会社の自分への扱いがひどい。「強く当たるのは、期待しているからだ」と上司は言うけれど、絶対そうとは思えない。

ここでは会社でなぜ理不尽な扱いを受けるのか理不尽な扱いを受けた時はどうしたらよいかについて紹介します。

また、利用できる相談場所も紹介するので、今会社でひどい扱いを受けて悩んでいる方は参考にしてみてください。

ノイローゼにもなりかねないストレス・・・乗り越えられないひどい理不尽とは?

上司・同僚に振り回される

会社での理不尽な扱いが最も多いのが、上司・同僚です。指示がすぐ変わる、方針がころころ変わる上司や同僚と一緒に働くと、振り回されて対応に追われストレスを感じます。

相手の理不尽さを指摘すると、威圧的な言動を取られることもあります。相手とは毎日顔をあわせコミュニケーションしなくてはならず、避けて通れない人間関係なので、とても厄介です。

取引先からの無理難題

理不尽な相手は社内だけとは限りません。取引先の企業の担当者が取引の条件について無理難題な要求を出したり、理不尽なものいいをしたりすることがあります。相手の言い分を持ち帰り、社内で上司に伝えると自分が交渉不足・実力不足とみなされることがあり、二重のストレスがかかります。

会社方針の不透明さ

直属の上司というより会社より理不尽な扱いを受けると、逃げ場がありません。遠方への転勤や、希望とは異なる部署への異動、納得のいかない賞与査定や降格など、収入や住む場所など生活そのものに大きな影響があり、ダメージが大きいのが特徴です。

なんでこんな目に?仕事で理不尽なことを言われるワケ

会社が社員をコマ扱いしている

理不尽な要求を日常的に社員にぶつけてくる会社は、社員のことをいくらでも替えが効くコマとして見ています。目立ったスキルや資格のない人を雇い、社員教育を十分にせず、やりがいのない仕事を長時間させるために雇います。

このような会社は経験・学歴不問などゆるめの条件で、つねに大量に社員を募集しているのが特徴で、どうにかして正社員になりたいと入社してくる人が被害に合いやすくなります。

ストレス解消に利用されている

理不尽な言動をする上司や同僚がいる会社は、企業全体がストレスの多い居心地の悪い場であることがほとんどです。会社の経営状態が悪く、人が足りない、労働環境が悪い状況で、相手もストレスを感じており、八つ当たりされてその人のストレス解消に利用されている可能性があります。

相手が自分の利益を優先している

取引先から理不尽な条件を一方的に突き付けられている場合は、相手がこちらの会社をパートナーとみなしておらず、自社の利益を優先している状況です。

反論すれば契約そのものの打ち切りをちらつかせます。こちらは契約を失えば自分の上司から責任を問われてしまうので板挟みになってしまい、なかなか理不尽から抜け出しにくい状況です。

理不尽な要求の上手なかわし方

次々とふりかかる理不尽は真に受けない

毎日のようにふりかかる理不尽でストレスが半端ではない、でも今の自分のスキルや経験ではすぐの転職が難しいという場合は、どのようにしたらよいでしょうか。残念ながら他人の性格を変えるのは難しく、相手に非を認めさせて職場環境をすぐに良くすることはできません。

ですが自分の身に降りかかる事柄について自分の捉え方を変えることで、楽になることはできます。相手に対して「この人はこういう性格」と割り切ってしまい、相手のいうことを真に受けるのをやめることで自分のストレスを和らげることができます。

受け入れたふりをする

また正面から歯向かわずに相手の言い分を一度受け入れた「“ふり”」をするのもおすすめの方法です。

100%言いなりになる必要はなく、一度相手の発言を受け入れたふりで相手を懐柔します。その後で相談の形をとって提案することで、自分がやりやすい方向へ上手く相手を誘導していくことができれば、仕事が進めやすくなります。

上司受けのいい社員の真似をする

理不尽な物言いをする上司は誰からも嫌われているものですが、中には上手く上司に取り入って、上手に攻撃をよけている社員もいます。そんな要領のいい人の言動や行動をよく観察し、上司への対処の仕方を真似するのもひとつの手です。

あまりにひどい場合は抗議もあり

あまりにも理不尽の度合いが酷く、上であげた対応ではやり過ごせない場合は直接抗議もやむをえません。

感情的な反論は自分に不利になりますので、抗議することを決めた場合は一緒に抗議する仲間を見つけ、相手の発言の録音をしたりメールの保存をしたり記録をとった上で抗議しましょう。

仕事での理不尽によるストレス。利用できる相談先はどこ?

まずは社内で相談

仕事での理不尽によるストレスは、自分の心身のケアとストレス源を絶つ両方の対応が必要です。ストレス源が上司なら上司の上司、同僚や取引先が原因なら上司へと社内で自分の置かれている状況を社内で相談します。

企業では産業医制度がありますので、産業医に社内での理不尽な扱いを受けているためにストレスが強いことを相談すると、産業医から企業へ環境の改善や、配置換えの働きかけをしてもらえることがあります。

外部の専門機関

企業の産業医は配置換えなどの働きかけはできますが、今出ている症状について治療や投薬を行うことはできません

会社での理不尽さからくるストレスが原因で、不安や睡眠障害などの症状が出ている人は精神科や心療内科の受診、カウンセラーなどの外部の専門機関での相談が必要です。

仕事のストレスで身体に影響が出ている人はすぐに辞めるべき

社内で相談しても状況が変わらない場合、仕事のストレスで身体に影響が出ている人は無理をせずすぐに退職すべきです。無理して今の会社で働き続けるメリットはありません。何もできない状態になってからでは遅いのです。

生活のために働かなくてはいけないという人は、休養を取っている間に転職サイトなどで求人を見るだけでも、他にもこんなに仕事があるんだと安心できるかと思います。

本格的に転職活動をするとなれば、転職エージェントを利用すればブランク期間の対応の仕方や、ブラック企業の排除などが可能です。

二度と同じ目に合わないためには、転職サービスを上手に活用し安心して働ける職場を探しましょう。

まとめ

日常的に上司や取引先、会社から理不尽な扱いを受けている人は、今の辛い状況を改善するには

上司のいうことを間に受けない
一度上司の言ったことを受け入れたふりをする
上司受けのいい社員の真似をする

といった対応で、理不尽から逃れるようにしましょう。それでもやり過ごすことができない場合は

直接抗議をする
社内で相談する
専門家に相談する

という対処法があります。

すでに理不尽が原因で心身に反応が出ている人はまずしっかり休んで、十分に回復してから転職サービスを利用し、環境のよい会社に転職することをおすすめします。