナリストに必要なのは、財務分析・業界知見・数学的能力・分析能力です。説得力の高いレポートを書けるロジカルセンスが重要で、専門業界に特化した知見も有利です。

アセット・マネジメント部門

外資系投資銀行から完全な別会社として独立しているケースが多く、高度な金融知識が必要です。投資銀行から転職する人も多く、他部門より比較的ワーク・ライフ・バランスを取りやすいとされています。

外資系保険会社

即戦力であること

保険会社は人材の流動が激しく採用が活発でハードルも低め、大量に採用しますので外資系企業の中では比較的転職しやすいです。ただし歩合レベル高いので努力なしに高収入は得られませんし、業務上の即戦力が求められます。
即戦力者の採用がメインなので外資系保険会社への転職なら、前職と共通点のある職種を選んで募集職種の知識・業務経験を強くアピールするのがおすすめです。

英語力や語学力

外資系保険会社は医療保険分野を得意として日本へ参入しており、日系の生命保険会社を買収しているケースも多々あります。
日本国内の個人客がターゲットですから、末端の営業職では英語力もほとんど必要ありませんが、ポジションが上がれば英語コミュニケーションも必要になってきます。
昇進を目指すなら、金融系の資格取得や語学のスキルアップも怠らないようにしましょう。

外資系証券会社

外資系証券会社の業務領域は意外に広く、希望する部門によって転職希望者に求められるものは異なります。自分のスキルに合うかどうかを、しっかり確認しておきましょう。

投資銀行部門

グローバル案件も多いため各国トップレベルの学歴と、高い語学力、ドキュメント作成能力・ファイナンススキルが求められます。MBA保有者、ビジネスレベルの英語力がある人材、外国人上司や社内コミュニケーション能力の高い人は有利です。

プライベートバンキング部門

日本国内の資産家がクライアントとなりますので、英語力よりも顧客の信頼を勝ち得る高度なコミュニケーション能力が必須です。
顧客となる富裕層との信頼関係、得意先と協働して価値を生み出すセリング能力が重視されます。顧客資産を引っ張れるコネや手腕、リテール営業・法人営業のキャリアや実績もアピールできます。

外資系金融の求人を探すなら転職サイトよりエージェント

外資系金融の求人はほとんどが非公開求人

外資系求人は基本的に非公開求人で、誰でも閲覧できる公開された転職サイトでは見つけられません。企業側は社内での手間や採用コストを下げるために、一定の条件をクリアした人しか応募できないように非公開求人にしています。
転職サイトで求人を探すより、転職エージェントを利用することが確実です。

英文レジュメ、英語インタビューへの対策は必須

外資系転職では、応募書類には英文レジュメが必要ですし、面接も英語インタビューがあります。転職エージェントを利用することで、外資系企業への転職サポートが受けられます。
特に英語力に自信が無い人は、エージェントのサポートが無いと厳しいでしょう。

外資系金融への転職に強いエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

日本国内最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、国内案件だけでなく外資系金融求人や海外案件も豊富に抱えています。
保有する求人案件数は圧倒的なので、優良外資系金融企業の非公開求人も多数あります。
キャリアカウンセリングにも定評があり、大手企業への転職を目指すならまずは登録しておくべきでしょう。

JACリクルートメント

JACリクルートメント

国内の外資系求人案件に強みがあり、外資系転職に特に強い転職エージェントです。
海外に拠点もあり、グローバル企業や海外求人にも太いネットワークがあります。
外資系金融に限らず、外資系企業に太いパイプがあり、各企業の状況や企業文化・風土にも精通し、高額年収の独占求人も保有しています。
コンサルタントに金融業界出身者が多く、金融系専門職のキャリア支援にも強みがあります。ネイティブチェックの転職支援も心強いです。

ビズリーチ

ビズリーチ

年収アップを目指すハイキャリア人材のための、国内最大級エグゼクティブ向け会員制転職サービスです。一流のヘッドハンターから直接オファーが届くスカウトサービスで、基本無料ですが有料会員向けのサービスもあります。
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まとめ

外資系金融への転職を成功させるには、投資銀行、保険会社、証券会社など業種別の対策が必要です。
・外資系投資銀行では、部門別にアピールポイントが異なります。
・外資系保険会社は、即戦力で無ければ生き残れません。
・外資系証券会社は希望部門ごとの、自らの保有スキルとのマッチングが重要です。

それぞれの業種で求められるキャリアやスキルも異なりますし、外資系金融転職の成否は準備段階でほぼ決まります。
外資系に強い転職エージェントを活用して、応募企業にマッチする情報サポートを受け、転職活動をすすめることが重要です。

転職エージェントによって、保有する求人案件や紹介される案件も異なります。
外資系金融の転職成功のためには、複数の転職エージェントを併用利用することがおすすめです。