フリーター生活に終止符を打ち、正社員を目指そうと考えた時、まず利用を考えるのがハローワークではないでしょうか。利用者に制限のある転職エージェントとは異なり、ハローワークは求職中であればだれでも利用できる公共機関なので、フリーターにとっても敷居が低く簡単に利用できます

しかし、何も知らずにハローワークを利用してしまうと、思ってもみなかった恐怖体験をしてしまうことがあります。この記事では、フリーターがハローワークであいやすい恐怖体験効率よく就活する方法を紹介しています。

ハローなんて気軽さは一切なし!フリーターにとってハロワはスリルの宝庫?

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就職や転職するときに利用する機関でもっとも有名なのはハローワークです。しかし、フリーターが一念発起で就職活動をスタートさせるのに利用する機関としてハローワークはあまり向いていません。ハローワークを利用して納得のいく就職をするにはさまざまな難関を突破する強い心と知識が必要です。

誰にでも利用できるので、利用しやすいと思われがちなハローワークですが、実は気を付けて利用しないと落とし穴にはまってしまう上級者向けの就活支援機関なのです。

職員の対応が悪い

利用者の多くが経験していることの一つに職員の対応の悪さがあります。利用者の声で多いのが、「高圧的な態度」「長時間の説教」「嫌味を言う」などがあげられます。ただでさえ、ナーバスになっている就活期間にこのような態度をとられてしまうと、ますます自信がなくなり就職へのモチベーションも保ちにくくなります。

求人の質が悪い

ハローワークは企業側も無料で求人票を出せるので、採用活動にコストをかけられない企業が多く利用しています。そのため、社員の定着率の低いブラック企業の求人も一定数あるのです。求人票だけでは、ブラック企業を見抜くことは難しく、うっかりブラック企業に入社してしまったなんてことも十分に起こりえます。

また、優良な案件が出ると、多くの人がそれに殺到し、倍率が数十倍になることもあります。就活初心者にはブラック企業を見極めたり、数十倍の倍率を勝ち抜いて内定を得るというのは至難の業です。

変わった求職者も多い

誰でも利用できるということは、変わった人も利用できるということです。中には、いわれもないのに、睨んできたり、職員に怒鳴り散らしていたりとモラルのない求職者に出会うこともあります。

仕事を探しに行って、変な人に絡まれたのではたまったものではありません。そういう人とは、できるだけ距離を保っていたいのが本当のところです。

非日常は満喫できてもフリーターの就活にはいまひとつ役立たない

ただでさえ、説教や嫌味で傷つく人がいるハローワークでは、フリーターと伝えると冷たい対応をされる場合もあります。

また、話を親身に聞いてくれる職員に出会えたとしても、彼らは就職のプロではないので、アドバイスが的外れなこともあります。紹介される職業が希望の斜め上だったり、明らかなブラック企業だったりする可能性もあります。

求人票と実際の条件が違う

2015年には「求人内容が事実と違う」という苦情が12000件以上もハローワークに寄せられました。入社後、実際に働いてみると、賃金、仕事内容、就業時間などが求人票と異なっていたという声が多くあります。

求人票に乗せる情報はあくまでも、労働条件の「目安」でいいとされているので、それを悪用したブラック企業が、求職者を確保するために体のいい求人票を出しているのです。

フリーターや就活初心者向け、わかものハローワークの対応はまだマシ?

普通のハローワークよりはウェルカム感がある

わかものハローワークとは、正社員経験のない、または正社員経験の少ない若者を対象にしたハローワークです。通常のハローワークと違い、メインユーザーは20代後半~30代なので、若者でも入りやすい雰囲気が特徴です。

求職者一人ひとりに個別の担当がつくので、職業相談から、応募書類の添削、面接のアドバイスなども行得ます。通常のハローワークよりもしっかりとサポートしてもらえる機関です。

相談員はハロワより親身だけど手練れではない

若者が来館しやすい造りにしてあり、ハローワークの職員よりはわかものハローワークのほうが職員の対応もよいと感じる人が多くいます。しかし、ハローワークの職員は就職のプロではないので、職業相談には乗ってくれるが、アドバイスが必ずしも的確でありませんし、それで就職が決まるというわけでもありません

フリーターが正社員就職を目指す道はハロワ以外にない?

自分のペースで進めやすいのは転職サイトやネット応募

自分のペースで進めたいなら、ハローワークより転職サイトなどを利用したネット応募のほうが無難です。ただ、ネットの情報だけでは、フリーターの雇用に積極的な企業かどうかもわからないので、やみくもに応募すると時間の無駄になることもあります。

転職サイトの求人情報は膨大にありますが、フリーターOKの求人自体多くありません。あっても雇用される人数が少ない場合が多いので、通常はかなり倍率も高くなってしまいます。

また、求人票やネットの情報だけでは、ハローワークと同じように、ブラック企業かどうかの判断がつきにくいのが難点です。

フリーターから正社員就職できる非ブラック企業を効率よく探す方法

フリーターOKの求人は多くないので、自力で探すとなると手間がかかる上、限界があります。就活が長引いてしまうと、焦りが出て、ブラック企業に応募しうっかり入社してしまうなどのことも増えてきます。しかし、せっかく就職するのであれば、ブラック企業は確実に避け、長く働ける会社に入社する必要があります。

フリーター専門の就職エージェント

フリーターの就活におすすめなのが、フリーター専門の就職エージェントです。保有している案件は、フリーターOKの企業に限られるので、就活の効率アップも可能です。

また、フリーターに特化し支援しているので、フリーターが悩みやすい応募書類や面接の対策も、ハローワークに比べ、よりフリーターに合わせた専門的なものを受けることができます。また、インターン制度なども充実しているので、入社前に実際の職場で働くことも可能ですので、入社してみたらブラックだったといった危険も避けることができます。

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まとめ

誰でも利用できるハローワークですが、職員に冷たい対応をされたり、ブラック企業に当たってしまうこともあります。軽い気持ちでいくと恐怖体験に遭遇し、凹んで帰ってくることもありますので、利用は慎重に行いましょう。フリーターからの就職でおすすめなのは以下の2点です。

①ハローワークならわかものハローワークを利用
フリーター専門の就職エージェントを利用

フリーターは就活で恐怖体験をすることもあると思いますが、効率よく就活を進められる機関を利用して、正社員として安定して働ける企業に就職しましょう。