もう日本のものづくり文化を支えている自負だけでは生活していけない。半導体エンジニアから異業種転職を決意する人が跡を絶ちません。

半導体エンジニアを辞めたい理由日本の半導体市場が置かれている状況半導体エンジニアから異業種へおすすめの転職先半導体エンジニアから異業種転職するときに年収を下げない求人の選び方を紹介します。転職を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

半導体エンジニアを辞めたい理由は?

会社が不安定で不安

近年半導体エンジニアを取り巻く雇用環境は大変シビアになっています。特に国内企業の景気が悪く、半導体ビジネス自体から撤退する企業や、外資に買収される企業が少なくありません。エンジニアに対しても、企業から早期退職が呼びかけられたり会社の経営が不安定で昇給が望めなかったりすることがあり、先行きに不安を感じるエンジニアが急増しています。

業務量が多く不規則で仕事を続けていく自信がない

半導体ビジネスを行う企業の中には、業績が良い企業もたくさんあります。一見恵まれている企業に所属していても、半導体エンジニアの中には業務量が多く労働時間が長いため肉体的・精神的に疲労している人が増えています。

労働時間も不規則で、年齢を重ねたエンジニアが、これから先こんな働き方をすることはできないと、体力面の不安から転職を検討する人もいます。

納期に追われてばかりでプレッシャー

半導体エンジニアの仕事に納期は付き物です。開発のための研究に時間を掛けることは許されず、他部署との連携をとりながらスピーディーに製品を世に送り出すことが求められます。

ミス無く設計が期限までに完了するかどうか、出来上がった製品が売れるかどうか、と絶えず重たいプレッシャーがのしかかり、精神的負担に耐えかね、別の仕事がしたいと転職を考える人も少なくありません。

日本の半導体市場は危機的状況

日本の半導体市場の縮小

少し前までは半導体エンジニアは理系の大学や大学院卒業生にとって花形の就職先で、日本企業の半導体技術の水準の高さは世界をけん引していました。ですが日本の家電メーカーを中心に市場の変化やグローバル化の対応を誤り市場が縮小してしまい、企業の合併と買収が日常茶飯事で起こっています。

半導体エンジニアの待遇の低下

日本の半導体市場の縮小は、当然半導体エンジニアの待遇に影響しています。半導体事業から撤退する企業が相次いで、転職市場には早期退職した半導体エンジニアがあふれています

業績のよい企業の半導体エンジニアは人手不足ですが、主に新卒からエンジニアを採用し競合他社関係者の採用を見送る風潮が残っていて、中途採用の同業他社への転職は倍率が高く、難易度も高い状況が続いています。

半導体エンジニアから異業種に転職、おすすめの転職先は?

半導体を使う異業種に転職する

半導体エンジニアの転職先は、今の会社とは別の業種、他業種のメーカーへの転職がおすすめです。半導体が必要とされる分野は非常に裾野が広いのですが、家電メーカーから医療機器メーカーなど、技術の核となる部分が同じであれば異業種転職は可能で、これまでのキャリアを活かして活躍できます。

海外の半導体メーカーへの転職

日本の半導体企業の閉塞感に不安や不満を感じている人は、海外の半導体メーカーへの転職という選択肢があります。

世界では日本のエンジニアの評価は高くこれまでの年収よりはるかに高い年収とライフワークバランスが守られている待遇を手に入れる可能性があります。潤沢な研究資金や、ゆとりのある開発期間など研究に専念できる環境が整っていることが多いのも嬉しいポイントです。

グローバル企業ではこれまでのキャリアの内容が重視され、現地の人と専門用語を含むコミュニケーションを取れる高い語学力が求められます。

半導体エンジニアから異業種転職、年収を下げない求人の選び方

半導体エンジニアが現在の年収を維持したまま異業種転職するためには、キャリアと求人のマッチングが最重要課題です。キャリアとスキル、転職先が求める条件がマッチしてないと、単なる未経験転職と見なされ年収が大幅にダウン、やりがいも感じられない転職に終わってしまう可能性もあります。

転職を希望している企業がどのような技術やキャリアを求めているのか採用側の希望を正確に掴む必要があり、求人サイトから自力で探すよりも、転職エージェントを利用する方が転職成功の確率がアップします。転職エージェントは異業種転職するための最重要課題であるマッチングを行い、採用側の希望を把握するサポートもしてくれます。求人サイトなどに載っていない非公開求人の紹介もしてくれるので、転職活動が有利に進みます。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは日本最大規模の転職エージェントで、リクルートエージェントが抱えている非公開求人の中には技術系のエンジニアや設計の求人も多数含まれています。グローバル企業や外資企業の求人も豊富で、第二新卒からシニア層まで幅広い世代をターゲットにしているのも特徴です。

技術者の転職にはキャリアと求人のマッチングには分野に関する知識が問われますが、業界に詳しいキャリアアドバイザーが求人紹介を行い、転職活動をアシストしてくれます。

リクルートエージェント公式サイト

まとめ

日本の半導体市場の縮小で雇用そのものが不安定、仕事量が多く労働環境が悪い、仕事に関するプレッシャーがきついという理由から、半導体エンジニアが異業種転職を希望しています。

雇用の安定を望む人には業績が良い異業種の半導体エンジニア
キャリアアップや年収アップを望む人は、グローバル企業のエンジニア

がおすすめです。

半導体分野は技術の進むスピードが早く景気にされやすい業界ですが、転職サービスをうまく活用して、早いタイミングで前向きな転職を決断することをおすすめします。