スポーツ選手の引退後の就職先はどう探す?

学生時代をスポーツ一色で打ち込んできたという人は少なくありません。親の影響で幼少時代から本格的に取り組んでいることもあれば、体を鍛える習い事の一環として続けてきたこともあるでしょう。部活動の延長で熱心に練習に励んでいる選手もいます。

しかし、社会人になっても実業団や企業の競技選手として携わっている場合、スポーツ一本で来てしまうと、引退後の去就で悩むことに成りかねません。

ビジネス経験がないスポーツ選手は、同期ともスキルに差がついてしまい、転職を視野に入れても、スポーツ意外に取り柄がないことで就職活動に苦労する羽目になってしまいます。そこで、スポーツ活動に一生懸命取り組んできた人が、セカンドキャリアを築けないわけ築くためにおすすめの就職先その探し方をここで紹介していきます。

就職・転職活動が社会問題化!スポーツ選手がセカンドキャリアを築けないワケ

スポーツ一筋がアダに

スポーツに打ち込み過ぎてしまうと、引退後を視野に入れていない場合が多くあります。指導者や周囲も現役時代は進路をフォローしてくれますが、現役を引退してしまうとサポートが不足がちになります。

プロ野球選手でも進路が未定になることも

2014年におけるプロ野球選手でも、戦力外などで現役引退した選手の内、17%が進路未定となっています。競技人口も多く、日本ではやったことはなくても誰もが名前は知っているスポーツの野球ですが、その頂点に君臨するプロ野球選手たちでさえ、野球一筋できたことから、セカンドキャリアを上手く築けないでいます。

解説者やコーチ、監督など、野球関連に就けるのはごくわずかな選手のみで、すでに引退した元選手たちもいることから、決まっている枠を熾烈に争うことになります。どのような職業につけばいいかわからないこともあって、進路が未定になるケースが多くなっています。

プロの場合も所属した企業での手厚い待遇が逆効果に

スポーツ選手は企業に所属している場合、仕事よりも競技を優先してもらえる場合が多くなっています。仕事時間も短めに設定され、精神面で負担にならないような職種を任されることがあります。もちろん、起きてからの朝練や仕事が終わってからの練習によっては帰宅時間も他の社員よりも遅くなることがありますが、周囲のサポートの上で成り立っていることもうかがえます。

スポーツ選手であっても、肩書は「〇〇会社勤務」となっていますが、実際は両立しているために仕事のスキルがなかなか身につかないことが懸念されます。

選手として終わったとき、所属企業で働き続けることが難しい状況

スポーツ選手として輝けるのは短い間だけです。ケガや年齢からの衰えからいずれは誰しもが引退を決意します。そのときに所属企業があると「社員として働けるのでありがたい」となりそうですが、実際にはそうではありません。

特に大企業で就職が決まったスポーツ選手は、これまで仕事で身に付かなかったスキルが露呈し、自身よりも若い社員に後れをとってしまっているケースがあります。引退後のセカンドキャリアに自信を無くし転職を考えても勤務年数と仕事のスキルに大幅な差が生じてしまう可能性が高くなります。

所属企業のまま社員として働いても、現役時代に優遇されていたことは一切なくなり、一般社員として大企業の有能な社員たちとともに仕事の成果を挙げるのは難しく、周囲から置いていかれます。これまで求められなかった仕事の成果を気にしなければならず、急に肩身の狭い環境に置かれて退職を決意することもあり得ます。

なんやかんやあってメンタルにくる元スポーツ選手も

社会人としてスポーツ選手になると、企業からの期待に応えなくてはならないというプレッシャーもあり、これまでの練習や試合での結果が伴わず、燃え尽き症候群が発生する恐れがあります。特に成績の伸び悩みやケガの影響で引退を決意する選手になると、その傾向は高くなります。

現役引退後に道を誤って逮捕される元選手も

陸上選手の花形といえばマラソンですが、世界陸上で入賞した経歴を持つ元選手も、コンビニで万引きして逮捕された経緯があります。この元選手はキャリアの絶頂時にケガによって現役を退いていますが、燃え尽き症候群の影響があることがうかがえます。

また、電車内で体液をかけた疑いで、暴行容疑で逮捕された元スピードスケート選手もいます。オリンピックでメダルを獲得しただけに非常に残念なことですが、2度も解雇を経験しています。競輪選手として再起し、病気に苦しみながらも活躍しており、コンサルティング関連の事業を立ち上げていました。

高校時代から超有名で甲子園を沸かせた清原和博氏もその一人でしょう。PL学園や西武ライオンズ、読売巨人軍と、常に優勝を狙える頂点のチームで主軸を任されており、結果を残し続けていました。しかし、野球漬けとなったことが影響し、引退後は指導者の仕事も舞い込まず、ついには覚せい剤取締法(所持)違反で逮捕されてしまいました。

薬物に手を染めてしまったのは、将来への不安からとされており、これだけ成功を収めた人気選手でもセカンドキャリアへの難しさは例外ではないことが分かります。

スポーツ選手が引退後の就職でリスクを負わないためには?

