
リニューアルによってどう変わった?
リクルートダイレクトスカウトは就職・転職支援サービスの大手、リクルートが運営しているサービスです。もともとこの転職エージェントは「キャリアカーバー(Career Carver)」という名称で運営されていましたが、2021年11月にリニューアルが行われ、この名称に変更されたうえで再スタートを切ることになりました。
そこで、リニューアルに伴ってどんな変更があったのか、なにか新しいサービスが始まったのかが気になるものです。実はサービス面に関してはとくに大きな変更はなく、事実上キャリアカーバーの頃と同じサービスを利用できる形となっています。
公式サイトにおけるリニューアルを報告したページでも「今回の名称変更によるサービス変更はありません」とはっきりと書かれており、従来どおりに利用できると考えて問題ないでしょう。
変更点としては、サービス名と公式サイトのURLとメールのドメインの変更、そしてロゴの変更などが挙げられます。利用する側としては、名称の変更とURLの変更以外にリニューアルの影響を受けることはほとんどないでしょう。
それよりも、リニューアルの3ヶ月前から新しいサービスとして開始された、企業からの直接スカウトのサービスのほうがより重要です。それまではヘッドハンターによるスカウトをセールスポイントとしていましたが、この新しいサービスの登場によって、企業が直接サービスの利用者に対してスカウトを行うことができるようになりました。
簡単に言えば、就職・転職先を探している利用者と企業とが出会う機会がより増えたということになります。この新しいサービスも含めたスカウティングのサービスをいかにうまく活用できるかが、理想的な就職・転職を実現するためのひとつのポイントとなるのでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの特徴は?
これから初めてこの転職エージェントの利用を検討している方は、新しいサービスだけでなく、このサービスの特徴を踏まえておくことも重要でしょう。最大のポイントは「ハイクラス案件をメインに扱っている」ことです。リクルートダイレクトスカウトによると、このサービスを利用して転職を実現した方の転職後の平均年収は900万円以上となっています。
求人も、800万〜2000万円台くらいが主流を占めています。つまり、もともと高収入の仕事についている方、高収入に値するキャリアやスキルを持っている方が、さらなるキャリアアップや自分に合った職場を探すために利用するサービスと言えるでしょう。
ハイクラス向けの転職支援サービスとしての面は、この転職エージェントの最大の特徴ともなっているスカウティング制度とも深く関わっています。先述したように、2021年8月から導入された新しいサービスによって、ヘッドハンターだけでなく、企業が直接利用者にアプローチすることができるようになりました。
とはいえ、登録すれば誰でもスカウティングされるというわけではありません。当然、ヘッドハンターや企業が目をつける、「この人材が欲しい」と思わせるようなキャリアやスキルが求められます。これは、後述する評判とも関わってくる部分でもあります。あちこちからスカウトの声がかかる人もいれば、一向に声がかからない人も出てくるわけです。
一球入魂スカウトは、自分の市場価値が高い
なお、このスカウティングサービスには、利用者なら誰でも受け取ることができる「通常スカウト」に加えてもうひとつ、「一球入魂スカウト」という制度も導入されています。ここでは、ヘッドハンターが限られた送信回数の中で利用者をスカウトする形をとっています。
つまり、ヘッドハンターが本当に「この人材が欲しい」と感じた人に厳選してアプローチをかける形となっているのです。それだけ好条件が期待できますし、この一球入魂スカウトのアプローチが来た人は、それだけ市場価値が高く、高い評価を得られる可能性を持っていることを意味しています。
登録制ヘッドハンターの保有求人をチェック
ユニークな点としては、利用者がヘッドハンターに相談できるサービスも用意されています。スカウトがかかるのを待っているだけでは転職の機会がいつになるかわかりませんから、利用者が自分から動いて、積極的にアプローチする機会も用意されているのです。
ヘッドハンターも登録したうえで利用する形となっており、利用者はベッドハンターのプロフィールをチェックすることが可能です。そのヘッドハンターがどんな業種・職種を得意としているのか、どんな人材を求めているのか、プロフィールで確認して、自分がそれに該当しそうだと思った場合に相談を持ちかけることもできるわけです。
ヘッドハンターが抱えている求人をチェックし、応募することもできます。ヘッドハンターは気になった利用者に直接アプローチしてスカウトするだけでなく、求人を公開して幅広く利用者の中から欲しい人材を選ぶことができるのです。
多数の求人を抱えている転職エージェントを利用する場合、多くの求人をチェック・確認するのはなかなか難しいものです。同様に、ヘッドハンターの側としても利用者ひとりひとりの経歴をチェックするのは難しいですから、このように求人で募集する仕組みは、利用者・ヘッドハンター双方にとってメリットがあります。
この求人をチェックする機能では、業種・職種はもちろん、勤務地や希望する年収といった条件を入力したうえで検索をかけることができますから、条件を絞り込んで自分に合った求人を探すことができます。スカウトの声がかかるのを待ちつつ、こうした求人のチェックやヘッドハンターへの相談を積極的に活用することで、より幅広いアプローチでハイクラスの求人の就職・転職を目指していくことになるでしょう。
リクルートダイレクトスカウト利用時の注意しておきたい点
このように、リクルートダイレクトスカウトは他の転職エージェントとはかなり異なった仕組みを持っているだけに、利用の際にはいくつか注意点もあります。先述したようにハイクラス案件がメインですから、そのハイクラスに見合う経歴がない方は、登録してもなかなか転職先を見つけられません。転職前の年収が800万円以上であることがひとつのボーダーラインとなるでしょう。
また、一般の転職エージェントでは不可欠のサービスとなっている転職活動のサポートが用意されていません。面接対策や履歴書・職務経歴書の作成といった準備はすべて自分で行う形となります。
すでに高いキャリアやスキルを持っている方を対象にしているサービスなので、こうした面はあまり重要ではないとも言えるかも知れません。ただし、この転職エージェントではヘッドハンターなり、企業が利用者の経歴を見たうえで、スカウトするかどうかの判断を行う形となっています。
しっかりとした経歴を書けないと、せっかく「高く売れる」スキルやキャリアを持っていても一向に声がかからない、というケースも出てくるでしょう。この点が不安な場合には、転職支援サービスも行っている転職エージェントを並行して利用する、あるいはキャリア相談や転職支援をメインに手掛けている転職支援サービスを利用するなどの対策も必要になってくるかもしれません。
リクルートダイレクトスカウトの評判は?
かなり特殊なサービス内容となっているだけに、実際に利用した人たちの評判が気になる方も多いでしょう。良い評判では、やはりハイクラスの求人が多い点がよく挙げられています。
「ほかの転職エージェントでは考えられないような高待遇の職場に転職することができました!」
「スカウト制度を通して、自分のキャリアやスキルがどの程度の価値があるのか、市場価値を知ることができるのも、このサービスの良い点だと思います。」
マイナス評価では、なかなか自分に合った求人が見つからない、またはスカウトメールが多すぎて扱いが面倒、といった声も聞かれます。
「高収入の求人が多いのはいいんだけど、なかなか理想に合ったものが見つからなくて、少々面倒になってしまいました。」
「スカウトの連絡が来るのはよいのですが、たくさん来すぎて一つ一つチェックするのが面倒です。見過ごしたメールの中にピッタリのものがあったり、なんて残念なこともありそうです。」
いずれにしろ、ハイクラスの転職を目指している方にとっては見逃せないサービスとなるのは間違いないでしょう。
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