最も安全なのは一般企業への入社

元スポーツマンはビジネスマンとしての基礎が備わっています。経済産業省によると、職場や地域社会でさまざまな人と仕事をしていくために必要な社会人的基礎力として、「前へ踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つを挙げています。

これら3つの力はアスリートが成功するために必要なものと一緒であることがわかります。スポーツ選手は厳しい練習を重ねて自分を摂生している人がほとんどです。上下関係が厳しい学生時代を乗り越えてきた人もいるでしょう。職場での人間関係を乗り越えることができる社会人的スキルを持っています。

人と関わる、育てる職種に向いている

スポーツ選手は人と接する仕事に向いています。何がダメで伸びないのか、根本的に悩み抜くのを解決する資質に優れていますので、人を育てる職種にも向いています。また、引退後の職業に会社員を選んでいる元プロ選手も多くいます。大企業になるとハードルも高くなりますが、一般企業では社会人的スキルをもとに活躍し、職種スキルを築いていけることも可能といえるでしょう。

アスリートを専門にした就職支援も登場している

アスリートを専門にした就職支援もあります。現役プロ野球選手の多くは将来の不安を抱えたまま試合や練習に臨んでいます。そこで、現役を退いた選手に対し、セカンドキャリア用のサポートとしてアーシャルデザインを利用することができます。

この利点はセカンドキャリアを充実させることもありますが、何より将来への不安を軽減して野球に打ち込めるようにし、才能ある選手がセカンドキャリアを不安視することのないよう、プロの世界へと飛び込みやすくしています。

※アーシャルデザインキャリアアドバイザー

引退後、スポーツ選手はどうしてる?あるある就職先とその後の運命

指導者やコーチとしてスポーツに競技に携わる

引退後には監督やコーチといった指導者になるスポーツ選手は多く存在しています。しかし、一般的な指導者の立場になると年収は下がってしまいます。競技人口が多いプロリーグなら年収もたくさん期待できますが、そこに入れる人はわずか一握りといえます。スポーツ教室などの指導者になる場合も、年収はあまり期待できません。

元手のある元プロ選手は飲食店などを開業

プロ野球選手など年俸が高額な場合に多く見られるのが、飲食店の開業です。資金があり、知人の紹介などですぐに開業するケースが多く、経営を学ばないことがあるので、成功しているケースは少ないことがうかがえます。

元スポーツ選手が次に自分が輝くためのフィールドを見つける方法

スポーツ選手に備わった体力と精神力を十分に活かせるステージを見つけるには、自分だけで探すのは困難といえます。アスリート専門の就職支援は、まだまだ駆け出しのものが多く、業界や職種も豊富でない場合が多くあります。

ハローワークを利用しようとしても、アスリートの成績はほとんど評価されません。そこで、正社員就職に専門的な第三者を活用するのも一つの手法といえます。幅広い業界の求人を保有している総合型転職エージェントに相談するのはおすすめといえるでしょう。

体育会出身者の転職はアーシャルデザイン

アーシャルデザインは、ビジネス経験の無いアスリートの転職支援から始まった会社です。学生時代に部活動に打ち込んできた体育会出身者や元プロスポーツ選手など『スポーツ・アスリート人財』に特化した転職支援サービスです。

一般的な転職サイトには載っていない非公開求人・独自のスポーツ関連求人や、「スポーツ経験」や「スポーツで得た強み」を評価基準の一つにされている企業の求人を10万社以上の中から選抜し、業界・職種問わず多数保有しています。

スポーツ選手からセカンドキャリアをお考えの方や現役アスリートで競技とお仕事を両立させたい方へ、体育会出身者・スポーツ経験を持つスタッフが、履歴書・職務経歴書の書き方、求人紹介、選考対策等をサポートします。
エンジニア教育、未経験からITエンジニアへの高いノウハウもあります。

※未経験分野へ転職をお考えの方、希望勤務地が東京・千葉・埼玉・神奈川で20代限定です。

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まとめ

アスリートとしてこれまで活躍してきた選手は、引退後のセカンドキャリアを上手に形成出来ないことが多く、指導者や解説者などで成功しているのはほんの一握りの世界といえます。また、スポーツ教室などの講師になっても収入面では期待があまりできず、大企業に残ってしまうこともあります。

しかし、大手企業では専門的に仕事をこなしてきた有能な社員たちに後れを取ってしまい、会社にいづらくなってしまって退職を決意することも珍しくありません。自分で引退後に輝けるフィールドを見つけるのは難しいので、プロの転職支援サービスを利用したほうが成功に近づけるといえるでしょう。